サイトアイコン alm-ore

美少年~ダニエル・ラドクリフ~男前

話は大学の学部3年生ころにさかのぼる。
場所は札幌北区の”カネサビル”(飲食店が多数営業している雑居ビル。ていうか、安酒を出す店がメインで貧乏な北大生の溜まり場)だったと思う。

こんなの美少年の味じゃないわ!

とは、当時「悪くないじゃん、この子」と、当方がちょっぴり心を寄せていた女の子の言。
ちなみに、僕の女の子遍歴を知っている人からは「うぞっ。マジ!?」と声が上がること間違いなしのクールな美女系(山瀬まみの対極にある)。
一度、酔っ払っての帰り際に「抱っこ~」と甘えてみたところ、一度だけハグしてもらった甘酸っぱい思い出。冬だったので、分厚いコートに阻まれて、感触がよくわからなかったのが悔やまれるところ。

閑話休題。
そんな彼女が飲んでいたのが、美少年という名を冠した日本酒

美少年(ヒト)の味がどんなものか知らない当方なので、「ふ~ん、そんなもんなのか」と訳のわからない納得をしつつ、「なんなら、俺の味を試してみるか?」とは口が裂けても言えなかった、年齢は20代前半なのに見た目は30代前半だった僕の淡い思い出。


で、最近話題の美少年と言えば、映画「ハリー・ポッター」シリーズで主役を演じているダニエル・ラドクリフ(Daniel Radcliffe)君でしょうか。

特に男色の気があるわけではありませんが、本日公開の「ハリー・ポッターと炎のゴブレット」を見てきました。
原作「ハリー・ポッターと炎のゴブレット」を読んだのは3年近く前なので話はほとんど忘れていたので、ほぉこんな話だっけ?と思いながら、熱心に見ました。
2時間半もある映画ですが、息もつかせぬ展開で、あっという間に時間が過ぎました。

まず驚いたのが、ハーマイオニー役のエマ・ワトソンが可愛いんだか、可愛くないんだかよくわからなかった点です。
彼女の初登場シーンで、髪の毛をくくっている姿を見た瞬間、僕のハートが一気に貫かれてしまいました、あまりに可愛くて。この後2時間以上、「ハーマイオニー萌え~」モードに入ってしまい、まともに映画を見続けることができないのではないかと心配したほどです。
しかし、その次のシーンで、妙にハーマイオニーが可愛くないことに気づいた当方。うまく説明はできないのですが、なんとなく姿に華がないというか、なんというか、とにかくぱっとしないんだなぁ。
おかげで、落ち着いて映画を見続けることはできたのですが、あの落差の激しさは何だったのだろうか。

で、次に驚いたのが、主役のハリー役ダニエル君ですねぇ。
1作目ではあんなに可愛いお子様だったダニエル君ですが、ずいぶんと大人びてきましたねぇ。

でもって、最大の注目シーンは、声を大にして言うけれど、彼の入浴シーンです
あの薄い胸板と、ぺらっとした腹部に、細い腕。少女漫画系(もしくはボーイズラブ系)美少年でメシが食える人は、あのシーンだけで丼飯3杯はいけるでしょう。

そして、驚くべきことは、そして僕の見間違えでなければ、ダニエル君のチョボチョボと生えた胸毛とパイ毛がスクリーンに映し出されます。
「ああ、君も大人の階段を登っているのねぇ(c.f.H2O 「思い出がいっぱい」)。」
と、どうでもよい感傷に浸りました。

これから「ハリー・ポッターと炎のゴブレット」を見に行く人、僕の目の錯覚かどうか確かめてください。


そんなわけで、美少年ダニエル君が徐々に男前に成長している姿を確認したところで、巷で話題の男前豆腐店の豆腐を買ってきました。
よくわかりませんが、ネタとして「風に吹かれて豆腐屋ジョニー」という商品をチョイス。

Chuck Berryの”Jonny B Good” とか、ぺドロ&カプリシャスの「ジョニーへの伝言」などを口ずさみながら、牡蠣&キノコ鍋にぶち込んで食すことを目指してみた。
しかし、ここで痛恨の料理下手。豆腐ごと煮込みすぎて、豆腐が全部溶けちゃいました。とほほ。
半分残ってるので、明日にでも冷奴にして食してみる所存。


最後にどうでもいいことだが、当方にとって永遠の美少女といえば、宮沢りえ。

モバイルバージョンを終了