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太陽がくれた季節: 東海道五十三クリング(20)

最終日の朝です。
今日は亀山宿を出発し、午後には最終目的地の京・三条大橋に到着する予定です。

夜が開けました。
これまでの5日間は日照り続きだったのですが、今日だけは曇り空です。
もうここまで来たら、とことんまで太陽に付き合ってやろうと思っていただけに、少々残念です。

これから登る鈴鹿峠の方を見ると、低い雲に包まれています。
現地の気温は低いかもしれません。暑いのは平気な質ですが、寒いのは大嫌いな僕なので、ちょっと先行きが不安になります。主に雨対策として新調したウィンドブレーカーの出番がこれまで一度もなかったのですが、今日は鞄から取り出しやすい位置に収納して向かいたいと思います。
雲のガスの中に突入すると、視界がものすごく悪くなるでしょう。自分で道が見えなくなることももちろんですが、自動車の運転手からも僕の姿が見えにくくなります。そのために接触事故が起きやすくなると考えられます。LEDのテールランプがちゃんと点くか念入りに点検してから出発したいと思います。

もちろん、危険を感じたらその場で足を止めたり、引き返したりする慎重さもしっかり準備して出発したいと思います。

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