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鈴井貴之監督『銀のエンゼル』を佐藤めぐみ目当てで見た

当blogで一度取り上げたこともあるのだが、『水曜どうでしょう』のミスターこと、鈴井貴之が監督した『銀のエンゼル』という映画がある。

当方の見聞きした範囲では評判が芳しくなかったので、今まで未見だった。
ちょっと前に、当方のお気に入りの女優・佐藤めぐみがヒロイン役で出演しているという情報をGETしたので、それを目当てに見た。
確かに、佐藤めぐみは可愛かったのだが、作品のデキに関しては、評判どおりあまり芳しい評価を与えることができなかった。

それぞれに業を背負った人々が、田舎のコンビニを拠り所として、各人の人生を昇華させていくという人間模様ドラマであった。わりとありがちなテーマだし、各人物の背景と成長過程を上手く描ければ傑作になり得るテーマなのだが、失敗すると散漫で意味が分からず退屈な駄作になるわけで。
残念ながら、この作品は後者の轍を踏んでしまったと言わざるを得ない。


それでも、若い佐藤めぐみは、知的で芯のしっかりした美人の高校生を好演していた(めぐみちゃん萌えの当方の言うことなので、割り引いて聞くべきかもしれないが)。当方は、彼女がNHKの『ちりとてちん』で優等生のA子役をやっていたのを見て萌え始めたわけだが、その路線にしっかりと乗っていて最高。

ところで、同級生の男子高校生を演じている俳優、どっかで見覚えがあるなぁと思っていたのだが。上の写真だと分かりにくいが、映画の中でニカッと笑ったときの八重歯を見て特定。
辻本祐樹だ。

NHK『ちりとてちん』で、徒然亭小草々(主人公夫婦の弟子)をやってた俳優だ。

『ちりとてちん』の劇中では生活圏が違う役柄同士だったけれど、ふたりのツーショットもちゃんとあった。

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