紆余曲折があったが、結局私のしごと館開催されている「造形集団海洋堂の軌跡」を見学してきた。
撮影禁止だったので会場の写真はないが、大小あわせて数百の模型が展示されていた。
小さいものはチョコエッグに収録されていた動物の模型から、中ぐらいのものはベルファスト基地で整備を受けているホワイトベースのダイオラマ、大きいものでは等身大の綾波レイとか。
その他、小さいものとしては、「ルパンIII世 カリオストロの城」のフィギュア(クローを付けた黒装束軍団 “カゲ” もいたよ!)、中ぐらいのものとして「チョコエッグのできるまで(30段階くらいの着色過程が全て展示されていた。だんだん、精巧な色になっていく)」、大きなものとして「大魔神(佐々木主浩ではなく、大映の方)の2mくらいのモデル」とかあったよ。
某女性(「オタ嫁修行中」)と、某女の子と、3人で逆ドリカム状態で出かけたのだけれど、某女の子そっちのけで、某女性(「オタ嫁修行中」)と奇声を上げながら、大興奮。
「きゃー! 仮面ライダーの最初の怪人の蜘蛛男や!」
だの
「見て見て、こっちにはイカデビルもいますよ」
とか。
「ひゃー! エヴァ量産型や。Kaworu 君のエントリープラグあらへんの?」
だの
「あ、ミサトとペンペンだ。ペンペンってエントリープラグが挿入されていて、中にはミサトの父親が入ってるって説がありますよね」
とかとか。
「ウルトラセブンって、顔大きいんとちゃう?アイスラッガーが付いてるから大きく見えるんやろか?」
だの
「これ、ずいぶんTVのウルトラマンに忠実に作ってありますね。ちゃんとチャックも付いてますよ」
とかとかとか。
「いやぁ~! イトウさんやわ。うちの会社にイトウさんって人がおんねんけどな、ブースカにそっくりやねん」
だの
「パトレイバーの主人公の泉野明って、苫小牧市出身なんですよ。僕と同郷」
とかとかとかとか。
1時間半くらい、みっちりとお腹一杯になるほど見て回ったなり。
なお、当方が一番嬉しかったのは、「ファイブスター物語」のガレージキットが展示されていたこと。
小さい頃(って言っても、中学生くらい)から、FFS (“Five Star Stories” の略で、「ファイブスター物語」のことね。今思いついたけれど、なんで star は複数形じゃないんだろう?) のガレージキットは憧れで、高値高嶺の花で、自分では作ることも買うこともできなかったので、感動。
しかし、
「おおぉ! 静だ!」
と興奮して声をあげれば
「南海キャンディーズのしずちゃん?」
と言われたり。
そして
「うぉぉ! ダグラス・カイエン! 彼に憧れて、ロン毛&サングラスにしていた当方です」
と説明すれば
「え!? あれはみうらじゅんとちゃうのん?
と言われたり。
寂しくなって、一人でレッド・ミラージュとかブーレイとかナイト・オブ・ゴールド とか見てたさ。
#もうね、読者置き去りでいいの。わかる人だけ、うなずいて。
もう、FSS ネタを振っても相手にされないことがわかっていたので
「ナイト・オブ・ゴールドって、後頭部に女性器、剣には男性器が付いてるんですよね。・・・うわっ、ちゃんと造形されてる!」
と言おうとして、言葉を飲み込んだ。
いいのさ、いいのさ、一人で喜んでたから。
そんなわけで、2007年1月8日までだから、ご近所の方は行った方がいいっすよ。
あと、「造形集団海洋堂の軌跡」によれば、全国行脚するようなので、お近くに来たときにはぜひ足をお運びください。
【おまけ】
近鉄列車の運転シミュレーターで遊びました。
狛田 → 新祝園間を運転します。
途中、踏み切りでスタックしているトラックがいるので、運転司令所に電話をかけて報告&指示待ちします。
あと、写真には写っていませんが、運転手用のコンソールも実車同様に動きます。
扉の開閉状態などが見えるモニタ(今度、近鉄に乗ったら見よ)。