本日、東大の安田講堂で開催された『赤をまとい女性の心臓病を考える2025』というイベントに参加してきた。
動機は単純で、パネルディスカッションのゲストして我が最愛の山瀬まみが登壇するからだ。
実際に参加して当方が得た成果は、端的に図示すれば以下の通りである。
ちょっと早めに安田講堂に到着し、開場と同時に6人目くらいで会場入り。自由席とのことだったので、可能な限り前方中央に陣取った。
全2時間のプログラムのうち、前半は2名の医師による講演。
後半の30分ほどが山瀬らによるパネルディスカッション。事前にパネリストの配置は分からなかったけれど、まんまと山瀬の真正面をゲット。僕の前に座っていた関係者は司会者だったのでステージ上へ。視界を遮るものは何もなく山瀬を拝観できた。たいへんな眼福でありました。
パネルディスカッション冒頭では、それぞれのパネリスト紹介と一言挨拶があったわけだけれど。山瀬はハンドマイクのスイッチを入れ忘れていて、最初の数十秒はマイク無しの地声。それがバッチリ聞こえる距離。機材を通さない山瀬の声を聞く機会なんてそうそうないわけで、感無量。
途中、会場全員で脈を測ってみるというコーナーがあったのだが、左手を右手首にあて、じっと目をつぶって脈を数える山瀬を見ていた僕はドキドキしてしまって。そんな状態で脈を測っていたので、僕は 72回/分だった。60回/分が正常値だそうで、僕は高めになってしまっていた。しかたない。
なお、山瀬は120回/分だと申告していた。来場者が多くて緊張しているとは本人の弁(主催者によると550人ほど集まったらしい)。
そして、全プログラム終了後に写真撮影となったわけで。来場者を背景に写真撮影があるということは申込時に案内されていた。僕は出演者はステージ上に残ったまま撮影するのだろうと思っていたのだけれど、なんと実際には客席に降りてきて撮影することに。
しかも、ちょうど僕が座っていたすぐ斜め前の通路に新たに椅子が据え置かれ、山瀬はそこに座ることに!
マジで手を伸ばせば触れられる距離に山瀬が!もちろん、そんな狼藉をはたらく当方ではないけれど。
僕からは後ろ姿しか見えないんだけれど、山瀬の外ハネボブをしっかりと観察。遠目に見たら全体が明るい茶髪なんだけれど、よく見ると濃淡のムラがあって、それはそれで茶トラの猫ちゃんみたいでイイ、すごくイイ。
撮影の準備が整うまでしばらく時間があった。山瀬は両隣の関係者と和やかに会話を楽しんでおられるわけです。時折、右隣の人(パネル司会者)の方に顔を向けると、僕には自然に彼女の顔の右半分が見えてしまうわけです。目尻には年相応の小じわがあるんだなとか、笑うと目とほうれい線の中間あたりのところにエクボができるんだなとか、まつ毛は意外と短いんだなとか、テレビで拝観するだけではわからない細部がたくさんわかると同時に、今自分がこの場にいることが信じられなくなって気が遠くなりそうでした。
こうして夢見心地のうちにイベントは終了しました。僕はあまりの刺激に何度も心臓が止まりそうになりながら、今はギリギリ生きてます。
なお、今回のイベントの趣旨もきちんと説明しておきます。
主催の日本循環器協会は2021年に設立されたばかりだけれど、諸学会や医療関係者、患者、自治体などと広く連携し、循環器疾患に関する啓発や支援、人材育成に取り組んでいる団体だそうです。その啓発活動の一環として開催されたのが今日のイベント。
今日のイベントは同団体が取り組んでいるプロジェクトGo Red for Women Japanが基盤になっているとのこと。もともとはアメリカ(?)で2004年に始まったGo Red for Womenに遅れること20年、2024年から日本でもプロジェクトが開始されたとのこと。
循環器疾患(心臓や血管の病気)は世界の死因のトップ(日本は特殊で、一昨年だかにトップになるまではガンによる死亡の方が多かったらしい。体型とか食生活が理由と推測されているとのこと)であるにもかかわらず、性差について従来はあまり顧みられていなかったという。この20年くらいで研究が進み、症状や検査での発見しやすさ、治療効果などに性差のあることがいろいろと分かってきたらしい。なので、女性特有の問題に目を向けてよりよくしていこうという運動らしい。
たとえば、今日の講演で高橋佐枝子さんは、微小血管狭心症は男性に比べて女性で2倍くらいの発症率があると紹介していた。
狭心症とは心臓の筋肉の血管が詰まったり細くなったりする病気で、まぁ心臓は血液を送り出すポンプだから大変なことになるらしい。ただ、これまで発見できたのは心筋の太い血管だけで、最終的に筋肉にたどり着く微小血管(毛細血管)の障害は見つけにくかったらしい。CTスキャンとかでもうまく映らなかったり。
検査技術も発展して見つけやすくはなってきたけれど、その結果、先に書いた通り微小血管狭心症は女性の方が倍近く発生率が高いとのことで。
特に、更年期ころの女性から発症率も高くなるとか、ならないとか。
本ブログの読者にはそのあたりの女性も多いと思われますので、どうぞ定期的な検診を受けるとか(循環器系はコレステロールですかね?)、胸などに違和感を感じたら早めに医療機関に相談するなど、どうぞお気をつけください。
ちょ~間近で山瀬を見てQOLの上がった当方ですが、同じだけ妙齢女性(および男性、その他の性指向性)のQOLが高まることをお祈りする次第です。