高杢著「チェッカーズ」

パラパラと立ち読みしただけなんだけれど.

チェッカーズ高杢禎彦著「チェッカーズ

実はこの本を立ち読みしたのは,1ヶ月以上前で,まだクロベエが死ぬ前.立ち読みしたときは,まさかクロベエが死ぬなんて思っていなかったし,ましてやチェッカーズメンバーの確執がこんな形で取りざたされるとはまったく思っていなかったんだけれど.
http://news.goo.ne.jp/news/nikkan/geino/20040915/p-et-tp0-040915-0003.html?C=S

高杢はメディアでイロイロ言ってるけれど,悪いけれど彼に同情はできないなぁ.
チェッカーズ」は暴露陰口のオンパレードだし.これがある限り,彼の味方はむしろ少ないと思うなぁ.
つーか,根性が汚い.
自称「がんを克服したオレの自叙伝」なんだけれど,僕がパラパラとめくった限り,闘病生活のことなんてほとんど書かれていない.「闘病記」というオブラートで包んだ,負け惜しみ.
こんなこと,僕が言うのもおこがましいけれど,かなりみっともない本です.

フミヤの「あの本はデタラメ」というクレームに対して,高杢は「デタラメなんて言うとは営業妨害だ」と息巻いているようだけれど,論点はそんなところじゃないと思う.
「チェッカーズ」,というか「フミヤ」という後光がないと商売できないご自分を恥じるべきかと.
チェッカーズ」を読んでいると,だんだん「高杢の自叙伝」なのか「高杢が書いたフミヤの伝記」なのかわからなくなる.フミヤのご威光でしか仕事できなかったご自身を恥じるべきかと.

今回のクロベエが引き金となった騒動だって,「お願いですから,ボクも発起人に入れてください」って,フミヤのお尻を追いかけてるだけじゃないですか.
自分に正義があると思うなら,「クロベエを偲ぶ会」でもなんでも自分で主催すりゃあいいじゃん.
そういうところにパワーを向けるべきなのに,ワイドショーかなんかに出て「フミヤに仲間はずれにされた~」って泣きごと言うのってどうなのよ?

高杢が次に本を出したとして,それが”男らしかったら”,お金出して買います.
しかし,今回の本は,買う価値がないと思った.定価1,365円が惜しいのではなく,統計情報としてこの本の売り上げ部数が伸びるのが許せなかった.


そして,マサハルはちょっぴりスケープゴートな感じがする・・・.
気の毒.

このエントリーをはてなブックマークに追加

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です