人のフリ見て我がフリ直そうと思ったこと From: 木公 (matuda@alm-ore.com) Date: 2008年05月26日(月) 21:44:58 Categories: ごみ記事2008 Tags: Re: 9 comments 難しい内容を、平易な言葉で説明できる人は賢い。 簡単なことを、小難しい言葉でダラダラ言う人はボンクラ。 普通の人はとっくに悟っていることなのかもしれないけれど、不肖の当方は齢34の今日までこの事実に気づきませんでした。
難しい内容を、平易な言葉で説明できる人は賢い。 簡単なことを、小難しい言葉でダラダラ言う人はボンクラ。 普通の人はとっくに悟っていることなのかもしれないけれど、不肖の当方は齢34の今日までこの事実に気づきませんでした。
僕がこれまでの人生で最も頭に来たのは以下の文章です。こんなボンクラが大学教授だとは! 「自分の意志を他人の行動に対して押しつける可能性」としての「力」一般から、独占的地位による支配と権威による支配とを引き出し、後者の支配形態にあっては被服従者の側での服従意欲こそが決定的に重要であることを確認したうえで、そうした服従意欲を支えている「正統性」の根拠の違いに着目することによって設定される「合法的支配」「伝統的支配」「カリスマ的支配」という正統的支配の3類型に関して、豊富な歴史的事例にもとづきながら展開される彼の詳細な議論、また合法的支配ときわめて適合的な関係にある近代官僚制の支配ないしは組織原理についての彼の緻密な議論など、今日においてもなお十分な有効性をもちえており、それらの議論を支えている「支配の3類型」「カリスマ」「官僚制」といった諸々の概念装置は、もはや社会学を越えた共有財産にまでなっているのである。 (那須(編) 『クロニクル社会学』 有斐閣 1997年 より引用) 1パラグラフ=1センテンス! 返信 ↓
大彦さん: 本文を書くときに想定していた人物は社会学者ではないよ・・・。そこを結びつけたのは君だからね!(逃げる)。 でも、昨日たまたま本棚にあった『はじめて出会う社会学』(有斐閣, 1998)を眺めていたので、間接的には関係あるかも。 学問の本を読んで悪寒が走るという経験は、アレが初めてかもしれない。 steraiさん: 主語と述語を探したら、「概念装置は共有財産である」なんですね。 何について書いてある文章なのかよくわからなかったのですが、どこかで見た専門用語が出ているのでぐぐってみたら、マックス・ウェーバーですね。 そういえば、高校の倫理の教科書にも載っていたような気がする。 高校の教科書にすら載るという意味では共有財産かもしらんけどねぇ・・・。 しかし90年代末の有斐閣の社会学関連書って、『クロニクル社会学』とか『はじめて出会う社会学』とか、あんまりぱっとしませんねぇ。 #たまたま、極端な例があがっているだけで、フェアな考察じゃないのかもしれないけど。 返信 ↓
昔むかーし好きだった人が 日記にニュースをだらっだらと引用した揚句に 難しい言葉を並べてすごいこと言ってるように見せてる割には 自分の意見がほぼ入っていないとゆーのばっかり書いてるのを読んで ボンクラだったのかぁ、、、とガッカリしたことがあります(笑) でもウェブ上で結構尊敬されてるっぽいので、 こんな事実に気づいてない人はかなり多いのでは??? 返信 ↓
あはは(*^0^*) 高校生の頃のお話ですよ~。 なんか男の子に人気があって、とにかく友達が多くて、引っ張ってく感じがしたんですよねぇ・・・でも結局・・・ボンクラだったと(笑) いや、当時から「恋は盲目というよね」と言われてたので、気づかなかっただけでしょう。 返信 ↓
あと、30分のトークに60枚のスライドを用意したり、5分のコメントに20枚のスライドを用意する人も入れといて下さい。
それは「ボンクラ派」の例でいいんですよね?
5分で20枚とか、高橋メソッドの可能性もあるから判断に迷うなり。
> 簡単なことを、小難しい言葉でダラダラ言う人はボンクラ。
ほとんどの社会学者を敵に回しましたね。
僕がこれまでの人生で最も頭に来たのは以下の文章です。こんなボンクラが大学教授だとは!
「自分の意志を他人の行動に対して押しつける可能性」としての「力」一般から、独占的地位による支配と権威による支配とを引き出し、後者の支配形態にあっては被服従者の側での服従意欲こそが決定的に重要であることを確認したうえで、そうした服従意欲を支えている「正統性」の根拠の違いに着目することによって設定される「合法的支配」「伝統的支配」「カリスマ的支配」という正統的支配の3類型に関して、豊富な歴史的事例にもとづきながら展開される彼の詳細な議論、また合法的支配ときわめて適合的な関係にある近代官僚制の支配ないしは組織原理についての彼の緻密な議論など、今日においてもなお十分な有効性をもちえており、それらの議論を支えている「支配の3類型」「カリスマ」「官僚制」といった諸々の概念装置は、もはや社会学を越えた共有財産にまでなっているのである。
(那須(編) 『クロニクル社会学』 有斐閣 1997年 より引用)
1パラグラフ=1センテンス!
大彦さん:
本文を書くときに想定していた人物は社会学者ではないよ・・・。そこを結びつけたのは君だからね!(逃げる)。
でも、昨日たまたま本棚にあった『はじめて出会う社会学』(有斐閣, 1998)を眺めていたので、間接的には関係あるかも。
学問の本を読んで悪寒が走るという経験は、アレが初めてかもしれない。
steraiさん:
主語と述語を探したら、「概念装置は共有財産である」なんですね。
何について書いてある文章なのかよくわからなかったのですが、どこかで見た専門用語が出ているのでぐぐってみたら、マックス・ウェーバーですね。
そういえば、高校の倫理の教科書にも載っていたような気がする。
高校の教科書にすら載るという意味では共有財産かもしらんけどねぇ・・・。
しかし90年代末の有斐閣の社会学関連書って、『クロニクル社会学』とか『はじめて出会う社会学』とか、あんまりぱっとしませんねぇ。
#たまたま、極端な例があがっているだけで、フェアな考察じゃないのかもしれないけど。
昔むかーし好きだった人が
日記にニュースをだらっだらと引用した揚句に
難しい言葉を並べてすごいこと言ってるように見せてる割には
自分の意見がほぼ入っていないとゆーのばっかり書いてるのを読んで
ボンクラだったのかぁ、、、とガッカリしたことがあります(笑)
でもウェブ上で結構尊敬されてるっぽいので、
こんな事実に気づいてない人はかなり多いのでは???
>昔むかーし好きだった人
なによりも、ここが気になる、お年頃のボク。
彩子さんをときめかせ、そして後年がっかりさせた男ってどんなやつよ!?
あはは(*^0^*)
高校生の頃のお話ですよ~。
なんか男の子に人気があって、とにかく友達が多くて、引っ張ってく感じがしたんですよねぇ・・・でも結局・・・ボンクラだったと(笑)
いや、当時から「恋は盲目というよね」と言われてたので、気づかなかっただけでしょう。
甘酸っぱい思い出をマジメにお答えくださって、どうもありがとうございます。
要するに、「二十歳こえたらタダの人」パターンだったんですね。まぁ、ありがちといえば、ありがちですな。