「ついノリで・・・」と誰に向けるでもなく言い訳している当方が、NHK『本日は大安なり』の第2回「疑惑の花嫁」を見ましたよ。
ウェデイング・プランナーのリーダー格・杉浦薫子(浅野ゆう子)は駐車場に不審な車が停まっているのを見つけた。運転席には誰か(岡田義徳)が乗っているようにも見える。しかし、杉浦が警備員を呼びに行っている間に乗っていた人物は姿を消していた。気にはなったが、それ以上調べることはやめた。
駐車場を去ろうとした時、掃除係(白石美帆)が様子を伺っていることに気づいた。見かけない顔だったので、杉浦は彼女に話を聞いた。すると、その掃除係は今日から働き始めたばかりだという。子供のいない専業主婦だったが、夫と離婚協議中であり、仕事をする必要があるとのことだった。
【相馬家・加賀山家】
新郎・相馬映一(福士誠治)を試すために、新婦・加賀山妃美佳(谷村美月)は双子の姉・鞠香(谷村美月・二役)と入れ替わった。姉妹の両親ですら、ふたりの入れ替わりに気づかなかった。
新郎・映一もまだ気づいた様子はなく、入れ替わったまま誓いのキスを行った。
妃美佳の姉に対する恨みは高校時代に遡る。華やかでみんなの人気者だった姉・鞠香に比べて、メガネをかけて地味な妃美佳は暗い青春を送っていた。
そんなある日、妃美佳は男子生徒に突然キスされた。ただしそれは、鞠香と勘違いされたものだった。しかし、それでも妃美佳は嬉しかった。それをきっかけに、その男の子のことを好きになってしまった。妃美佳の初恋だった。
しかし、妃美佳の初恋はあっという間に終わった。
事件を知った鞠香が騒ぎ立てたのだ。もう二度と自分たち姉妹の前に姿を表さないよう、相手の男に猛抗議した。妃美佳は自分の恋心を言い出せるはずもなく、相手とはそれっきりになってしまったのだ。
自分の代わりに近いのキスをする姉を見て、妃美佳はますます不愉快になった。結婚式が終わるまで気付かれないままだったら、自分は映一によって殺されるも同然だと思った。
【東家・白須家】
新婦・りえ(霧島れいか)の連れ子・真空(加藤清史郎)は、母の結婚を妨害すべきだと思った。
新郎の誠(渡部豪太)のことが信用できなくなったのだ。見知らぬ女(鳥居みゆき)と密談をし、リンゴに毒を仕込む計画であることを知った。母は披露宴で白雪姫の扮装をする。そのどさくさに紛れて殺害しようとしているのではないかと思うのだ。
そもそも新郎の誠は、新婦・りえの親族からよく思われていなかった。
まだ学生の身分で、婚約指輪すら準備することができなかった。それに、四十路のパート社員で連れ子までいるりえと結婚したがるのも通常では考えられないことだ。もしかしたら、保険金目当ての殺人を企んでいるのかも知れない。
真空は、母を守れるのは自分しかいないと思った。そこで、母が使うはずだった白雪姫のカチューシャを持ち去ることにした。扮装ができなければ、毒リンゴが使われることもないと思うのだ。
【戸倉家・大崎家】
トラブルメイカーの新婦・大崎玲奈(星野真里)の周囲でまたしても問題が持ち上がった。
神前式を行う予定なのだが、予定していた神主が来れなくなってしまったのだ。ただしこれには、複雑な事情が絡み合っている。
玲奈は洋式の結婚式を行いたかったのだが、新婦の母・十倉和子(角替和枝)の強い意向で和装の神前式となった。けれども、その決定がギリギリまで遅れてしまった。もっと早くに決まっていれば神主の予定をおさるのも簡単だったのだが、土壇場までもつれ込んでしまったせいで、プランナーの山井(優香)らが確認をし忘れてしまったのだ。
急遽代理の神主を探そうとしたものの、大安の日なのでなかなか代役が見つからなかった。苦労の末、やっと確保することができた。しかし、挙式時刻が予定より15分遅れてしまうことになった。
正直に理由を話すと玲奈がへそを曲げることが予想された。そこで山井らは自然に開始時刻を遅らせる方法を考えた。
実は玲奈は妊娠している。そのため、帯がとても苦しそうである。気付け係が機転を利かせ、衣装を脱いで休憩することを提案した。我慢し難かった玲奈は素直にそれに従った。
そこへ、折り悪く新婦の母が控え室に入ってきた。彼女は、新婦が妊娠していることは世間体が悪いと皮肉を言い出した。苦しくてイライラしている玲奈も、その皮肉に応戦した。場の空気は悪くなる一方で、玲奈はますます機嫌を悪くしていくのだった。
玲奈がトイレに立った隙に、気付け係は神主の到着と玲奈の再着付けのタイミングとを電話で相談した。けれども運悪く、ちょうど帰ってきた玲奈に真相がバレてしまった。自分に報告なく式を遅らせようとしていることに激怒した。
ついには山井に向かって、山井は自分のことを嫌っている、だから自分の式をぶち壊そうとしているのだと文句を言い始めた。
元来喧嘩っ早い山井は、怒りを堪えるのに苦心した。
最大の見所、それはやはり何と言っても谷村美月のウェディングドレス姿でしょう。ブサカワ(と書いていつも多くの批判を受ける)好きの当方としては、谷村美月の純白新婦姿を見れるだけで眼福です。
その上、チャペルに入場する直前、ドアの所で谷村美月が一礼します。その時、隠れ巨乳で有名な谷村美月の谷間がバッチリ見えました。あのシーンだけで、このドラマの評価はウナギ登りです。
あのシーンがあったからこそ、今週分もまとめ記事を書きました。
来週は多分書きません。あまりに登場人物が多く、話も込み入っているので、まとめるのが大変すぎる。