あまりに自分が悪筆で情けなくなってくる。
高校生の時から、実は密かに悩みを抱えていたのだが。
席が隣の女の子にこっそりその悩みを打ち明けたところ、
「誰かに心を込めて手紙を書いたらいいんじゃない?人に読まれることを前提にした字なら、丁寧に書くだろうし、そのうち自然と上手に書けるようになると思うよ」
というアドバイスをもらった。
そうか! と思って、早速「山瀬まみ・藤田朋子のおませなふたり」というテレビ番組に、山瀬まみへのファンレターを書いて送った。
テレビ放送で山瀬様直々に読んでくれるだろうかとか、本人から返事の手紙でも来るだろうかといろいろ期待した。
結果として、翌年の正月に番組から年賀状が来た。
裏は番組のイラストが一面に印刷されたもので、(内容は忘れたが)手書きのメッセージが書かれていた。女の子っぽい、クセのある字だった。
一瞬、山瀬様直筆かなと思ったりもした。、
しかし、2秒くらいたって「んなわけねーよな。バイトの女の子かなんかが書いたんだろうな」と冷めてしまった。
それから、なんだかバカバカしくなって、番組にハガキを送ることはやめた(といっても、1回こっきりだったわけだが)。
ついでに、隣の席の女の子からもらった、「誰かに手紙を書くと良い」というアドバイスにも従わなくなった。
おかげで、それから15年近く経ったが、全然字が上達していない。
むしろ、コンピュータばっかり使うようになって、ますます汚い字になった。
そして、あれから15年近く経ったが、実は隣の席の女の子のアドバイスの行間を読めば、
「私にラブレターを書いて」
という意味だったのかもしれないと、今さらながら気付いてみたり。
そういえば、高校を卒業し、2人とも親元を離れて札幌で暮らし始めて、僕が始めて出かけていった女の子の部屋ってのが彼女のところだった。
Jリーグの発足式典をテレビで見ていた記憶があるから、1993年の5月くらいか。
でも、コークハイかなにかを飲んで、お菓子をちょっとつまんで、Jリーグの放送が終わったらそそくさと帰ってきたはずだ。
#エロいこと皆無。
そして、それから14年近く経ったが、別に今さら高校生のときの真意を確かめるのも野暮なので、淡い青春の思い出として胸の奥にしまっておこうと思う。
話は変わるが、先日たてたスケジュールは既に遅れ気味。
昨日の夜できているはずだった1本が、さっきやっと完成するというダメさ加減。
この調子だと、どんどん遅れていきそうだ。
関係各位にはお詫び申し上げます。
しかも、壊滅的に字が汚い。
ところで、某納入先に付録なしで引き渡そうとしたら、
「アレがないかぎり、受け取り拒否です!」
とか言われてしまったりして、かなり火の車。
字を書くのが苦手なのは私も同じです。
でも、このご時世に手書きの手紙を贈る
ということが、字の上手下手より大切だと思います♪
年賀状にすら、手書きのメッセージをサボり気味の当方なので、これからは折につけて手書きのお手紙を書く習慣をつけようと思ってみました。
俺の字とそっくり。
気持ちがわかるな~