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NHK『おひさま』第36回

アンサイクロペディアの「タモリ」というウキウキウォッチング式フットグラサンの説明を読み、支離滅裂な文章ながらもなんとなく意味が分かってしまい、じんわりとおかしく、笑いが止まらなかった当方が、NHK朝の連続テレビ小説『おひさま』の第36回目の放送を見ましたよ。

* * *
第6週「旅立ちの季節」

陽子(井上真央)が松本へ旅立つ日となった。これから2年間、師範学校の寮生活である。

仏壇の母・紘子(原田知世)に向かって、初めて家を出る不安と、残していく父・良一(寺脇康文)の心配を語りかけた。
そんな心配をよそに、良一は終始明るく、おどけてばかりいた。陽子が玄関に出ると、真新しい靴があった。父が密かに用意してくれていたのだ。それを履き、陽子は意気揚々と家を出た。

安曇野を出る前に真知子(マイコ)の家へ立ち寄ったが、陽子は門前払いされてしまった。しょんぼりと去っていく陽子に、家政婦(大島蓉子)がおそるおそる封書を手渡した。それは密かに真知子が陽子に宛てた手紙だった。
手紙には、先日の事件の詫びと共に陽子の前途を応援する内容が書かれていた。そして、陽子の家の便所の取っ手の切れ端が同封されていた。真知子の抵抗の記念として、ふたりで半分ずつ持っておきたいと記されていた。姿は見えなかったが、陽子は真知子の部屋へ大きくてを振ると、あらためて松本へ向かった。

それから2年間は師範学校で猛烈に勉強をした。楽しみといえば、みんなと近況を知らせあう手紙のやり取りくらいのものだった。

父・良一は慣れない一人暮らしであったが、隣に住むタケオ(柄本時生)一家に助けてもらいながら、なんとかやりくりしているようだった。
長男の春樹(田中圭)は、名古屋大学の医学部に進学した。
次男の茂樹(永山絢斗)は、霞ヶ浦の海軍飛行予科練で厳しい訓練を受けながらも、充実した日々を送っていた。
育子(満島ひかり)からは東京の出版社で充実した日々を送っているという知らせが届いた。勤務先である、丸の内のビルの前で撮った写真も同封されていた。ただし、後に分かることだが、それは育子の嘘だった。

真知子は、卒業式を終えた翌4月に婚約した。相手は神戸の資産家中西氏の次男・武伸(萬雅之)であり、新聞の経済欄で取り上げられるほどの出来事だった。武伸はヨーロッパで鉄道経営を学ぶ予定になっており、それが終わり次第、正式に婚姻するという。

それぞれがそれぞれの道を歩んでいた。
そして、ついに陽子は小学校の教師として安曇野に帰ってきた。

* * *


・・・。

昨日の放送の立て篭もり事件で、未だかつてなかったほど泣き崩れていた陽子だったのに、今日の放送では何事もなかったかのように明るい雰囲気だった。
辛いのを隠してわざと明るく振舞っているのか、事件のことを殆ど忘れてしまって明るくなったのか、よーわからんかったし、どうなんだろうと思いながら見ていました。
真知子の家に立ち寄るシーンがあったので、何かしらのわだかまりがあることは想像できたのですが、サラッとしすぎていたというか、なんというか。あの大騒ぎに対して、バランスの悪い後日談だよなぁ、と。

それから、陽子の旅立ちに関して、父は家の前までしか見送らなかった。そういえば、次男の出発の時もそうだったけれど。
安曇野から松本までは日帰りできる距離らしいのだが、家を出てこれから2年間の寮生活をする娘に対して、それはちょっと素っ気無さ過ぎやしないか?せめて駅(松本-安曇野間を記者で移動するのかどうか、僕はしらんけど)くらいまでは見送るものじゃないんだろうか?
・・・父が駅まで付いてきたら真知子の家に立ち寄れないというシナリオ上の都合や、駅舎のセットを用意するのが大変だという予算上の都合なんかもあるんだろうなとは思うが、そりゃちょっとあんまりだろうよ、と。

しまいにゃ、師範学校の生活はほとんど語られずに終了。
描かれたシーンは、教室で英語の教科書をみんなで読み合わせる場面と、寮で同級生が寝た後も机に向かう場面(ただし、すぐに手紙を読み始める)のみ。
そりゃ、いいかげん陽子が学校に通う姿はそろそろ見飽きてきたタイミングではあるが、それはあまりに酷くねぇか、と。

もうちょっと、なにか、こう、先生の道を諦めかける挫折があって、けれども、親友(育子、真知子の他、師範学校の友達)や家族の応援があって乗り越えて、持ち前の明るさと努力があって乗り越え、一回り成長して安曇野に帰ってくる・・・なんていう展開があってもよかったんじゃないのか?

放送で見ている限り、師範学校前後の陽子の変化といえば、衣装と髪型だけです。
とほほ。

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