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NHK『ブギウギ』第57回

「今日はお前らにタイのかわい子ちゃんを紹介する。よく聞け」などとほざいている当方が、NHK朝の連続テレビ小説『ブギウギ』の第57回めの放送を見ましたよ。

@ninedayo

タイのケンタッキーだよ タイ バンコク ケンタッキー

♬ オリジナル楽曲 – ナインだよ – ナインだよ

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第12週『あなたのスズ子』

愛助(水上恒司)は子供の頃から体が弱く、運動も禁じられていた。そのことで彼はずっと劣等感を持っていた。同級生の学生たちが学徒出陣する中、自分だけが徴兵されない。そのような時に、鈴子(趣里)との恋愛にうつつを抜かしていてよいのかと思い悩んでしまった。

鈴子は、愛助が自分自身で折り合いをつけなければならない問題だと思い、何も言わずに彼の決断を待っていた。しばらく愛助からの連絡がなくなった。鈴子は愛助に任せることにしたものの、彼のことが一時も頭から離れなくなってしまった。羽鳥夫婦(草彅剛市川実和子)に話を聞いてもらったりもしたが気は晴れず、ずっとぼんやりしていた。

そんな中、愛助のもとへ実家の母・トミ(小雪)から手紙が届いた。その手紙は、愛助が自分だけ徴兵されないことに後ろめたさを抱いていることを看破していた。しかし、そのことで思い悩む必要はないと書かれていた。果物も人間も、上等なものほど傷つきやすい。トミは愛助を上等な人間に育てたのだから、繊細で優しく、傷つきやすい子になったのだと主張していた。愛助は今のままでいいし、戦場には行かなくても、自分のやり方で国のためになることをすればよいと書かれていた。

その手紙に鈴子のことは一切触れられていなかったが、愛助は自分は自分らしく鈴子と交際してもよいのだと自信を得た。
村山興業東京支社長・坂口(黒田有)を訪ね、鈴子と交際することを宣言した。もちろん坂口は引き止めようとしたが、愛助の決意は強かった。坂口は、トミに知られたら自分の身も危なくなると恐れながらも、もう何も言えなくなってしまった。

「福来スズ子とその楽団」が巡業に出る日になった。一同が事務所に集まって出発しようとしていたまさにその時、愛助が訪ねてきた。愛助はみんなが見聞きしているのも構わず、鈴子に交際を申し込んだ。母からの手紙で勇気づけられ、戦争に行けなくても自分は自分のできることをすればよいのだと腹を括ることができたと説明した。今は親に頼るばかりで情けないが、この先は必ず鈴子に相応しい男になって見せると豪語した。

鈴子は、自分が愛助の母のように勇気や力を与えられるか自信はないと答えた。しかし、愛助のことを思う気持ちは強いと話した。会えない間、ずっと愛助のことを考えていて、愛助のことが好きな気持ちに間違いはないと思ったと話した。
こうして、二人は正式に交際を始めることとなった。

一部始終を目撃していた楽団員たち(陰山泰えなりかずき国木田かっぱ伊藤えん魔)は、自分たちの楽器で祝福のファンファーレを演奏した。
愛助のことを苦々しく思っている小夜(富田望生)は、鈴子に相応しくなってから出直せだの、鈴子のことを泣かせたら殺すだのと悪態をついたものの、渋々認めた。

マネージャー・五木(村上信悟)はこれからよくないことが起きるのではないかと密かに心配し始めた。

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愛助(水上恒司)は、体が弱いことで小さい頃から母・トミ(小雪)から過保護に育てられたようです。そして、大学生になった今でも、母からの手紙で勇気づけられている始末。本人もいつまでも母に頼りっぱなしで情けないと自覚しているようです。

そんな母頼りの態度を聞かされても、鈴子(趣里)は受け入れました。鈴子自身も、愛助に死んだ弟を重ねている部分があり、愛助の頼りないところがかわいくて仕方ないんでしょう。

甘えん坊男子って、初めはいいけど、そのうち相手をイライラさせて泥沼になるのが常だよね?だよね!?

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