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NHK『あさが来た』第68回

本ドラマのまとめ記事も70回近く続いて割と順調なようだけれど、過去には『おひさま』の連載64回で止めてしまった例もあるので油断がならないと思っている当方が、NHK朝の連続テレビ小説『あさが来た』の第68回めの放送を見ましたよ。

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第12週『大阪一のおとうさま』

九州の加野炭坑から帰って来た亀助(三宅弘城)の話によれば、報告によれば、サトシ(長塚圭史)が炭鉱から姿を消したという。
雁助(山内圭哉)が赴任した日、雁助とサトシは何やら随分と話し込んでいた。それから何日かして、サトシは荷物を全てまとめて行方をくらましたのだという。

それから亀助は、落盤事故の後始末に手間取っていることも報告した。
岩盤が緩んでしまっているので、闇雲に新たな坑道を掘ると再度崩れる恐れがあるのだ。地盤調査には思った以上に日数が掛かりそうだし、費用も随分と嵩みそうなのだという。

その話を聞いた当主・榮三郎(桐山照史)は炭鉱を売却すると言いだした。事故の後始末にかかる費用は仕方ないが、元通りに復旧させるのは諦めるというのだ。現在の加野屋にその費用を賄うだけの余裕はなく、下手をすると破産するからだという。そもそも両替商であった加野屋が炭鉱に手を出したのも間違いで、そのせいで事故が起きたと主張した。

あさ(波瑠)は反対した。
前所有者・櫛田(木村佳乃)とは、炭鉱を宝の山にすると約束して買った手前、軽々しく手放すことはできないと口答えした。それに加え、加野屋が新たに銀行として再出発するためには莫大な資金が必要であり、それを稼げるのは石炭事業しかないと主張した。

いつも物静かな榮三郎であったが、珍しく大きな声を上げた。今の加野屋は潰れるかどうかの瀬戸際で、炭鉱の再稼働や銀行開業などと言ってられないというのだ。
それからというもの、あさと榮三郎の中は険悪になった。

数日後、雁助から手紙が届いた。
炭鉱の復旧にかかる費用や工程表の事細かな報告書が同封されており、炭鉱での仕事を始めたばかりなのに如才ない雁助の手際に一同は舌を巻いた。

また、雁助の手紙ではサトシのことも報告されていた。
鉱夫から聞き取りをしたところ、サトシの組の者たちが坑道に火薬を仕掛けたことが判明したという。さらに、サトシは加野屋が炭鉱を買ったことを最初から快く思っていなかったことも分かったという。今すぐに追跡してサトシを捕まえたいところだが雁助は炭鉱の復旧で忙しく身動きがとれないため、警察に通報して任せることにしたという。
そんな中、親分・治郎作(山崎銀之丞)は、サトシは根はいい者だから許してやって欲しいと懇願されていると報告した。

そして、サトシは「松造」に間違いなかったとも記されていた。
それは新次郎(玉木宏)と正吉(近藤正臣)の予想通りだった。

寝室で、新次郎はあさに、サトシこと松造のことを話した。
松蔵は新次郎と同い年の幼なじみだったという。父は加野屋の大番頭で、しばらくして暖簾分けをしたという。ところが、暖簾分けをした店は思い通りに行かず、程なくして一家は惨めな思いをしながら町を出て行った。

あれだけ仲の良かった松造が、新次郎に向かって最後に言った言葉が「人殺し」だったのだという。

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あさ(波瑠)がいなくても話が成立するようになり始めてる。。。

こちらからは以上です。

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