あの鐘を鳴らすのは誰でもない: 梅小路蒸気機関車館

 梅小路蒸気機関車館(入館料大人400円)では、蒸気機関車の体験乗車ができる(乗車料大人200円)。体験乗車は1日3回(11:00、13:30、15:30)のみなので、注意したい。しかも大人気である。乗車チケットは、発車時間の10分ほど前から販売される(要確認)ようだが、昨日は長蛇の列だった。

 僕は数年前に1度乗ったことがある。こんなことを言ってはアレだけれども、「乗るとSLの走っている姿が一切見えない。走っているのを横から見るのが楽しい」と気づいたので、昨日の訪問時には乗らないことにした。でも、まぁ、アレですよ。1度は乗ってみることはおすすめしますよ。

 そんなわけで、SL走行場横の展望台にあがってみた。SLの雄姿が見れるのがいい。

 そして、つい、展望台に鐘があることに気付いてしまった。
 鐘を鳴らすための紐の先端に、電車内の吊輪が結びつけられているのには吹き出してしまった。
 確かに握りやすく、紐も引っ張りやすい。しかし、風情ってもんを考えて欲しかった。

電車の吊輪で鳴らす鐘




 ニタニタしながら、当方は吊輪を引っ張った。かなり力を込めないと鐘はならないようだ。
 つーか、頑張ったけれど、ついぞ鐘はならなかった。
 つまらん。

 興醒めして、吊輪をぽいとあっちへ放り投げた。
 その瞬間、「カーン」というとても良い音が響いた。

 なんだこれは?驚いて、もう一度吊輪を掴んで、無造作に放り投げた。やはり音が響く。

柵

 見れば、吊輪のプラスチック部分が振り子のように揺れ、展望台の柵(金属製)にぶつかって音を鳴らしていたのだ。

 頭上の鐘を見れば、あちこちにガムテープが貼られ、とてもくたびれている。そもそも、これは今や音がならないのではないかと思われる。
 鐘が鳴らなくなってしまったので、プラスチックの吊輪と柵から音を鳴らそうという魂胆なのではないかと、本気で疑ってしまった。

 それなら、槌でも置いとけよ。


 なお、google maps の航空写真で見るとこんな感じ。
 画面下方にSLが停まっており、下へたなびく白煙が見て取れる。画面上から軽く曲がりながら中央まで伸びているのは屋根付き通路。通路の右側に白い小さな屋根が見えるが、このあたりが乗車チケット売り場。ちょうど左方向へ向けて行列が伸びているのが見える。
 で、問題の展望台は、通路やチケットブースの右側のエリア。L字型に灰色のゾーンが見えると思うが、そこが展望台。L字の交点に鐘がある。緑色の屋根のすぐ右側あたり。


大きな地図で見る

ちなみに、地図の縮尺を変えたり、スクロールさせたりすれば、左側には円形のSL操車場(同館の目玉施設)が見える。下の方には現役の操車場があり、さらに下には東海道本線(京都~大阪を結ぶ新快速とかが走ってるとこ)。

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