恋の相談をした男女は、最終的にお付き合いするのがルール?

ご存知の方はご存知だと思いますが、当方がよく立ち寄る “角にあるコンビニ S” に缶コーヒー(BOSS)とタバコ(キャスター・マイルド)を買うために立ち寄った、深夜0時。
今まさに店に入ろうとした瞬間、着信アリ。

きゃい~ん、女の子!

週末のこんな夜更けに電話とは。
木公さん、これから会いませんか?
とか言われちゃったら、どうしよう!?

期待に胸膨らませ、電話に出るわけです。


電話の相手(♀)は、深夜の電話の無礼と僕の手が空いてるかどうかを確認するところから話を始めるわけです。
そりゃ、相手はかわいこちゃんだし、電話を切る理由などないよね。
「大丈夫だよ」
と、サワヤカかつ、ちょっと甘えた声で返事をしつつ、周りの雑音をシャットアウトするために車の運転席に戻ってドアを閉めるわけです。

彼女は、当たり障りのない挨拶と、近況の報告を手短に行います。時間にして1分半くらい。
しかしまぁ、普段あんまり連絡を取っていない人が、こんな時間に電話をかけてくるのも不穏なわけで。

すぐさま、彼女は本題に入りました。
曰く、「彼氏とうまくいかない」と。
まぁ、よくあるパターンだね、世間的に。

・・・なんて、身も蓋もない書き方をしてしまったけれど、たとえ普段はめったに話をしない相手であっても、僕にとっては大切な友人だし、諸般の事情により現在の彼女にとって頼れる相手は僕しかいない様子なので、そこは親切に相談に乗るわけです。
「ん~、俺って優しいし、いい男じゃん」
と、内心悦に入りながら。
なお、この時点で「木公さん、これから会いませんか?」路線は消えています。
いい事なのか、悪いことなのか。

読者諸氏は、「じれったいなぁ。その女の抱えてるトラブルって何なのよ!」と下世話に気になるところだろうけれど、それは書かない。やっぱ、マナーとして。
書かないけれど、知る人ぞ知る”木公も昔ハマったネタ”とだけ、書いておく。
そんなわけで、知る人は、気をつけたまえ。

自分も陥ったトラブルだけに、でもって彼女も「男の人の立場がよくわからん」と言っていたので、一通り自分の体験談をお話したわけで。
彼女の参考になったかどうかはわからないけれど。

でもって、
「僕は、いつでも君の味方だよ(サワヤカにウィンク、心の中で)」
までカマす、自称ナンパ師。
いや、口からでまかせじゃなくて、本当にそのつもりだけれど。

あと、”鈴虫寺の何でもお願い事の叶うお守り” を送る約束をし、最後にここ数年で僕が一番救われたセリフ
「お腹いっぱいにして、暖かくして、よく眠れ」
を与え、電話終了。

まぁ、そんな夜。
山なし、落ちなし、意味なし。

数ヵ月後、「実は、あの時記事にした女の子とお付き合いすることになりました!」と書く日が来るのかどうか知らんけれど、ていうか多分ないけれど、万が一そうなったときにネタとして面白いから記しておくなり。

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