マイケル本: 実家から回収したり、いろいろ寄り道したり

マイケル本いろいろ

(左)キャサリン・ジャクソン『マザー: ザ・ジャクソン・ファミリー・ストーリー』
マイケル・ジャクソンの実母の自伝(1990)。

(中手前)『マイケル・ジャクソン』ダグ・マギー
1984年、スリラーが大ヒットした直後に出版された伝記。

(中奥)『マイケル・ジャクソン・イン・ジャパン』日本テレビ
1987年の来日公演のムック。

(右)『Moonwalk』 & 『ムーンウォーク』マイケル・ジャクソン
1988年出版の自伝の原著と翻訳。

いずれも、マイケル・ジャクソンが名実ともに世界トップ・アーチストだった時代の本である。
この時代から彼の奇行に関するゴシップはたくさんあったけれど、少年への性的疑惑が持ち上がるのは1990年代中盤。この頃は「子供好きの、優しい青年である」と自他が評価していた。


俺はね、絶対に新婦とツーショット写真を撮らないと気がすまないのだよなお、いくら当方のヒーローであるマイケル・ジャクソンが死んだからといって、たった5冊の本を回収するために苫小牧まで飛んだわけではない。
偶然、週末に札幌で行われる知人の結婚式に招待していただいていたから道内入りしていた(たいへん、良いお式でした)。苫小牧はスルーするつもりだったのだけれど、彼の訃報を聞いて、急遽実家から蔵書を回収することにしたのだ。

今朝8:00までは、実家に行くかどうかは迷っていて、8:30に決意を固めた。
千歳からの復路便は15:30発。札幌から苫小牧まではJRの本数も少ないし、駅から実家までの交通の便が悪い(自動車利用前提の街づくり)。

そこで、いったん千歳入りして、レンタカーを借りて移動することに。
9:30-14:30 のたった5時間で7,000円(保険含む)はちょっと痛かったが、マイケル本の回収に比べれば安いものだった。それに、プリウスも一度レンタカーで乗ってみたかったし(思い切って踏み込まないと、発進がもたつく感じだった)。

事前に連絡しないで突然実家に登場したら、両親が暢気に飯を食ってた。当方の目的は完全にマイケル本だったので、それだけ回収して10分と滞在せずに実家を去る(ここらへん、親不孝だといろんな人に言われる)。

実家を10分で去ってどこに行ったかというと、出産準備で里帰りしているという幼馴染の女の子をデート(デート?デートなのか!?)に連れ出すという、インモラルさ。
わけあって、白鳥アリーナ横の広場で行われているフリーマーケット会場に出かけたのだが、出店しているどっかのおねーさんに「ご主人はこちらの服なんかお似合いだと思いますけど」と夫婦呼ばわりされる始末。まぁ、確かに、妊婦が夫以外のオッサンと一緒にフリーマーケットに来るなんて想定しないわな、普通。

そんな扱いを受けつつ、会場を去って、苫小牧の高校生に人気(だった?)喫茶店・ヴァンカムで昼飯を食ったり。
「妊娠して、おっぱい大きくなったんじゃない?よかったね」
と、妊婦に言ってよいせりふなのかどうかよくわからない発言をしたりして、楽しい時間をすごしました。

この妊婦を前にして、「彼女との付き合いも、マイケル・ジャクソンとの付き合いも、同じくらいの時間の長さなんだな」と思うと、なんだか感慨深くて。
生まれてくる赤ちゃんは男の子だそうで、マイケル・ジャクソンみたいな才能豊かな子供になるといいな、とちょっと願ったりしている。

コメント (1)

  1. 嬉しさのあまり、文章を取り乱してしまう日

    ごく私的な記録なので、多くの人にとってはあまり興味の湧かない話題であることを先にお断りしておきます。 先週末、先々週末と2週連続で結婚式にご招待いただいた…

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