「木公さんはどんなアコースティックギター使ってるって言ってましたっけ?」
「一応マーティン。ただし、合板を使った一番安いシリーズだけど」

先日の音叉の後日談です。知人の某美人さん(松雪泰子を想像しながらお読みください)が音叉を欲しがっていて、彼女をオトすために3本買ってきたって話です。なんで3本なのかってのは、買いに行った店がYAMAHAだったので同社のロゴにあやかったって話です。
知人の某美人さん(松雪泰子を想像しながらお読みください)には本数こそ知らせなかったものの、入手したことを連絡し、先日お渡ししてきました。
彼女は最初に音叉の値段を尋ねてきました。
贈り物のつもりだから値段を言うのは少々躊躇したのだけれど。
しかし、以前に音叉の話になった時、彼女は「昔は1000円くらいで売ってたけれど、今は少し高くなってるかもしれませんね」などと言ってた。その場で一緒にスマホで通販サイトを閲覧し、1500-2000円くらいが現在の相場だということは共通認識になっていた。今さらすっとぼけても仕方ないなと思って、僕は「2000円弱くらい」と答えました。ただし、買った時のレシートは捨ててしまったし、正確なところは覚えてなかったんだけど。
彼女は言った。
「やっぱり昔より高くなってるですねー。最初はお代を返そうかと思ったのですけれど、それはそれで失礼かもしれないなと思って。・・・もしよかったら貰って欲しいものがあるんですけれど」
おいおい、話が早いな。そのまま「お返しとしてワタシを貰ってください」って来ちゃうのか?
彼女は自分の鞄を引き寄せ、中から何かを取り出そうとしている。
もしかして、中から「恋人になります」という誓約書でも出してくんの?そんな仰々しいことされると困っちゃうけど、悪い気はしないな。
「木公さんがマーティンのギターならちょうどよかったです。これ、楽器屋さんで働いている時に貰ったものなんですけど、マーティンのサウンドホールの切れ端です。それをコースターにして配っていたんです。ちゃんとスプルース(ギターによく使われる木材)ですよ!」
イベントで配布されていた非売品だそうで。某美人さん(松雪泰子を想像しながらお読みください)をオトせなかったのは残念だけれど、ギター好きとしてはこれは嬉しいね!
大切にします。
なお、3本の音叉のうち、2本は彼女に引き取られました。残り1本は僕が持ち帰りました。
