先日のビデオで使用した衣装の紹介。
頭に被ったマスクは、(株)オガワスタジオの「ナイスガイ」という商品。
良くできたマスクでしたが、被った後は顔や髪の毛がゴム臭くなって難儀しました。目、鼻、耳にそれぞれ穴があいています。視界、呼吸、聴覚に一応の配慮がされていますが、あまり期待してはいけません。スリラーのダンスは2分強あったのですが、1回おどると頭部が汗だくになって、マスクの内部がビッショリになりました。
少し大きめに作られているので、踊るとすぐにズレてしまいます。頭にタオルを巻いて、後頭部に結び目を作ると、その結び目が引っかかってうまく固定されました。汗取りにもなるので、タオルは必須です。さらに、ゴムに引っかかって髪の毛が抜けるので、薄毛の気になる人は本当にタオル必須です。
ライセンスを取っていないらしく、Michael Jackson と表記できず、「ナイスガイ」と書かれているところがチャーミングです。なんでナイスガイなのかわかりません。
パッケージには、なぜか赤いオープンカーに乗っている姿が描かれています。僕は購入3日目くらいに気づいたのですが、どうやら Thriller のPVのオープニングでMJが載っている車(ガス欠するやつ)らしいです。
ちなみに、鼻が少し歪んだ成形になっていました。単なる工程ミスなのか、MJの鼻整形失敗を再現したものなのか、僕にはよーわかりません。
また、MJはスリラーの時代は浅黒い肌だったのですが、BAD以降は真っ白な肌になります。それに対応するように「美白のナイスガイ」という姉妹商品があるところがすごいです。
衣装は、株式会社クリアストーンの「ゾンビスター」という商品を利用しました。
こちらも商標の関係でギリギリのネーミングなのだなぁと、会社の心境を慮ってしまいます。
エナメル100%で、化学繊維特有のテカリがありますが、Thriller のPVでも妙にテカテカした衣装が使われているので似てるっちゃ、似てます。黒のV字ラインは完璧と言っていいほどのデキです。ただし、いかんせんペラペラの薄々で着ているとしょんぼりした気持ちになってきます。前面はマジックテープで止めるようになっていますが、あのペリペリという音もどこか哀愁を誘うものがあります。
PVのMJはジャケットの腕まくりをしているので、同じように着ようと思いました。しかし、袖口が広くて腕の細い人だとうまく止まらずに、ズルズル落ちる感じです。
改造ポイントとしては、肩パッドを入れてやると、よりMJらしくなると思いました。
この製品にはパンツも同梱されていたのですが、こいつのデキが悪かった。付属のパンツは横に黒いラインが入っているのですが、PVで確認するとそのようなラインは入っていない。
偶然僕は、赤いパンツを持っていたので、それを着用しました。たまたま色もちょうどいい感じでした。ユニクロ製だけど。
貸しスタジオでは土足厳禁で、ダンスシューズとか上履きとかが必要でした。そういったものを持っていなかったので、靴屋さんで新たに購入してきました。
MJ はいつもローファーを履いているので、そこもきちんとあわせてみました。靴が固くて踊りやすいとは言えませんでしたが、どうせ下手くそなんだからいいや、と割りきってました。ただし、靴底が硬くて、床でドンドンと響くのはダメな感じでした。一番下手くそな僕が、妙なリズムを刻むかたちになるので、他の人達のタイミングを壊しちゃったかもしれない。
#ビデオを見返すと、僕の足音と音楽の不整合ぶりったらない。
靴下も細かいこだわりのポイント。MJ はいつも白い靴下を履いているので、そこもあわせてあります。
ところで僕は、高校生の時に白い靴下を卒業して以来、1足も持っていなかったので慌てて買いに行きました。もちろん、3足セット1,000円のものですが(予備を入れて、白を2足買って、普段使いの黒いヤツを1足買った)。
アピタ精華台のRight-onで、純粋にクツシタだけを購入したのですが、レジのお兄さんが「Kusushita」というネームプレートを付けていて、爆発的に笑ってしまう寸前でした。まいった。
撮影のために、いろいろありがとうございました!
このお礼、密かに考えておりますのでまた☆
ほとんど自分の楽しみのためにやったようなものですから、お礼とか気を使ってくださらなくて結構ですよ。
でも、なにかしらサプライズネタを仕掛けてくれるのでしたら、楽しみにしてますです。