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NHK『ブギウギ』第76回

CHAIがNEOかわいいをフォーエバー(=かいさん)すると知って、軽くショックを受けているとともに、自分らしさを大切にするという彼女らのコンセプトは今の朝ドラと通じるところがあるなと今さら気づいた当方が、NHK朝の連続テレビ小説『ブギウギ』の第76回めの放送を見ましたよ。

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第16週『ワテはワテだす』

『舞台よ!踊れ!』の公演が始まった。
鈴子(趣里)はレビュー劇団の新人女優役を演じる。芝居は初めてでなかなかうまく演じられなかったが、自分は自分らしくあろうと、セリフを全て大阪弁に変えて出演した。
その結果、舞台は大好評だった。タナケン(生瀬勝久)との掛け合いも客に大ウケだった。世間でも評判になり、鈴子の新たな魅力が知れ渡った。

これまでの稽古中タナケンは一度も鈴子の芝居にコメントをしなかったが、終演後に初めて評価をした。
タナケンによれば、鈴子の芝居は間がズレているという。しかし、それが何より面白く、鈴子の天性の持ち味だという。タナケンの芝居とは全く違うものだが、鈴子はそのままで良いという。これからもありのままでいるようアドバイスした。
鈴子は、もっと早くそう教えて欲しかったと苦情を述べた。対してタナケンは、答えは自分で探し出すものだから言わなかったと答えた。何事も道のりは険しが、それだからこそ面白いものだと言うのだった。

鈴子の舞台を見届けた後、小夜(富田望生)とサム(ジャック・ケネディ)はアメリカへ旅立った。
その見送りの場で、鈴子は小夜のことを家族同然だと述べた。家族で大切に思っているからこそ、初めはサムにつれない態度をとっていたと言って彼に謝った。そして、鈴子と小夜は互いの今後を祝福しつつ、泣きながら別れた。

それからしばらくして、鈴子は村山興業東京支社に呼び出された。
そこで、社長秘書室長・矢崎(三浦誠己)と面会した。彼はわざわさ大阪本社から社長のメッセージを携えて出向いてきたのだ。

矢崎はいけ好かない男だった。そんな彼は鈴子と愛助(水上恒司)に向かって事務的に話し始めた。

社長であり愛助の母でもあるトミ(小雪)は、ふたりはそろそろ結婚するべきだと考えていると言う。歳ごろの男女が2年も同棲状態にあるのは世間体が悪いと思っているのだ。
これまでトミはふたりの交際に猛反対していた。そこで苦肉の策として、愛助の看病という名目で鈴子が一緒に暮らしていたのだ。ついに結婚が認められたと知って、ふたりは大喜びした。

しかし、矢崎は結婚のための条件を告げた。それは鈴子が歌手をやめなければならないというものだった。

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ついに鈴子(趣里)とタナケン(生瀬勝久)の舞台が始まり、やっとタナケンは心を開いた。
しかし、どうもこれっきりでタナケンは退場らしい。もっと見てたかったのに。

小夜(富田望生)も退場したし、「福来スズ子とその楽団」のメンバーもこの前いなくなったし、来週からはガラリと出演者や話の展開が変わりそうな感じですね。

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