劇中は2016年8月9日だと予測したので、その日自分は何をしていたのかとtwitterのログを調べてみたら、福原愛のことを考えていた事がわかり、5年経っても自分は変わらないなぁと思う一方、この5年の間に彼女は現役引退して結婚して子どもを産んで離婚したんだから目まぐるしいなぁと思った当方が、NHK朝の連続テレビ小説『おかえりモネ』の第54回めの放送を見ましたよ。
スポーツ競技全般や卓球にはほとんど興味がありませんが、福原愛にはとても興味があります。
— 木公 (@almore) August 8, 2016
2016年8月。
放送直前に、一文字市でアンダーパスが冠水し車が立ち往生したという情報が入った。その地域で大雨が降るという予想はしておらず、気象班の面々にとっては寝耳に水だった。
各方面から情報を集めると、急な雨雲の発達があり、予報が難しかったということがわかった。近年は異常な雨雲の発達が頻発しており、5-10分先の天候の予想が重要だと思い知らされた。
また、事故のあったアンダーパスは1ヶ月前に開通したばかりなのだという。そのため、大雨に対する経験が蓄積されておらず、通行止めにする手配が遅れてしまったとわかった。車の同乗者は心肺停止で蘇生措置中だとも知らされた。
百音(清原果耶)と共に新たに番組に配属された内田(清水尋也)は弱音を吐いた。彼は風の専門家で、これまでは風力発電や花粉飛散に関わってきた。ところが、気象報道に携わると、広い範囲の不特定多数の人々の命に関わる予報を行い、それを的確に伝えていかなくてはならない。
内田には荷が重く感じられた。それは百音も同様だった。
この経験は百音を変えた。
その日以降、神野(今田美桜)の気象コーナーで取り上げる話題として水難事故への注意喚起ばかりを提案するようになった。最初はパペットを使って柔らかく伝えるならよいと受け入れられたが、提案が連日続くようになり、周囲からもたしなめられた。朝の情報番組で暗い話題ばかり続くのはよくないからだ。
しかし、百音は聞く耳を持たなくなっていた。人々の命を救うためには、身近な危険は全て知らせなくてはならないという使命感に囚われてしまっていた。高村デスク(高岡早紀)も百音が行き過ぎていると感じていたが、その週だけは百音に任せることにした。
ある日の放送終了後、百音は朝岡(西島秀俊)に呼び出された。朝岡は視聴者からの1通のメールを百音に見せた。
それは、海の街出身の母親からのものだった。彼女は海を知らない3歳の息子を連れて実家に里帰りしたという。そこで祖父母と一緒に初めて海水浴に行くことを楽しみにしていたという。しかし、水難事故に関する放送を見た息子が怖がってしまい、海水浴に行けなくなってしまったという。海で育った自分は危険性をよく知っていて、対処もできる。一方、海を知らない子供たちに対しては、楽しさを知るきっかけを与えて欲しいと書かれていた。
朝岡は、これまでの行動を肯定しつつも百音を諭した。自然を良く知っている人は危険を避けたり被害を軽減する術を知っている。一方、自然のことをよく知らない人は、初めから自然を恐ろしいものと決めつけ、ますます遠ざかる。そのような人々がたまたま危機に遭遇すると誤った対処をして被害を大きくしてしまう。そのようなことが起きないように、子供たちが自然を知る機会を与えて欲しいと話した。
百音は表面では朝岡に従ったが、内心では納得がいかなかった。
仕事を終えた百音は、いつものように昼間のコインランドリーにいた。
愚痴を聞いてほしくて、未知(蒔田彩珠)や菅波(坂口健太郎)に電話をしようとしたが、彼らは仕事中だろうと思い、留まった。誰かに話を聞いて欲しいと声に出してボヤいた。
その様子は、偶然コインランドリーにやって来た菅波が全て見ていた。
菅波は百音に「納得がいきませんね」と声をかけた。
予想できなかった災害で人命の危機が発生し、それによって暴走する百音(清原果耶)という回でした。
ところで、僕の目が悪いせいかもしれないけれど、今日の放送の百音は顔が白く浮いてなかった?ファンデーション(?)厚塗しすぎじゃない?首やノースリーブの腕なんかと色が違いすぎるように見えたんだけれど。あまりに顔が浮きすぎてて、メイクさんどうしたの?とドキドキしながら見てました。
ただ、そのドキドキが劇中の百音の空回りと上手く合致して、すごく引き込まれて見れました。
【今日の蒔田彩珠】
スマホの電話帳に名前が出るだけで出番なし。