数週間前、ならまちのとある一角を歩いていたら、あちこちに手作り感満載のポスターが貼られていた。普段なら、市民の文化サークルかなんかだろうと思って無視するところだけれど、あまりにたくさんあったせいで自然と目に入ってきた。
「秘佛開扉 女人裸形 阿弥陀佛 璉珹寺 5月1日-5月31日」
最近、空前の見仏マイブームが起きている当方であるし、その上女の子大好きな当方なので「女人裸形」の文字列に目が釘付け。その日は時間が遅くて拝観できそうになかったので、本日、念願の仏ストリップ・ショーに出かけてきた次第。
出かける前に、璉珹寺(れんじょうじ)のことはwebで検索したりしたりしてみたのだが、公式サイトはないし、wikipedia などにも情報はない。Google での検索結果も、ほとんどが個人サイトの情報だったりするわけで。本当にそんな寺があるのかどうか、しかも檀家以外の人間が観光気分で出かけていいものかどうか、激しく不安になったりした。
そんな中、先日録画しておいた『みうらじゅん・いとうせいこうのテレビ見仏記』の総集編を見返したら、確かに璉珹寺は存在していて、裸の女人仏像も安置されていた(11回目の放送で取り上げられたようだ)。その事実に勇気付けられて、奈良市街南部へ車を走らせた。