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NHK『おひさま』第8回

昨日は久慈利武(1984)『交換理論と社会学の方法: 理論社会学的アプローチ』を自炊(食事を作るほうじゃなくて、本をスキャンする方)した当方が、NHK朝の連続テレビ小説『おひさま』の第8回目の放送を見ましたよ。

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第2週「乙女の祈り」

いけ好かない教師・飯田(近藤芳正)への抗議として、試験に白紙回答を提出することをクラス全員で取り決めた。
しかし、約束を守ったのは陽子(井上真央)、真知子(マイコ)、育子(満島ひかり)だけだった。それをきっかけに3人は永遠の友情を誓い、「白紙同盟」を名乗るのだった。

それからは何をするのも常に一緒だったし、自由闊達な女性になるという考え方も一致していた。当時の女学校は、卒業後に結婚するための花嫁学校と位置づけられていた。そんな中、陽子は自分は教師になりたいという夢をふたりに話すのだった。本屋の娘で不良の育子は、東京で洋服の仕事をして、さらに将来はアメリカに渡りたいと語った。一方、大地主の娘の真知子は、まだ会ったこともない相手と結婚することになっていると打ち明けた。

3人がたまり場にしていたのは、村上堂という水飴屋だった。女学校の生徒が帰り道に買い食いをするなど、当時の風潮では言語道断であった。しかし3人は、その禁を破ってこっそりと通っていた。そこでは、自由で型にはまらない話題が常であった。

ある日、育子の発案で松本に映画を見に行くことになった。これも女学生にしてはかなり常識居ハズレな行動であったが、3人は喜んで出かけた。

しかし、映画館の暗闇の中で、陽子は見知らぬ誰かに手を握られてしまった。陽子は、生まれて初めて死にたいと思うほど恥ずかしい思いをした。

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陽子(井上真央)が悪さをする(白紙答案を出す、松本に映画を見に行く)日の朝、家を出るときに挙動不審になり、言わなくてもいいようなことを言って家族を不思議がらせるというのを、どうも定番ギャグにしたいようだ。

晩年の陽子(若尾文子)や幼少期の陽子(八木優希)にはそういうところが見られなかったので、なんだか井上真央時代の陽子が別人のように見えてしまうんだなぁ。
ていうか、10代の女の子が家族に秘密で悪さをするときってのは、誰しもこういうもんなんだろうか?

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