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NHK『ブギウギ』第125回

ちゃんと確認してないけど、今日のオープニングはロングバージョン(通常月曜日に使用されるもの。関連スタッフのテロップが多いから)だったように思った当方が、NHK朝の連続テレビ小説『ブギウギ』の第125回めの放送を見ましたよ。

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最終週(第26週)『世紀のうた 心のうた』

羽鳥(草彅剛)は作曲の仕事に身が入らなかった。頻繁に手が止まり、ため息が出るのだった。
見かねた妻・麻里(市川実和子)は、意地を張らずに鈴子(趣里)に会うべきだと助言した。これまで鈴子にたくさん楽しませてもらったのだから、そのお礼はきちんと伝えなければならないというのだ。

一方の鈴子も、引退を打ち明けてから羽鳥に避けられ続け、そのまま大々的に引退会見まで行ったことを気に病んでいた。
茨田りつ子(菊地凛子)に仲介してくれるよう頼んだが、彼女はきっぱりと断った。双方ともいい大人なのだから、自分たちで解決すべきだというのだ。特に、引退会見で述べた羽鳥への感謝の言葉は、あらためて本人に直接伝えなければならないと助言した。

ある日、鈴子はいよいよ決心して、羽鳥の家を訪ねることにした。
ところが、自宅の玄関を出ると、そこに羽鳥本人が立っていた。鈴子が訪問する前に、彼が鈴子を訪ねてきたのだ。
ふたりは鈴子の自宅で、おずおずと話し始めた。

羽鳥は自分の気持ちを正直に打ち明けた。羽鳥は、鈴子がいなくなることが怖かったという。
最近、羽鳥は鈴子の新曲を作っていなかった。他の仕事はしているはずなのに、鈴子の曲がないだけで世間からはスランプだと言われてしまった。もしこのまま鈴子が女優になって大活躍したら、自分は鈴子に捨てられた惨めな作曲家ということになってしまう。さらに、今や世間は、ブギといえば福来スズ子だと思っている。自分からブギが奪われてしまったような気持ちになって、鈴子に嫉妬し始めていた。

しかし実際には、鈴子が歌ってくれなければブギがここまで流行することはなかっただろうとも述べた。鈴子のおかげで自分の大好きなブギが世間に受け入れられ、そのことが羽鳥には嬉しかった。羽鳥善一という作曲家を作ったのは、福来スズ子である。自分は鈴子に深く感謝すると述べた。

鈴子は、歌手生命が危機に陥ったとき、何度も羽鳥に救われてきたと話し感謝した。
自分はこれまで羽鳥の歌しか歌ってこなかった。自分をいちばん輝かせてくれるのは羽鳥だと思っていたからだ。さらに言えば、羽鳥が人形使いで、自分は操り人形だと思っていた。羽鳥にとって歌手は歌の一部であり、自分はその立場に誇りを持っていた。いつまでも羽鳥にとっての最高の人形でいたかったのだが、それがもう難しくなったという。

客に歌を披露する前に、羽鳥にとっての最高の歌手でいたいと思っていた。しかし、すでに羽鳥に釣り合うだけの歌手でなくなってしまった。会見では語らなかったが、その羽鳥への思いこそが引退の最大の理由だという。
羽鳥のおかげで福来スズ子という歌手が完成した。羽鳥のおかげで楽しい歌手人生を送ることができたと涙ながらに感謝を述べた。

羽鳥は、最後にもう一度だけ一緒に遊びたいと話した。ふたりで一緒にもう一度観客の前で歌を披露して、これまでの感謝を述べるべきだという。引退会見だけでは足りないというのだ。
鈴子はそれをすぐに承諾した。

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鈴子(趣里)は自分のことを羽鳥(草彅剛)の操り人形だと自称し、またそれを誇りに思っていました。
なるほど、オープニングの人形!ゾクっとしたね。

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