赤字公共事業の象徴となっている、京都府精華町の仕事ミュージアム “私のしごと館” であるが、当面は民間委託の上存続することが決まっていた。
2008年9月1日より、いよいよ株式会社 コングレに運営が委託され、私のしごと館が地味に再スタートした。
コングレは、北海道洞爺湖サミットの運営を行ったという実績も持っているそうだ。きっとそのカラミだろうけれど、現在私のしごと館では「北海道洞爺湖サミット: 首脳会議をめぐる仕事」展をやってる。
これまでの運営母体は独立行政法人 雇用・能力開発機構であり、私のしごと館の web ページも http://www.shigotokan.ehdo.go.jp/ という具合に、ehdo.go.jp ドメインにおかれていた。
しかし、9月1日から新ドメイン http://www.shigotokan.jp/ で運営されている。
京都新聞の報道によれば、
総合コンベンション企画運営会社「コングレ」(本社・大阪市中央区)が2年間の運営費約18億9900万円で受託。委託後に存廃が検討される。
だそうだ。
そんな私のしごと館の様子を、某ご近所さんが知らせてくれたので、勝手に紹介。
#事後報告でごめ~ん
某ご近所特派員さんの報告
新装オープン直後のしごと館に行ってきました。
入口前には私を含め5人程度の大人がいましたが、中で待機する報道陣の多さにとまどい、誰も入りません。
やっと1人のお客さんが係員に誘導されて中に入り、カメラ責めとなっていました。
私も「どうぞ」と言われましたが、カメラ責めは嫌なので断りました。
でも・・・たくさんの報道陣が来ることは予想できたはずで、だったら近隣の学校にお願いして団体で入ってもらえば良かったのに、とちょっと思いました。
ミュージアムショップが閉店状態。
図書館も復活の兆し無し。
ミュージアムショップは先月末で契約が切れ、まだ新しい契約先が決まっていないそうで、現在は棚が空っぽ。
京都のお土産(お菓子、雑貨)が買えて、ご近所住人としては便利に使っていたのでぜひ復活して欲しいです。
実際にサミットで使われた椅子に座ることができ、今日は同時通訳ブースに通訳の方が入り同時通訳体験もできました。
テーブルの真ん中にあるドーム状の物がカメラで、マイクの赤いボタンを押すことで発言権を得られカメラが発言者の方を向き、モニターに顔が映ります。
発言者がマイクに向かってしゃべると同時通訳でイヤホンからは英語が聞こえます。
パネル展示はニュースや新聞で見たことがあるような写真ばかりといった感じがしないでもなかったけど、実際に使われた椅子に座っての同時通訳体験は面白かったです。
座るだけだったら面白くなかったかもしれない。
でも座り心地は良かったですよ。
通訳の方は次回9日に入るそうです。
通訳の無い日はマイクセットは撤去されるらしい。
(以上)
レポートどうもありがとうございました。
昨日の福田首相辞任のせいなのか何なのか、私のしごと館の再スタートのことはあまり報道されていないっぽい今日、なかなかホットな話題で、地域住民としてはうれしい限りです。