昨日に引き続き、愛染さんの御朱印を獲得すべく、兵庫方面にドライブ。
まずは、神戸市内にある須磨寺へ。
愛染明王が奉られているのは、須磨寺の仁王門前にある正覚院。寺の前のコインパーキングの正面にあたり、アクセスしやすい。
提灯にも愛染明王と記されており、愛染さんが主役のお堂になっている。
大きなガラス張りで公開されているので、見仏しやすい。2m弱ほどありそうな像なので迫力もある。堂の明るさも程よい。
正覚院の愛染明王は、それほど恐ろしい顔をしていない。どこか、大根役者の白々しい怒り顔のようでもある。
資料がないので制作年代はわからないが、体表の赤色も残ったままだ。
しかし、残念なことにあまりグッとこない造形だ。
そのほか、珍しい点が2つあった。
一つは三面であるという点。通常、愛染明王の顔は1つで頭に獅子の兜をかぶっているのが特徴なのだが、ここの愛染さんは3つの顔を有していた。まるで、阿修羅のようだ。
もう一つは、左手の一番上の腕に輪宝を持っている点。ここには何も持っていない愛染明王像が多い。ただし、願掛けなどの目的によって、何を持たせても良いとも言われている。この愛染さんが持っている輪宝(法輪)は仏教のシンボルでもあるので、何かしら意味を持たせているのだろう。
いずれの点に関しても、今のところ資料が無いので、当方にはよーわからんが。
【須磨寺正覚院】
住所: 神戸市須磨区須磨寺町
TEL: 078-731-0416
拝観料: 無料
駐車場: 境内の目の前にコインパーク。1回500円。
ウチのすぐそばまで来てたのね^^;
このあたりにお住まいでしたか。
初めて須磨に出かけて思ったことは、「京都から遠いなぁ。こんなところに流された光源氏はさぞ無念だったろうなぁ」ということです(田舎扱いしてごめんなさい)。
ゆっくり見てこなかったのですが、そばに大きな公園もあって、ノンビリするには良さそうなところですね。
正覚院の愛染さんはなかなか立派なので、機会があったらぜひご覧下さい。
あと、ここには、他所ではなかなか置いていない「西国愛染ツアー・ガイドブック」(正式名称知らない)を売っていたことでもポイント高いですよ。
はじめまして。
須磨寺、近くなのでたまに行きます。
愛染さんは、最近拝ませて頂いてますが「西国愛染ツアー・ガイドブック」←こんなのがあるんですねえ。
欲しいけど全部回れなさそうなので、考えちゃいます。
ツイッターの方、使い方がまだよくわからなくてなんかしでかしちゃったっぽい(?)です。すみません。
須磨寺は、愛染ツアーの中でも美しいお寺の一つだと思います。お近くにお住まいなのが羨ましいです。
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