「カシミール」とは、インド、パキスタン、中国の三つ巴の国境付近地帯を指すそうだ(Google mapsで見る)。
そもそも、インド(ヒンドゥー教)とパキスタン(イスラム教)はインド帝国として統一されていたのだが、イギリスの植民地から独立する際に、それぞれの宗教の違いによって国が別れたそうだ。カシミール地方もインド帝国内の一王国だったのだが、王族はヒンドゥー、民衆はイスラムという複雑な状況にあったそうだ。そのためインドとパキスタン双方からの引き合いがあり、帝国解体(1947)から60年以上経過した現在においても、領有権や宗教の問題において微妙な状況にある地域らしい。
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もう一つ、高級毛織物の「カシミア」というのもの、カシミール地方にちなんでいるらしい。
この地域や中央アジアの高原地帯に住むカシミアヤギの内側の体毛を集めて作られるのがカシミアであり、取れる毛も少ないらしい。セーター1着を作るのに、ヤギ4等分の毛を集める必要があるそうだ。
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その他、奈良市押熊町にあるカリィ店アジャンタでは、”かしみぃる” というちょっと高い方のカレーを思い出したりする当方だが、この店と同地域の関係について当方はよく知らない。