「美しい景観を創る会」に対して怒ってみる

美しい景観を創る会(代表: 伊藤滋)という団体を見つけた。

僕にとっては、感銘を受けるような活動は何も行われていない。

そのかわり、「悪い景観100景」(現在、70景まで)というページは妙に充実している。
ケチつけるばっかりで、具体的かつ現実的な改善案が何一つ述べられていないところに、激しい不快感を抱いた。

特に、悪い景観55で紹介されている以下の写真。

「美しい景観を創る会」選の悪い景観55
車窓の風景としてはいただけない。鉄道からプライバシーが見えては困る。
という寸評も付いている。

住民は、経済的・物理的な制約の中で生きるのに精一杯だろうに、なぜ旅客の心情にまで配慮せにゃいかんのだ?
ましてや、言葉の暴力を振りかざす「美しい景観を創る会」メンバーのオッサン、オバサンの意に沿うような暮らし方をなぜせにゃいかんのじゃ?

そんなに車窓の風景を楽しみたいなら、このアパートの住民全員に乾燥機付き全自動洗濯機でも寄付しろっつーの。そうすりゃ、アナタたちにとって不快な洗濯物を見ずに済むだろうに。

声を大にして言いたい。
独りよがりな都市計画はいただけない。メンバー自己紹介でオッサンたちの顔写真を見せられても困る。
「悪い景観100」(面白いサイトを見つけたよ)で見つけました。
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コメント (4)

  1. 大彦
    交通安全の標識とか、お店の看板とか、周囲の景観をもっと考慮してほしいよ、と常日頃思っているので、公共財としての都市の景観対策は行政にちゃんとやってもらいたいと思っていたりします。というか、多分交通標語って交通安全にほとんど寄与してないんじゃないかな。まあ、洗濯物干してるのにケチ付けるのはいかがなものかと思うけれど。

    #おっさんおばさんの自己紹介のページの景観が一番アレですな。
  2. 木公
    僕も景観は公共財だと思いますので、ある程度のコントロールは必要だと思います。
    やり方はいろいろあるだろうけれど(条例とか草の根運動とか)、この会は「啓発活動」という手段をとったのだと思います。
    そこまではOK。

    しかし、啓発活動のやり方が、悪しき例をこき下ろすってのがどうしても気に入らない。
    美しい景観のガイドラインも挙げられていないので、どういう立場に立って彼らのコメントを理解していいかもわからないし、解決策もわからないから。

    広島は、原爆ドームの景観問題が持ち上がっているようですね。
    ドームの背後で高層アパートの建設が行われているそうで。
    地元ではホットトピックですか?
  3. 大彦
    来週のHBES2006の準備で逃避モードです。

    > 広島は、原爆ドームの景観問題が持ち上がっているようですね。
    > ドームの背後で高層アパートの建設が行われているそうで。
    > 地元ではホットトピックですか?

    なんか新聞 (といっても朝日新聞) に書いてあったな、という程度の
    認識しかありませんが、原爆ドームの本質は景観ではないっしょと
    思ってました。いや、広島人としてのアイデンティティが希薄な僕には
    理解できないだけなのかもしれませんが。
  4. 木公
    HBES楽しそうで、羨ましいです。
    某R先生の発表内容の話を簡単に聞きましたが、そういうのもアリってのにびっくりしました。

    確かに、原爆ドームの本質はその歴史ですね。納得です。

    なお、北海道人としては、札幌の高層ビルの中でけなげに自己主張している時計台をお手本に、原爆ドームもがんばって欲しいですね。

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