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NHK『あさが来た』第32回

今日は文化の日だというのに、特に文化的なことをする予定のない当方が、NHK朝の連続テレビ小説『あさが来た』の第32回めの放送を見ましたよ。

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第6週『妻の決心、夫の決意』

実家の父・忠興(升毅)は明治政府の仕事を請け負うことで頭角を現し、今や日本経済を背負って立つほどの大実業家になっていた。本拠地を東京に移すことになり、忙しい合間を縫って大阪の娘たちに会いに来た。

まずは、あさ(波瑠)を訪ねた。
忠興は、嫁入り前の娘たちに家事で家や夫を助けることこそ女の努めだと厳しく躾けた。それにもかかわらず、あさは炭鉱産業で頭がいっぱいで、忠興への近況報告でもそのことばかり話した。
忠興は激怒し、子供の頃のようにあさを追いかけ、尻を叩くのだった。

忠興は義父・正吉(近藤正臣)とふたりきりになり、改めて娘のことを謝罪した。家事を行わず、商売への口出しばかりしていることを謝罪したのだ。

しかし、正吉の評価は違っていた。
正吉によれば、あさには類まれな度胸と商才があるというのだ。時代の流れに翻弄され、両替商の先行きは不安である。そんな中、あさは事業を拡大し、家勢を取り戻そうと努力してくれている。正吉は年老いて頭が固くなっているし、跡取りの榮三郎(吉田八起)はまだ幼い。榮三郎の後見人である新次郎(玉木宏)はいくつになっても頼りない。
新しいことに物怖じしない、あさの柔軟な態度のおかげで家が助けられていると大いに評価した。加えて、新次郎も少しずつだが変わってきており、それはあさの良い影響だと褒めた。
忠興は、自分の娘が大切にされていることに感激した。

忠興は、あさに案内されてはつ(宮﨑あおい)の様子を見に行った。しかし、忠興ははつに一切会おうとはせず、農作業をするはつを遠くから眺めるだけだった。
はつは、義父・栄達(辰巳琢郎)と共に忙しく働いていた。けれども悲壮感はなく、栄達との関係も良さそうで明るかった。
はつは全く気付かなかったが、栄達は忠興の姿を見つけた。栄達と忠興は互いに遠くから無言のまま頭を下げた。その様子だけで、忠興には はつもはつなりに大切にされていることがわかり、安心した。

帰り道、あさは自分とはつの境遇が明暗を分けたとつぶやいた。そして、本当の幸せとは何かがわからなくなったとこぼした。忠興にも思うところがあった。

忠興は、歩きながらぶっきらぼうにあさへ助言をした。
炭鉱は日本の国力増強に貢献する意義ある事業だという。各地で鉄道設立の動きもあり、石炭の需要が大きく増えることは間違いがなく、将来性がある。しかし、炭鉱には手に負えない荒くれ者が多く、よほど肝の座った男でなければ統率できず、女には難しい商売だと言うのだ。
それでも、よく考え、自分でもできると結論を下したなら、やってみるといいと応援した。
あさはたいそう勇気づけられた。

1870年(明治3年)になった。
時代がどんどん変わり、昔ながらの両替商は時代の流れに取り残され始めた。加野屋の商売も楽ではなくなってきた。

あさは相変わらず炭鉱のことばかり考えていた。しかし、鉱山を買うための資金の準備もままならない。
そこであさは、自分の嫁入り道具や持参金を処分することを考え始めた。

一方、新次郎は相変わらず夜遊びばかりしていた。行き先は、いつものように三味線の師匠・美和(野々すみ花)の家だった。
いつもは弟子たちが何人か一緒にいるのだが、その日は珍しく、家には新次郎しかいなかった。

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今日の主な内容は、ふたりの娘の生活は明暗を分けたが、それぞれに義父から大事にされていてよかったね、ってことだと思います。
あとは、あさ(波瑠)が嫁入り道具の処分を計画し始めたことと、新次郎(玉木宏)と美和(野々すみ花)が怪しくなってきたこと。

ラストシーンで、美和が新次郎の手をとって握りました。

今から20年くらいまえ、知り合いのおっさん(当時40歳くらい)が映画『失楽園』を見たあとにこんなことを言っていた。
「『失楽園』には手を握るシーンがいっぱい出てきた。男と女が手を握るということが、あんなにエロティックだとは今まで気づかなかった」
当時、まだまだおこちゃまだった僕は「なんで手を握ることがエロいねん?おっぱい揉んだり、性器を挿入するほうがよほどエロいじゃん」と内心思っていたりしたわけですが。

自分が当時のおっさんの年齢になって、やっと手を握るだけのエロさに気づいた次第。ラストシーンのエロさよ。

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