「誕生日にはカトレアを忘れない 優しい人だったみたい」というのは、杏里の『オリビアを聴きながら』の一節なわけで。アラフォー以上なら胸キュン間違いなしの名曲。我らが山瀬まみさまも好きな曲だと言っていた(四半世紀前のコメントだけれど)。
しかし、19歳くらいの女の子にはわからんだろうなぁ、と思う。
ところで先週、ベビーフェイスでポニーテールのよく似合う某女の子が19歳の誕生日を迎えた。
何かお祝いをしてあげようということになったのだが、カトレアを贈っても意味をわかってもらえん可能性が高い。19歳の女の子はシルバーリングをもらうと幸せになれるというジンクスをどこかで聞いたことがあるような気もするが、不惑のおっさんからそんなものを貰ってもキモいだけに違いない。
30秒ほど思案した挙句、「そうだネイルのプレゼントはどうだろう」と思い至った。近鉄奈良駅徒歩圏内に親しい友人がいて、彼女がネイルサロンを開いているので、そこでネイルケアさせてあげるのが良いと考えた。
19歳のベビーフェイス(中略)某女の子は長い間ピアノのレッスンをしていて、爪を長く伸ばすことはできなかったという。そのため、興味はあったものの、これまでネイルをしたことはなかったのだという。
そんなわけでトントン拍子に話がまとまり、本日夕、彼女を知人のネイルサロンにご案内した。
そして、出来上がったのがこれ。
とても可愛らしく仕上がった。本人もとても気に入ってくれたみたいで良かった。
右手薬指と左手中指に描かれたレース模様が特にかわいい。
今まで一度も爪の手入れをしたことがなかったとのことで、自分の爪が不細工なのではないかとちょっぴり恥ずかしがっていた彼女だけれど、プロにケアしてもらったらちゃんときれいになった(いや、僕から見たら、施術前も若々しいきれいな爪に見えたけど)。
ネイルケアってのは、単に爪にマニキュアを塗るだけじゃないんですね。爪の生え際の薄皮を処理したり、何種類かの塗料や薬品を塗ったり、保湿液みたいなのを擦り込んだりいろいろするんですね。所要時間は両手で1時間ほどでしょうか。物珍しくて、ガン見させていただきました。
彼女は某社でインターン中のため派手な爪は避けたいとのこと。そんなわけで、爪に色は付けないことにした。けれども、無地のままだとどうも地味すぎる。
そこで、当方の知人たるネイリストが「シンプルな花柄かレース模様を入れては?」と提案した。客の事情に合わせて適切な助言のできるところがすごいなぁ、と。幾つかサンプル写真を見せてくれて、その中で上記写真のようなレース模様を選択したという次第。両手に1指ずつアクセントのように描かれているのがシックでええなぁ、と。
当方の知人がやっているネイルサロンは爪師 Nail Techです。
最近はすっかりご無沙汰ですが、僕も昔に何度か爪を塗ってもらったことがあります(黒くて悪そうなやつ、花柄の乙女チックなやつ、シャア専用)。
腕は確かです。お勧めです。
国内に60万人だかのネイリストがいるそうですが(すげーな。数聞き間違えたか?民間のなんらかのネイル検定を受けたことのある人が約55万人で、その他なんやかんやが5万人くらいと見積もられてるらしい)、その中で2000人ほどしか有してない資格を取得したとか。
小ぢんまりとやりたいので連絡先等は非公開にしてるそうですが、当方経由で紹介させていただきます。ぜひお問い合わせください。