NHK『ブギウギ』第116回

昨日からずっと咳が止まらなくて意気消沈している当方が、NHK朝の連続テレビ小説『ブギウギ』の第116回めの放送を見ましたよ。

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第24週『ものごっついええ子や』

愛子(このか)が3日間も学校を休んでいる。
せっかく新しい友達・一(井上一輝)ができて学校に行くのも楽しくなった矢先に誘拐騒ぎが起き、鈴子(趣里)から登校を禁じられた。そのせいで一と遊ぶ約束を破ってしまうことになったからだ。あろうことか一の父(水澤紳吾)が誘拐犯として逮捕され、一は遠い親戚に預けられることになった。愛子は一と別れの挨拶すらできなかった。
愛子はこういった一連の出来事は、自分の母が有名人であることに起因していると思い、腹を立てていた。

鈴子は、愛子と一をもう一度合わせてやる必要があると思った。そこで刑事・高橋(内藤剛志)に頼み込んで、一を家に連れてきてもらった。
初めは恥ずかしそうにしていた愛子と一だったが、すぐに打ち解けて仲良く遊んだ。ふたりとも一の父が起こした事件のことは理解していたが、何事もなかったかのように打ち解けていた。

帰り際、愛子は一に自分の少女漫画雑誌を渡した。ボロボロになった漫画雑誌1冊しか持っていない一へのプレゼントだという。一は女物の漫画なんて読めないと悪態をつきながらも、喜んでそれを受け取った。
こうして愛子と一は友情を確かめ合った。

さらに一は、鈴子に向かって生意気にも忠告をした。愛子は有名人の子どもだと言われてからかわれたり、鈴子が忙しくて寂しい思いをしているというのだ。鈴子は素直に聞き入れ、気をつけることを約束した。

この一連のできごとで、鈴子と愛子の母子関係も改善された。
鈴子は、愛子に寂しい思いをさせないことや、いい子に育つようにと必死になっていたが、その心配をよそに愛子が優しくていい子になっていることに気づいた。そのことを愛子と話し合った。愛子も、自分が一番会いたかった一を鈴子が連れてきてくれたことに感謝した。

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今週、すごくつまんなかったんだけれど、それは僕の体調がよくなかったせいかもね、そうかもね。そういうことにしておきます。

ていうか、遠い親戚のところに行くことになった一(井上一輝)なのだけれど、鈴子(趣里)が一時的に預かるという線はなかったのかね?
愛子(このか)はすごく喜ぶはずだと思うんだけど。彼の父(水澤紳吾)も執行猶予がつくだろうと予想されているので、そんなに長い期間でもなさそうだし。鈴子の財力なら小学生男子ひとりくらいなんとかなりそうだし、家事手伝いの大野(木野花)もいるから目は届くし。

ていうか、ていうか、そもそも鈴子が血の繋がりのない梅吉(柳葉敏郎)とツヤ(水川あさみ)に大切に育てられてきたんだよね。鈴子本人はそのことをよく知っているわけで。
鈴子はそんな両親を心から尊敬しているわけで。なぜ自分も同じように、よその子を一時的にでも預かって育てようと思わなかったのかね。

ていうか、ていうか、ていうか、あの両親なら絶対に即座に一を預かってたと思うんだよ。
もう出番は無くなっちゃったけど、両親がやってた銭湯にはゴンベエ(宇野祥平)という従業員がいて(その後、銭湯を継いだ)。彼が記憶喪失で困っていたところを、梅吉が助けて住み込みで働かせていたわけで。
(再掲)鈴子はそんな両親を心から尊敬しているわけで。なぜ自分も同じように、よその子を一時的にでも預かって育てようと思わなかったのかね。

つーか、昨日の時点では僕は、鈴子が一を引き取る流れになるんだろうなと予想していたわけで。だって、そういうのが裏テーマにあるようなドラマだから。ただ、それにしては一の子役が地味だし、今後の出演に耐えられるかななどと余計な心配もしていたわけで。
それがなんだよ、一時だけ会って終わりかよ。がっかりだ、ああ、がっかりだ。

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