今、日本橋に立っています。
いよいよ東海道五十三クリングをスタートさせます。
旅の様子はこちらをご覧ください。
なお、僕は東京の日本橋を今までに一度も見たことがありませんでした。
東海道五十三次の旅を始めようかどうしようか迷っていたときに、『旧東海道の旅 完結編: 焚き火のまえで』という文章にめぐり合いました。
ひとどおりが激しく、橋という面影もあまり感じられないその様子にすこしがっかりした。でもそんなことはわかりきっていたことであるし、それに日本橋といったら今も昔も日本の中心なのである。日本が大きく変わったというのであれば、この日本の中心こそがいちばん変わっていてしかるべきなのだ。
この1パラグラフを読んで、心が震えました。
「どうしても日本橋を見てみたい。日本の中心に立ちたい。日本の変わった様子を知りたい。」と思いました。
実は日本橋に来ることこそが、今回の旅の半分を占めています。
1日目の朝で、すでに僕の旅は折り返し地点なのです。おかしなことに。
しかし、逆に言えばまだ半分旅は残っています。安全に気をつけて、精一杯楽しんできます。
行ってきます。