私の・・・メガネ君

正味の話,当方の実家はメガネ屋.
その宣伝ってわけでもないけれど,小学校5年生くらいのときからずーっとメガネがトレードマークだった.
しかし,1年位前からコンタクトレンズにしている.

コンタクトレンズにしたおかげで,マジで見た目が5歳以上若返ったといろんな人に言われちゃったり.飲み屋のおねぇちゃんなんかにも,「え~っ,大学生くらいかと思いました!」といわれちゃったりして,リップサービスだとわかっていても,まんざら悪い気もしないわけで.
つーか,大学生の時はメガネに短髪オールバックであり,「え~っ,30歳くらいのお堅いサラリーマンかと思いました!」って言われてたんだケド.

で,なんで,実家の商売を裏切って,コンタクトレンズにしたかというと,別に30を前にして急に色気づいたわけではないのだが.

当方,ガチンコで「円錐角膜」という眼科系の疾患の持ち主なわけで.
正常な角膜(目ン玉の一番外側の膜ね)は丸っこい球面なのですが,円錐角膜になってしまうと文字通り角膜が円錐のようにトガってきてしまう.そのせいで,光の屈折がおかしくなって,網膜(目ン玉の一番奥にある,光の信号を受け取るところ)上の像が正しく形成されず,うまくものが見えない.
こうなると,メガネではうまく視力矯正ができない.コンタクトレンズでも完全によくなるわけではないのだが,メガネよりはるかにマトモにものが見えるようになる.そんなわけで,コンタクトにしたわけです.
#参考:円錐角膜のお部屋

あ,別に「不幸自慢」をしたいわけではない.
実は,円錐角膜の目はカッコいいのだ.
先に述べたように,通常の角膜は球形だが,円錐角膜では形が崩れている.
形が崩れているおかげで,瞳で反射する光の様子がちょっと違う.少女漫画の美少年のようにキラキラと光るのだ.
知人の眼科の事務員さん(♀)に言わせると「円錐の人(業界人は「角膜」を省略する)って,みんなカッコいいんだよね」なのだ.
ふふふ,どうだ参ったか.

しかし,なんと言うか,世の中の人は十人が十人とも,乱反射する瞳が好きな人ばかりとは限らないわけで.

俺にとっては,メガネが全てなんだよ!メガネをかけてないオンナなんて,ゴ○ブリにも劣るんだよ!
とでも豪語しちゃいそうな一派もいるわけで.
#たとえば,「メガネっ娘」でgoogleさんに質問を投げかけてみよう.あ,周りの目は気をつけてね.

もちろん,メガネっ娘に萌える殿方ばかりではなく,メガネ少年に深い愛情を注ぐご婦人方も少なからず存在しているわけで.

例えば,10年近い付き合いになるご婦人は,常々
あたしは,メガネさえあれば,無条件にプラス30点
と方々で言い散らしていた.
そんなわけで,僕もメガネをかけていた当時,よく「はい,30点」とボーナスをもらっていた.
んなもんで,コンタクトにしたときには,激しく落胆されてしまった.

つーか,このご婦人は,かなり明確に,ご自身の理想の男性のヴィジョンを持っていた.
無断引用すると,以下の通りである.

◆若くて細くて丈夫で胸板薄くて柳腰
◆すっきり顔(鼻が細くて長いことが大切。口元くっきり。そして、目が長い←細かろうが大きかろうが、横に長けりゃいい)できれば、めがね。
◆勉強ができること(大学受験時の偏差値は60以上)
◆地味で堅実、誠実で物静かで清潔そうで上品

私の・・・メガネ君そんな,彼女のぴったりのマンガを本日,ブックマーケット西大寺店(地図ここらへん)で発見.
その名も「私の・・・メガネ君」!

つーかね,ぶらぶらと少女コミックコーナーを眺めていたら(眺めるなって!),妙に目立つ「私の・・・メガネ君」と描かれたポップを発見.
ものすごく怪しげで,あまり多くなさそうな読者層をターゲットにしているタイトルが,バァーンと目に飛び込んできたので,思わず1巻を立ち読みしてみた.

もうね,何つーか,30のオッサンにとっては,正視に絶えない学園ドラマで,とても都合のいいストーリー展開でした.
しかし,タイトルに偽りなし.
「すっきり顔でメガネ.勉強ができて,地味で堅実、誠実で物静かで清潔そうで上品.そして若くて細くて丈夫で胸板薄くて柳腰」
な男の子が出てきます.
ついでに「ちょっと倒錯した恋愛感」を持っちゃってるけれど.

新古本店で1冊250円くらいで,7冊くらいしか出てないので,お読みになってはいかがでしょう?
#つーか,7冊も出てるがすげぇよなぁ・・・

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コスモス園@嵐山・高雄パークウェイ

嵐山・高雄パークウェイに「コスモス園」があり,10万本のコスモスが咲いています.

開催期間:10月24日(日)まで.(2004年)
開園時間:10:00 – 16:00
入園料:無料(ただし,パークウェイの通行料1,150円が必要)
地図:ここらへん高雄側入り口嵐山側入り口

霧っぽい雲とコスモス
今日はあいにくの空模様だったけれど,怪我の功名っていうか,山の木々から立ち上がる雲を背景にした姿はちょっぴり幻想的だった.
ただし,台風のせいだと思うけれど,ずいぶんと茎が折れていて,ちょっぴり残念.

つーか,あちこちから「なぁんだぁ」という落胆の声が聞こえてきそうだけれど,先日からのコスモスへの異様な前フリっつーか,「alm-ore 秋のプチ企画」の実態ってのが,ここにドライブに行くってことだったわけです.
つまんなくてごめんなさい.

単にここに楽しくドライブしたいがために,山口百恵の秋桜を聞き込んだり高校時代を思い出して三角関数の語呂合わせを暗記したり駆け込みでネイルアートしてもらったりしてたわけで.

来年こそは,青空の下でピンッと上を向いたきれいなコスモスを見るぞー.

以上を持ちまして,「alm-ore 秋のプチ企画」終了.

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