仲の良い放射線技師(♀)との会話
技師「いやぁ,私も今年で30だしさぁ.もうだめさぁ.負け犬の遠吠えしか出ないよぉ」
木公「ちょっと待った.“負け犬の遠吠え”ってもしかして,酒井順子?」
技師「うん,そう.良く知ってるねぇ」
木公「知り合いの女性が読んでるそうで・・・.”イヤ汁”が出てくるやつでしょ?」
技師「そうそう.でもねぇ,友達の女の子はお母さんから『アンタは捨て犬だ.負け犬は,まぁ,まだハイソな生活をしているもんだ.アンタはお金もないし捨て犬だ』って言われたんだって.私も金ないし,捨て犬だわ」
木公「・・・.」
いやぁ,同情いたします.m(__)m
一部で密かなブームを呼んでいる「ドアから始まる妄想」を話したら,
「男って,ほんと,バカだねぇー」
と失笑された.
くっそー.アンタの知らないところで,こっそり悪口書いてやる.
10代ラストの年,「ああ,来年は二十歳だわ.二十歳ってお肌の曲がり角よねぇ.あとは,老化の一途だわ」と言ってたくせに,もう三十路じゃん.やーい,やーい.
でもね,でもね・・・
工業排水が垂れ流しの海でも,夜になると,汚いものが全て夜の帳に隠されてとてもきれいでしたね.満月だったか半月だったかは忘れちゃったけれど,月が水面に反射してとてもきれいな夜でしたね.
その時のアナタの言葉です.
「アンタね,女をなんだと思ってるの? 家事をやるロボットじゃないんだよ.食事の支度をするだけの女が欲しけりゃ,家政婦でも雇っておきなさい.」
と,ガツンと言ってくれたことは,実践できているとは思わないけれど,今でも心に残っている一言です.
ありがとう.
ちなみに,読者のみなさんに,言い訳がましく言っておくと
「なぁ,毎朝,俺の味噌汁作ってくれないかなぁ」
とかなんとか,プロポーズをしたわけじゃないっスよ.
単に,「俺の/私の 理想の夫婦生活」という話題になったときに,一般論として言われた言葉.
今年30だなんて、まだまだ・・・フッ
ほんのお子ちゃまですわよ。
捨て犬だなんて言われてないで
もっともっとがんばることね。
「だめだぁ」って言わず、自信をもって
負け犬道、邁進してくださいませね。
この道はこの道でとっても楽しいものよ。
(ξ^∇^ξ) おほほほ