サラリーマンである当方は、先週ボーナスの支給を受けた。前回のボーナス支給が2013年12月だったので半年ぶりのことである。ていうか、6月と12月に特別手当が支給されるのは日本の一般的な慣習なので、わざわざたいそうに書くほどのことでもないが(個人事業主とか非正規雇用の人とか、企業の業績に依るから必ず貰えるものではないとかを言い出すとややこしくなるので、ここでは置いておく)。
ボーナス支給を一つの節目だと考えて、去年の12月から今月にかけて何があったかなぁとつらつら半年間を振り返ってみた。その結果、思い起こされることは女のことばかりだった。
僕にとって生涯の大親友と言える女の人と仲違いしそうになって激しく落ち込んだことがあったり、勤務先の隣の席に19歳女子がやってきて色めき立ってしまったり、勤務先の後ろの席にショートカットの別嬪人妻さんがやってきてズキドキしたり、勤務先の斜め後ろの席に某大学で総長賞を受賞したカワイコ才女がやってきて華やかになったり、ネットサーフィンしていたら元カノの娘の写真を見つけてしまいそのあまりの母親似ぶりになんだか辛い思いをしてみたり、・・・(中略)・・・ルクエのスチーマー貰ったり、ウィスキー貰ったり、サイン本貰ったり、カキ貰ったり、しりとりしたり、枚挙に暇がない。
とにかく色々あったわけだが、特によく心に引っかかっていることが2つある。
ひとつは、昨年12月の人工知能学会の学会誌の表紙問題だ。女性の自由が束縛されているかのように見ることができ、女性差別的な表現ではないかとちょっとした騒ぎになった。問題となった表紙はこちら、後日出された学会の弁明はこちら。
もう一つは、先月の東京都議会でのセクハラ発言騒動。塩村文夏議員の質問中に、男性議員から女性差別的なヤジが飛ばされたという事件。経緯等がwikipediaにまとめられている。
これら2つの具体的な騒動に関しては、僕は自身の判断を表明しない。僕自身が正確に事情を把握しているわけではないので何とも言えない。人によって色々な立場がありうるだろう。そのことで読者と言い争いをしたいという気持ちもないので、何も言わないことにしようと思う。
ただ、個別の事例については口を閉ざすが、一般的な問題として女性差別には断固反対したいと思う。
細かい議論は割愛するが、男性も女性も等しい基本的人権を有していてしかるべきだと信じているし、差別されていると思った人は自分自身への教育的投資をしなくなり、従って社会全体の生産性が不当に低下させられてしまうと信じるからだ(統計的差別の議論)。
女性差別に対しては思いっ切り反対したいのだけれど、この感情のはけ口をどこに持っていけばいいのかわからない。
わからないので、とりあえず、女性の権利回復のために活動しているアムネスティに対して、先週もらったボーナスの中から少しだけ寄付させてもらうことにした。
ご清聴ありがとうございました。
【追伸】
大学の後輩のかわいこちゃん(♀)が現在スリランカに駐在しています。彼女は現地の紅茶農家を支援する仕事をしています。現在、有機栽培のための堆肥製造設備の建設を目指しているそうです。80万円の資金が必要で、現在77万円ほど集まっているそうです。あと一息。
くわしくはこちらをご覧ください。
ごく微力ながらお手伝いさせていただきました。
もういっちょ。
現在、『スターウォーズ エピソードVII』の制作が行われているそうですが、UNICEFとタイアップして児童支援のためのチャリティー・プログラムを展開しています。寄付額に応じてスターウォーズグッズが貰えるほか、抽選でロンドンの撮影スタジオに招待され、キャストとして出演もできるそうです。
こちらは、すでに10年来の付き合いになるネットゲーム友達(きっかけは Starwars Galaxies だった)の素敵人妻 mimiza っちから紹介してもらいました。紹介を経由して寄付すると、当選確率が上がるとか?以下のリンクからお願いします。
スター・ウォーズ™/エピソード7: 募金活動のために UNICEFイノベーション・ラボとプログラム
こちらからは以上です。