版画を作ったり、立体造形やったりしている美術家・田邊竜太さんが、僕のために名刺入れとケータイストラップを作ってくれた。
いずれも革製で、まっさらな状態もきれいだけれど、使い込めば使い込むほどアジが出てきそうで、育てて行くのが楽しみである。
名刺入れはこれ1個きりだが、ケータイストラップは10本作ったそうだ。
噂によると、田邊さんのblog(今回の製品の作成過程とかも見れる)でのプレゼントとか、SWGのイベントの賞品に提供されるとのこと。
写真を見て気に入った人は、要チェックですよ。
そもそも、彼に名刺入れを作ってもらうことになったいきさつは、2005年にさかのぼる。
もともとは Starwars Galaxies というMMORPGで知り合い、ネット上だけのお付き合いだった。
その年の夏、東京に行く用事があって、ちょうどよい機会だったのでリアルで会ってみることにした。
そのとき、彼の使っている革の名刺入れがすごくかっこよかった。聞けば、彼の手作りだとか。
初対面にもかかわらず、酒の勢いを借りて「そういうヤツ、俺も欲しい作ってくれ。」とリクエストした。
酒の勢いもあったのか、彼は快く製作を約束してくれた。
それから3年弱。
一向に名刺入れができる気配はなかった。
去年など、「はよ作れ」と公衆の面前で皮肉な催促をしたにもかかわらず、なかなか出来上がらなかった。
それが、今年やっと完成して(ていうか、やっと作り始めて)、今日ついに僕の手元に届いたのだ。
かなり嬉しい。
嬉しいので、早速、自分の名刺を入れたりした。
本人の能力も、名刺の字面も何も変わっていないのに、カッコイイ名刺入れに入れただけで、どことなく”デキる男”風に思える、不思議な魅力を持っている。
ただし、blog に掲載するために自分の名刺にスミ入れしたら、あっという間に “ダメな男とその名刺入れ” に見えてしまった。悔しい。
読者に注意を喚起しておくが、これは、無様に写真を修整したからカッコ悪く見えるだけで、もとの写真を見たらすげぇカッコイイし、実物を見たらそれだけで「木公に抱かれてもいいかも」と思えるだけのカッコよさだよ。
この名刺入れの製作中、彼は遅れてしまったことに申し訳なく思ったのか、何かオマケを作ることを持ちかけてきた。
手元に半端な革があるから、何か欲しいものはないか、と。
材料となる革を見せてもらって、2つのことが頭に浮かんで、ケータイストラップをお願いした。
1つは、僕のケータイのジャケットに最適な模様であること。
出来上がったストラップを早速つけてみたところ、見事に映える。
俺の目に狂いはなかったぜ。
(なお、写真をクリックして拡大すると、ウィンドウに山瀬駅が写っていることも確認できる。山瀬仕様にカスタマイズされている)
もう1つは、他の人とこの喜びを共有したいということ。 僕一人が持っていても嬉しいのだけれど、他の人と「お揃い」という価値が加わればもっと嬉しいだろうと思った。工業製品とかのお揃いはあんまり嬉しくないけど、少量ハンドメイド品のお揃いは嬉しいじゃん。
そこで、革を小さく小分けにして、ケータイストラップを大量に作ることをリクエストした。
上の方にも書いたけれど、田邊さんのblogなどでプレゼント募集があるだろうから(あるんじゃないかなぁ、あるといいなぁ)、気に入った人は要チェックですよ。
ケータイストラップは、全部で10本あって、全てシリアルナンバー入りだ。
僕の手元には “000” と刻印されたヤツが届いた。
ウチのストラップの兄弟(もしくは、サイボーグ戦士)が、どこにもらわれていくのか、今から楽しみである。
田邊さんのストラップを経由して、social network が広がるかもしれないと想像するのも、ちょっと愉快だ。
約束の名刺入れをgetするまで3年かかったけれど、それだけ待った価値はあったと思う。
すごく素敵な名刺入れとケータイストラップが届いた。
そして、ケータイストラップが縁で交友関係が広がる(かもしれない)ことも楽しみで仕方がない。
本当にありがとうございます。
作った人: Ryota Tanabe Web Site
【NG】
獣の匂いがするかもしれないが、君のゴハンじゃないのよ、あるむちゃん。
こんなに立派な記事にしてもらってありがとうございます。
今度は違うデザインの名刺入れなんぞチャレンジしてみたいとおもいます。
携帯のデザインとストラップの色がこんなにもマッチしている事におどろきです。
あるにゃんも名刺入れに興味津々のようで、彼女へのプレゼントもなにか入れておけばよかったなw
あるむは
「ウンチを砂に埋める手で触るんじゃねぇ」
と叱りつけたら、おとなしくなりました。
彼女へのプレゼントは、革を丸めたボールさえあれば1日中遊んでると思います。次回、どうぞよろしく。
名刺入れの次回作へのアイディアとしては、2つに仕切られているデザインにすると機能的かもしれません。
自分の名刺と、人からもらった名刺を別に分けてしまっておけると嬉しいからです。
#もしくは、仕事用とナンパ用の名刺を使い分けるとかね。
コアファイター名刺入れ
田邊竜太作のカッコいい名刺入れをもらってホクホクしていたところに、コアファイター型の名刺入れ(変形ギミック付き)の情報を知ってしまった。
うちのお嬢様も革のにおいが大好きです。
革靴や革製カバンを見つけると、抱え込んだりスリスリして
ウットリと恍惚の表情を浮かべています。
そして。
お気に入りの革製ストラップは歯形をつけられました。
それも使い込んでイイ味が出てきた頃に(涙)
友達からのプレゼント品だったので被害が大きくなる前に
外し、今はお嬢様に見つからないところへ隠しています。
木公さんも「あるにゃんのサイン入り」にならないよう、
お気を付けくださいね。
幸いなことに、あるむは革製品にかじりつくことはありません。
その代わり、ケーブル類をカジカジするので困ってます。ネット用の光ケーブルがやられたことは前にblogに書いた気がするし、その他にもケータイの充電ケーブルとか、つい先日はMP3プレイヤーのイヤホンとか。
これがムカつくんだなぁ。
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