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NHK『ブギウギ』第118回

水城アユミ役の吉柳咲良は第41回ホリプロスカウトキャラバンのグランプリということで、我が最愛の山瀬まみの後輩にあたるので応援していこうと思った当方が、NHK朝の連続テレビ小説『ブギウギ』の第118回めの放送を見ましたよ。

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第25週『ズキズキするわ』

最近の鈴子(趣里)は、なにかと若手有望歌手・水城アユミ(吉柳咲良)と比較される。年末の大型番組『オールスター男女歌合戦』でも鈴子とアユミの新旧対決が目玉として企画されていた。
鈴子のマネージャー・タケシ(三浦獠太)は何かとアユミを敵視していた。

実はアユミは、鈴子が大阪時代に世話になった大和礼子(蒼井優)と股野義夫(森永悠希)の娘だとわかった。礼子は早くに亡くなったが、股野が立派に育て上げ、今は彼がアユミのマネージャーも務めている。テレビ局のロビーで約18年ぶりに再会した鈴子と股野は、時間を作ってゆっくり話をする約束をした。
股野との面会の調整はマネージャー・タケシに任された。しかし、アユミを敵視するタケシは、股野からの連絡を勝手に断り、鈴子には一切知らせなかった。

ある日、1年前に愛子の誘拐未遂事件を引き起こした小田島(水澤紳吾)とその息子・一(井上一輝)が訪ねてきた。事件を起こした張本人がやってきたことで鈴子は警戒したが、愛子にとって一は最初にできた友達である手前、無下にはできなかった。家に招き入れて、小田島の身の上話を聞いた。
小田島は執行猶予で釈放されたのち、富山のある家の専属庭師として働き始めた。しかし、その家が北海道に引っ越すこととなった。一緒に北海道に移住することも検討したが、息子・一が東京に戻ることを願ったという。それで、その家での仕事を辞め、東京に戻ってきたという。自分は庭仕事以外にできることはないが、なんとしても仕事を見つけて東京で安定した暮らしをすると抱負を述べた。

それを聞いた鈴子は、自分の家で雇うことに決めた。一がそばにいることで愛子が喜ぶからだ。それに加え、亡き母・ツヤ(水川あさみ)が常々「義理と人情」と言っていたためである。今がまさに人情を破棄する場面だと思ったのだ。

こうして小田島が働き出したが、マネージャー・タケシは面白くなかった。彼は身代金の受け渡し役として、小田島と揉みあった。今でも小田島のことを恨み、信用していないのだ。
イライラしたタケシは、鈴子は人に甘いところがあり、周りから舐められるのだと悪態をついた。その勢いで、アユミの父・股野から頻繁に連絡のあることもつい漏らしてしまった。鈴子は股野にまでつけ込まれているというのだ。
股野から連絡のあったことは鈴子にとって初耳だった。鈴子はタケシをしかり、すぐに股野に会いに行った。

喫茶店で、鈴子は股野とふたりきりで会った。どちらも配偶者を早くに亡くしながらも娘を育てているという共通点があった。それですっかり打ち解けた。ただし、股野の娘・アユミは亡き母・礼子に憧れて歌手になったのに、鈴子の娘・愛子は歌に全く興味がなく、かけっこばかりしているという相違点もあった。

そしてついに、股野は本題を切り出した。実はアユミをそばに呼んでいて、彼女も喫茶店に入ってきた。
彼らは年末のオールスター男女歌合戦で、アユミが『ラッパと娘』を歌うことを許可してほしいというのだ。アユミが本気で歌手を目指すきっかけとなったのは、鈴子がその歌を歌う姿を見た時だという。その様子に心を奪われ、自分もこんなふうになりたいと思ったのだ。年末特別番組という大舞台で、どうしても思い入れのある歌を歌いたいと切に訴えた。
鈴子は返答に困った。とりあえず、作曲者の羽鳥(草彅剛)に相談してみると言って、その場は解散になった。

それから数日経ったが、鈴子は羽鳥に相談することもなく、頭を抱えていた。
そこへ、タケシがゴシップ雑誌の最新号を持って現れた。喫茶店で面会する鈴子とアユミの姿が隠し撮りされており、アユミが『ラッパと娘』を歌いたがっているということまで書かれていた。その記事は、いつもの記者・鮫島(みのすけ)の手によるものだが、あからさまにふたりの対立を面白おかしく掻き立てるものだった。

タケシは憤慨し、アユミには絶対に『ラッパと娘』を歌わせないと息巻いた。

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誘拐騒ぎを起こした小田島(水澤紳吾)が結局戻ってきた。やっぱりなー。
先週金曜の116回目でそれっぽいことは書いてた。僕は息子・一(井上一輝)だけなんとかするんだと思ってたけど、親子もろともってのは予想外だったけど。

今日は、タケシ(三浦獠太)が小田島の姿を見てイライラして、股野(森永悠希)から連絡のあったことをつい漏らしてしまうというイベントの呼び水に使われた感じなんだけれど、今後も小田島親子に何かしらの活躍の場はあるんだろうか?

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