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NHK『おかえりモネ』第82回

その昔、”Mami’s Family” という山瀬まみ本人も発売当日まで知らされてなかったいう公式グッズの魚型キーホルダーを使っていた当方が、NHK朝の連続テレビ小説『おかえりモネ』の第82回めの放送を見ましたよ。

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第17週『わたしたちに出来ること』

百音(清原果耶)の務める気象会社・ウェザーエキスパーツでは定期的に新規事業審査会が開かれる。社員なら誰でも自由に参加でき、安西(井上順)は新しいことが大好きなワンマン社長であり、彼が気に入れば即座に実現することができる。

野坂(森田望智)は、河川の氾濫を防ぐための植樹プロジェクトを提案した。これが4回目のチャレンジだという。
山に植樹することで保水力を高め、河川の氾濫を防ぐというのが提案の骨子だった。地方の自治体には潤沢な予算があるわけでもなく、河川等の改修や災害後の復旧を必ずしもできるわけではない。たった一度の氾濫で自治体が壊滅してしまうこともあり得るため、対策が必要だというのだ。

安西は、防災の重要性は認めつつも、気象会社が樹木に拘る理由がわからないと難色を示した。野坂はそれにうまく答えることができず、会場にいた百音を指名して説明させた。百音は林業に関わっていたからだ。
突然のことに慌てながらも、百音は野坂の弁護を行った。百音は、空と山と海の間で水が循環することが気象のキモであり全く無関係ではないと主張した。加えて、たった一度の災害で街が破壊されるのは悲しいことであり、それを防ぐことが重要だと話した。

安西は百音の話を聞いて納得したものの、野坂の提案を却下した。河川は複数の地方自治体をまたいでいる場合もあり、関与する森林所有者も多数に渡る。彼らの利害を調整し、合意を取り付けるのは難しいという判断だった。野坂は再度チャレンジすることにした。

安西は、野坂が朝岡(西島秀俊)と入れ替わりで関与している番組『あさキラッ』についても言及した。視聴率が低下しているというのは彼の耳にも入っていたのだ。安西は、やはり朝岡でなければうまくやれないのだろうと言うのだった。
会場の片隅でそれを聞いた神野(今田美桜)は自分では力不足だと言われていると感じ、カッとなった。しかし、自分をうまく抑え込み、言い返すことをぐっと堪えた。

続いて、内田(清水尋也)が花粉症対策アプリの提案を行った。すでに社内用WEBからダウンロードして体験できるところまで準備ができていた。花粉に関する様々な情報をスマホで調べることができるアプリである。

このアプリを無料で運用すると聞いて、安西は採算がとれるのか質問した。対して内田は、広告収入で収益をあげると答えた。人々は、食品から家電製品に至るまで、花粉対策のために多くの商品を購入する。その市場規模は1千億円だと試算されている。すでにいくつかの企業にアプローチし、色よい返事も貰っているという。
安西は、内田の提案をその場で採用した。

安西はアプリはもちろん、内田の話術にも感心した。若いのに説得力のある話し方で足、引き込まれてしまうというのだ。
その評価を聞いた神野は、自分の話には説得力がないのだと反省した。

夜、百音はコインランドリーで菅波(坂口健太郎)を待っていた。菅波と約束をし、早い時間に彼のアパートの前で待っていたのだが帰ってこなかったのだ。仕事で忙しいとわかっていても、コインランドリーで待っていれば菅波に会えると思ったのだ。

はたして、菅波が慌ててコインランドリーにやって来た。まだ仕事が終わっておらず、すぐに戻らなくてはならない。
しかし、もうすぐ登米に引っ越すため、ふたりに残された時間は少ない。だから少しでも会いたいと話した。そして、ちょっとでも顔を見ると嬉しくなるのだと言う。

菅波は、鮫のキーホルダーがついた自宅の合鍵を百音に手渡した。

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昨日のまとめ記事のあとがきに「百音(清原果耶)が菅波(坂口健太郎)の家に通うところが写真週刊誌に載る」みたいなことを書いたんだけれど、合鍵もらっちゃったってことはその可能性がますます高まりましたね。
とは言え、菅波の転居まであと数週間だけど(時は2017年3月であり、菅波は4月から登米に行くので)。

ウェザーエキスパーツでの新規事業審査会なんだけど。
それが定期的に行われているなら、朝岡(西島秀俊)がスポーツ気象を立ち上げる時になぜこれを利用しなかったんだ?ゲリラ的に、会社を辞めることまでちらつかせて強引に進めたよね。なぜなんだ?
鮫島(菅原小春)の選考会が迫っており、審議会の開催を待ってられなかったってことか?朝岡は採算が取れるとは思っておらず、収益を最重要視する安西の方針には合わないと思って初めから諦めてたのか?

【今日の蒔田彩珠
カキの養殖の回想シーンのみ。
百音が野坂(森田望智)のピンチヒッターで空と山と海のつながりを話すところ。

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