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NHK『ブギウギ』第96回

5月に発売される横浜銀蝿のトリビュートアルバム『仏恥義理 斗璃美勇徒』が楽しみな当方が、NHK朝の連続テレビ小説『ブギウギ』の第96回めの放送を見ましたよ。

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第20週『ワテかて必死や』

鈴子(趣里)と再会したタイ子(藤間爽子)は、貧乏な母子家庭で病気がちな自身の境遇を恥じていた。歌手として華やかな成功を収めた鈴子との落差にも惨めさを感じていた。
嘆くタイ子に対して、鈴子はタイ子は立派だと告げた。身寄りを全て無くしても、たった一人で息子・達彦(蒼昴)を立派に育てている。その甲斐あって、達彦は母のために働くのを厭わない良い子になった。そんな達彦の思いに応えるためにも、鈴子の援助を受けて早く病気を治せと説得した。自分が歌手となれたのはタイ子の助言があったからで、その義理も返したいと話した。

ついにタイ子もそれを受け入れた。小さい頃から鈴子のお節介は変わらないままだと言って笑った。結局大失敗に終わったが、タイ子のためにラブレターを代筆するなどの事件があったのだ。その時タイ子は鈴子を責めなかった。それどころか、鈴子のお節介焼きを褒め、そのお節介がいつか人を助ける時が来るだろうと予言した。今がまさにその時のように思われた。
数日後、タイ子は医者(要冷蔵)の診察を受けた。脚気の症状が出ており、栄養のあるものを摂るしかないとのことだった。達彦は、栄養のある食品を買うためにもっと働くと決意を新たにするのだった。

後日、鈴子はおミネ(田中麗奈)に顛末を報告した。
おミネは、辛く厳しい世の中だが食らいついて生きていくしかない、誰だってどこからでもやり直せるはずであり、それはタイ子も同じだと感想を述べた。おミネはパンパンの元締めをやりながら、いつかは職業訓練所を開設するのが夢だと語った。なんとか生き延びようとパンパンになった女性の中には、いつのまにか消えていなくなる者も多い。そんな女性たちのことが心配であり、彼女らが他の仕事で生きていけるよう支援したいのだという。
鈴子も職業訓練所の開設に協力すると申し出たが、おミネは即座に断った。鈴子には鈴子のやるべきことがあり、それは歌をおいて他にないというのだ。周りのパンパンたちはすっかり鈴子のファンになり、いつも真似して歌ったり踊ったりしているという。みんなは鈴子の歌に生きる力をもらっているのだから、それに全力を尽くすべきだというのだ。

その足で、鈴子は羽鳥(草彅剛)の家へ飛び込んだ。翌月のワンマンショーに向けて新曲を作ってくれと頼んだ。パンパンやタイ子を招待する予定で、必死に生きている彼女らを勇気づけたいのだと力説した。
羽鳥は羽鳥で、売れっ子作曲家になって何件もの依頼を受けていた。締め切りはどんどん迫ってきており、とてもではないが鈴子を優先できる状況ではなかった。

しかし、鈴子がパンパンたちのことをまくし立てるのを聞いているうちに何かを閃いた。山積みになった書類の中から、『ジャングル・ブギー』と題された歌詞を掘り出した。随分前に映画の主題歌として依頼された歌詞なのだが、意味のわからない内容でほったらかしにしていたという。ところが、鈴子の話を聞いているうちに歌詞にあったメロディーが浮かんできたという。
羽鳥は、家に詰めかけた他の依頼者たちを無視して、『ジャングル・ブギー』の作曲に取り掛かった。すると、30分もかからずにあっという間に書き上がってしまった。羽鳥によれば、力強い野獣のような歌で鈴子の新境地になるに違いないとのことだった。

こうして鈴子のワンマンショーが開幕した。
鈴子は豹柄の強烈な衣装を身に纏った。マネージャー・山下(近藤芳正)は赤ん坊の母親が着るような衣装ではないと苦笑いしたが、鈴子は自信満々だった。

こうして初披露された『ジャングル・ブギー』も大好評だった。
招待されたおミネたちパンパンガールや、タイ子・達彦親子も興奮しながら見入った。

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『ジャングル・ブギー』の豹柄の衣装、いい、すごくいい。好きだよ、ああいうの。
ていうか、年頃の達彦少年(蒼昴)が変に性の目覚めを迎えないか心配になります。昨日の放送では、パンパンガールたちに取り囲まれてチヤホヤされてたし。

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