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NHK『ブギウギ』第113回

花粉症ではないと信じているのだけれど、昨日はくしゃみと鼻水が止まらなくて難儀したし、昨夜から今朝にかけて寝ていてもくしゃみで何度か目が覚めてしんどい思いをしている当方が、NHK朝の連続テレビ小説『ブギウギ』の第113回めの放送を見ましたよ。

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第24週『ものごっついええ子や』

1955年(昭和30年)6月、愛子(このか)は小学2年生になった。

愛子の8歳の誕生日を迎え、鈴子(趣里)は近所の親子を家に招いて愛子の誕生日パーティを開いた。
新しい家に越してきて5年が経ち、鈴子は近所の人々とすっかり馴染んでいた。そして、普段から友達のいない愛子のため、このパーティーで近所の子どもたちと仲良くさせようとしたのだ。
しかし、愛子は近所の子どもたちと口を聞こうとはせず、自分のパーティなのにひとりでいるばかりだった。ついには鈴子のおせっかいに嫌気がさし、自室に閉じこもってしまった。

パーティーは円満に終わったものの、鈴子は愛子のことがますます心配になった。彼女の父・愛助(水上恒司)はすでに亡くなっているし、鈴子も仕事で家を空けがちである。愛子には寂しい思いをさせたくないと思っているのだ。これまでも欲しがるものはなんでも与えてきたし、これからは鈴子が不在の時に遊んでくれる友だちをたくさん作って欲しいと願うのだった。
家事手伝い・大野(木野花)は干渉のしすぎだとやんわりとたしなめた。確かに愛子には同年輩の友だちはいないかもしれないが、家には大野がいるし、鈴子のマネージャー・タケシ(三浦獠太)も頻繁に出入りして愛子と遊んでくれる。ましてや、子どもはほっといても大丈夫だと言うのが大野の意見だった。しかし、鈴子は承服しかねた。

後日、愛子の誕生日パーティーの模様がゴシップ雑誌に面白おかしく掻き立てられた。
それもあって、愛子は学校の同級生たちからからかわれた。愛子は有名人の子で、雑誌に載るようなパーティを開いてもらえる。それなのに親譲の変な大阪弁を使って調子に乗っているなどと囃し立てられた。愛子は言い返すことなくじっと耐えていた。

愛子がそのような目に遭っているとは知らず、鈴子は羽鳥夫妻(草彅剛市川実和子)に子育ての相談に行った。妻・麻里の意見は大野と同様に、過干渉はよくないというものだった。鈴子には結論が出なかった。

鈴子が家に帰ると、愛子は一人であやとりをして遊んでいた。鈴子が一緒に遊ぼうとすると、愛子は拒絶して自室に引っ込んでしまった。その日は、鈴子の仕事は休みで一緒に遊ぶと約束していたのに、鈴子がどこかへ出かけてしまい、約束の破られたことに腹を立てていたのだ。

鈴子は子育ての難しさに思い悩んでしまった。いくら愛子が反抗的になっても、愛子が何よりも大切で大事であるという思いに変わりはなかった。

翌朝、鈴子は自らフレンチトーストを作った。それは愛子の大好物なのだ。
しかし、鈴子が作ったと知るや否や、愛子はまずいと言い捨てて、それ以上手をつけようとしなかった。
ついに鈴子も頭に血が上った。人が作ったものにケチをつけるのはよくない、そんな子はもう学校に行かなくていいし、教科書やランドセルは母が全て捨ててしまうなどと口走ってしまった。
愛子はマミーなんて大嫌いだと言い捨てて小学校に向かった。

愛子が玄関を出ると、門に封筒が挟み込まれているのを見つけた。
中を見てみると、雑誌の活字を切り抜いた脅迫文だった。「ムスメノ イノチガ オシケレバ・・・」などと記されていた。
愛子はバカバカしいと思い、それをくしゃくしゃに丸めて捨ててしまった。

愛子が登校した後、鈴子は大野にあらためて相談していた。その時、電話のベルが鳴った。
大野が電話に出ると、不審な口調の男(水澤紳吾)が福来スズ子を出せと繰り返すばかりだった。大野は相手の素性を確かめようとし、名前と要件を言うよう迫った。
すると男は、娘を誘拐されたくなかったら3万円出せと脅迫した。

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朝ドラによくある「ヒロインが娘の反抗期で手を焼く」エピソードが始まりましたね。
誘拐危機というのはあまり見ないパターンだけれど。

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