2年ほど前に、『アフタースクール』という映画を見た(その時の記事)。見る者の予想の裏をかく、なかなか良い脚本でとても小気味いい映画だった。
脚本・監督をつとめた内田けんじが、『アフタースクール』よりも前に脚本・監督をした映画があると聞いたので見てみた。
それが『運命じゃない人』。
『アフタースクール』(大泉洋、堺雅人、佐々木蔵之介ら)に比べると出演者が地味で、名前も聞いたことの無いような俳優ばかりで、少々ショボイ感じもするが、脚本は『アフタースクール』に匹敵するか、それ以上の面白さだった。
ストーリーは、婚約者のもとから一人立ち去る女性と、恋人に捨てられたうだつの上がらない会社員男性の運命が交わるところから始まる。ここだけ見ると、ひじょうに地味で、へたをすると眠ってしまいそうな展開。
ところが、途中から狂言回しが代わり、同じストーリーを別の視点から描くという展開になる。ここからはスピーディーで、まったく目が離せない展開。良くできたシナリオに舌を巻く。
予告編映像は見ないで、先入観なしに見ることをおすすめします。その方が絶対に楽しめます!
一応、公式サイトへのリンクは貼っておく。
「運命じゃない人」公式サイト
この映画は、半年くらいまえに某女性に紹介してもらいました。今日やっと見ることができました。紹介ありがとうございました。
ちなみに、某女性っつーのは、当blogで「マスクといえば、あの人!」と言われている人です。
乙女パンツゴムマスクとか、黄金のマスクとか、いろいろ言われています。当方によって、勝手に呼ばれてるだけですが。
中村靖日, 霧島れいか, 山中聡, 山下規介, 板谷由夏
エイベックス・マーケティング・コミュニケーションズ ( 2006-01-27 )
おすすめ度:
エイベックス・マーケティング・コミュニケーションズ ( 2006-01-27 )
おすすめ度:
サイテーなハンドルでございます。
映画のこと覚えていてくださって嬉しいです。これ観たときは、ひさしぶりにわくわくするような監督さんが現れたなー!って感激しました。
あ、先日、私も半年くらい前の木公先生おすすめ映画「南極料理人」を観ました。面白かったです。ベーキングパウダーでラーメン麺作りたくなった!!
半年くらいまえに、黄金の乙女パンツゴムマスクさんに「暴力脱獄」も勧めてもらいました。
「見ていて気持ち悪くなる映画」の代表として。
見たら、本当に気持ち悪くなりました。
一方で「運命じゃない人」は面白さ一押しとして紹介してもらい、全くそのとおりでした。
パンツゴムマスクさんの映画評は的確だと確信するに至りました。またなんか教えてください。