昨日は、多部未華子の貧乳具合を指摘したが、和服で祭りに出かけるシーンを見ていると、貧乳なので和服が似合っていたという怪我の功名。小料理屋の女将で和服姿の多い井上和香の巨乳は、帯がボコッと飛び出してしまい、和服の美しさは無い感じ。彼配役って難しいよなぁ・・・などと感慨にふけりながら「つばさ」の5回目の放送を見ましたよ。
加乃子(高畑淳子)の狙いは、やはり店の売り上げを増やし、ドサクサに紛れて自分の借金返済資金も捻出しようというものだった。夫の竹雄(中村梅雀)は困惑しながらも、妻を溺愛しているので言いくるめられてしまう。
そんな竹雄は、町内会の仲間と麻子(井上和香)の小料理屋にやって来た。彼女との見合い話は立ち消えになっていたが、麻子は竹雄に対する意味深な発言をする。
夜になって、つばさ(多部未華子)は翔太(小柳友)、万里(吉田桂子)と祭りの見物に出かける。ふたりが自分の将来の夢を語るのをそばで聞きながら、自分には胸を張って人に語れるような夢がないことを気に病む。
そんな時、加乃子を追いかけている借金取りが自宅の和菓子屋に現われたという連絡がつばさに入った。
加乃子の借金エピソードは、借金取りが実家に現われることで家族が恐怖に震え上がるという描写とともに、彼女の借金という事実が家族全員に知れ渡るという展開。周知の事実になったところで、家から追い出されるか、家族全員が団結して助けようとするかどちらかの展開に繋がるのだが・・・、NHKのドラマ的には後者かな。
竹雄と美人女将・麻子とのゴタゴタは、まだ導入部分という感じで、今後に期待。きっと、加乃子の借金問題が解決したところで、次の山場としてリザーブという感じか。
つばさ、翔太、万里の三角関係については、隠し設定が次々と明らかになって、もうしばらく引っ張る様子。単なる男の取り合いや、友情(with 万里)と恋愛(with 翔太)の葛藤という良くあるパターンだけではなく、将来展望を持つ二人に対して引け目を感じるというつばさのコンプレックスも絡めてあって、味わい深い。
万里もノーテンキな当て馬というだけではなく、女性に対して興味がなさそうな翔太がつばさにだけは親しげに話をする姿を見て当惑したり、自分に気を引くためにカラ元気を発揮したりと、なかなかのプレイヤー。
祖父(小松政雄)の遺影が、ドラマのストーリーにあわせて表情を変えるというリアリティの無さは評価が分かれるところだろうが、当方は初めからファンタジー風味の味わいを楽しんでいるので、むしろ好印象。
ちなみ、昨日の西条秀樹の登場シーンでは、神棚にリンゴとハチミツが供えてあったようだ。西条秀樹のヒットCM、ハウス・バーモントカレー!(リンゴとハチミツ恋をした♪)
細かいところまで見逃せないドラマですな。