イケアでメダリオン

はじめにお断りしておきます。
今回のメダリオンは茶平工業の記念メダルの話題ではなく、メダリオンという名称の料理についてです。

本日、イケア港北店(横浜市)に出かけ、併設レストランで食事をしたところ、メニューに「メダリオン」というものがあったのだ。

メダリオン



「うはっ!メダリオンだって。記念メダルと同じ名前やんけ。うけるー」
というわけで、どういったものかよく分からずにオーダー。
#茶平工業の記念メダルをメダリオンと呼ぶのは、みうらじゅんが勝手にやってるだけだが。

食べたら美味しかった。かなり美味しかった。1皿に2個入っているけれど、4個くらいは軽く食べられる。
その名称の可笑しさと、あまりの美味しさに、これの価格は覚えていない。
美味しかったわりに、どういう食べ物なのか説明する事もできない。なんか、細かく砕いたブロッコリーと玉ねぎやジャガイモを小麦粉で固めたもののような気がするが、食べ物の構成品の理解や説明を不得手にしている当方にはそれが正しいという自信もない。

気になる人は、お近くのイケアにお出かけになって、実際に食べてみていただきたい。国内に6店舗ある。ただし、いずれも気軽に行くには微妙な立地だが。
店舗一覧はこちら

なお、イケアでは「ベジタブルメダリオン 冷凍」という商品も取り扱っている模様。ご自宅でも楽しめますね。

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雨降って地固まる

昨日の台風で隣家の塀が崩れ、僕の車にガレキがぶつかった
昨日は風雨が強かったので、詳しい被害の確認はしなかった。ざっと見た限りでは特にひどい事にもなっていないようだった。だから、あんまり気にしないことにしていた。
ただし、たまたま居合わせた塀の持ち主に話をしたところ、軽くすっとぼける素振りを見せたので、それにはケツに来ていた。


さて、台風が過ぎて、今朝は晴天。
7時過ぎには起きていたのだが、なんとなく気が重くて車の確認には行かなかった。もし何らかの被害があったら、隣家との交渉はもちろん、賃貸住宅の管理会社やら自動車保険会社やら、その他やら、諸方面に連絡をとらなくてはいけなくなる。それが面倒だと思っていた。

何よりも厄介だと思うことは、隣家との関係が悪化することだ。特に口を聞くわけではないが、普段から頻繁に顔を合わせる相手だ。トラブると、今後顔を見るたびに気まずくなる。

それに、つい3日前に講演を聞いたり(ここに発表資料がある)、数週間前に本(『中越地震被災地研究からの提言―未来の被災地のために』)を読んだりした辻竜平さんによれば、災害発生時に重要なことは近隣住民の協力関係だという。そして、いつ発生するかわからない災害に備えて、普段から地域の人間関係を良好に保っておくことが肝要だと説いている。

まったくその通りだと思うのはもちろんだし、ごく最近その話を聞いたもんだから、妙にそれが頭に残っていて。お隣さんと関係が悪化するのは特に避けたいと思っていた。

そんなわけで、いろいろと気が重かった。
傷などの被害が一切なければいいのに。何もなければ、隣家を尋ねて「なんともありませんでしたー。どーもお騒がせしました。いやぁ、大変な台風でしたね、びっくりしました」と明るく世間話と挨拶だけして、水に流そうと思っていた。
一方、もし何かあったらどうすればいいのか、全くアイディアがなかった。こういうトラブルごとには慣れていない当方なので。先方と交渉する前に、保険会社等に連絡すればいいのだろうか。警察に連絡もせなアカンの?ああ、もう、考えるのもめんどくさい。

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スティーブン・ピンカーの『2001年宇宙の旅』への言及

クラークと監督のスタンリー・キューブリックは第三千年紀の生活のラディカルな像をつくりだしたが、それはいくつかの点で実現した。永続的な宇宙ステーションは建設中だし、ボイスメールやインターネットは日常生活の一部になっている。しかしクラークとキューブリックが、進歩について楽観的すぎた面もある。仮死状態も、木星へのミッションも、唇の動きを読んで反乱を企てるコンピュータもまだない。逆に、完全に乗り遅れてしまった面もある。彼らがつくった2001年の像では、人びとがタイプライターで言葉を記録している。クラークとキューブリックは、ワードプロセッサーやラップトップ・コンピュータの出現を予想していなかったのである。そして彼らが描いた新千年紀のアメリカ人女性は「アシスタントの女の子」―秘書や受付係や客室乗務員だった。

彼らのような先見の明をもつ人たちが、1970年代に起こった女性の地位の大変革を予想していなかったという事実は、社会のありかたがどれほど急速に変化するものであるかを、あらためて鋭く思い起こさせる。女性がむいているのは主婦や母親や性的パートナーだけだと見なされ、男性の場所を取ることになるからという理由で職業につくのを阻まれ、日常的に差別をうけたり見下されたり性的強要にあったりしていたのはそれほど昔のことではない。

(強調筆者)

この引用は、スティーブン・ピンカー(山下篤子訳)『人間の本性を考える(下)』p.108にある。第18章「ジェンダー: なぜ男はレイプするのか」の冒頭部であり、「女性の地位が向上した理由」という節に書かれている。

さっき、ふと思い出したのだが、内容はうろ覚えだった。それでちゃんと調べた。そして、調べたついでにここにメモしておく次第。


なお、映画『2001年宇宙の旅』は1968年に公開されたとは信じられないほど良くできた作品だ。ピンカーの『人間の本性を考える』も僕たちが人間自身を理解し、これからの社会をどう作っていくのかを考える上でたくさんの示唆にとんだ良書。



俺の台風被害

大型で強い勢力の台風15号によって各地に被害が出ております。

テレビを見ながら他人ごとのように過ごしていた当方ですが、先ほど家のチャイムが押されました。賃貸アパートに住んでいて、ほとんどご近所付き合いをしていない当方ですが、僕の部屋の真上の住人が訪ねてきたのです。

「こんな台風の日にすみません・・・」
と、とても恐縮している先方。

何事だろうかといぶかしんでいると、
「隣の土地の家のブロック塀が崩れましたよ。オタクの車にぶつかってるみたいです。」
と、悲しいお知らせを伝えてくれた。
なお、駐車場の位置関係で、彼の家の車は無事。俺の車だけやられた。



あああ、俺のシャア専用 WiLL CYPHAが!!!




強烈な風雨なので、まだきちんと確認していないが、幸いにしてブロック部分の命中は避けられた模様。そのかわり、塀の木製部分が車のフロントにあたっている。
シャア・アズナブルのように「当たらなければどうということはない!」と言える範囲なのか、そうじゃないのか、未だ不明。

とりあえず、これから塀の持ち主に事実確認だけしてもらいに訪問するつもりだが、ちと気が重い。
ご近所さんトラブルは面倒なので管理会社に連絡しようとしたら定休日だった。

当方の赤い愛車が、通常の3倍の強靭さを有していて、傷ひとつついていなければ丸くおさまるのだが。


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映画『ソーシャル・ネットワーク』を見た

世界最大のSNS Facebookを作った学生たちの友情と確執を描いた作品。デヴィッド・フィンチャー監督、ジェシー・アイゼンバーグ主演、2010年作品。

主人公のマーク・ザッカーバーグは、他人の感情に注意が向かず、不適切な言葉を投げかけては人を不快にさせる。人付き合いのヘタクソなコンピュータ・オタクなのだが、彼のテクニックと独創性は一流だった(実際に Facebook を創り上げたことだし)。
ある日、数少ない友人の一人であり、唯一の恋人(まぁ、恋人は通常唯一であるべきだが)にまでヒドイことを言ってしまい、フラれてしまう。その腹いせもあり、マークはネット上でのコミュニティサイトの作成にのめり込んでいく。
少しずつプロジェクトに協力する仲間も増えてきた。しかし、プロジェクトが大きくなるに連れて、組織の内外に嫉妬や方向性の相違が生まれ、マークは孤立していく。

そんなお話。

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あるにゃん、カレンダーデビュー

FELISSIMOの日めくりカレンダー「まいにちにゃんこ 2012」に、当ブログのアイドル猫、あるにゃんの写真が掲載されることがきまった。

商品カタログにあるにゃんの写真が掲載されている。

FELISSIMO ひめくり2012のカタログ写真



なお、現在のところ、まだネットでの注文は受け付けられていない。

映画『探偵はBARにいる』を見た

大泉洋が、札幌ススキノの便利屋< 俺>を演じる映画『探偵はBARにいる』を見てきた。

原作は東直己『バーにかかってきた電話』。2011年現在、11作ほど出ている< 俺>シリーズの2作目だ。
僕はこのシリーズが大好きでほとんど読んでいる(文庫で追いかけているので、単行本で出ている最新作だけは読んでいない)。僕は札幌の街が大好きだから、そこが舞台になっているシリーズも自然に気に入る。著者も札幌在住で、文中に出てくる流暢で正確な北海道弁にも好感が持てる。ススキノを根城にする主人公は、ニヒルな伊達者なのだが、たまに抜けているところもある。なかなか味わい深いキャラクターだ。

大好きなシリーズの映画化とあっては、当然楽しみになる。主人公を演じるのが、今や北海道を象徴する俳優の大泉洋であるということでも期待は高まる。そして、今回の映画の原作になっている『バーにかかってきた電話』はシリーズの中でもお気に入りの一つだ。

原作が大好きなだけに、映像化に対しては少々警戒もしていた。
しかし、先週の公開以来、ネット上の評判をいくつか拾い読みしたところ、いずれも上々の評価だった。
だから、期待に胸ふくらませて見に行った。

僕が見たのTOHOシネマズ海老名で、水曜日の昼の回だった。スクリーン1というかなり大きなスクリーンだったのだが、観客は半分以上は入っていたようだ。なかなかの入りだと思う。ただ、毎月14日はTOHOシネマズのサービスデイで、料金が一律1000円である。そのせいで通常よりも混んでいた可能性もあるが、それを差し引いても人気なのではないかと思う。

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ゴミクズみたいな夜に思い出すこと

ただ、こうして生きてきてみるとわかるのだが、めったにはない、何十年に一回くらいしかないかもしれないが、「生きていてよかった」と思う夜がある。一度でもそういうことがあれば、その思いだけがあれば、あとはゴミクズみたいな日々であっても生きていける。

中島らも『僕に踏まれた町と僕が踏まれた町』 p.193


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岡崎京子『リバーズ・エッジ』

7月の「東海道五十三クリング」では、京都・三条大橋にゴールした後、冷房を求めて電車に乗った。三条京阪から京橋(大阪)までを往復した。

その日は、祇園祭の宵山であった。1年でもっとも京都が混雑する日と言われている(おかげで、僕は京都に宿を取れず、神奈川の自宅までとんぼ返りしたのだ)。

大阪から京都へ戻る電車は、宵山の見物客と思しき乗客で混雑した。それでも、僕は運良く座席に座ることができた。京阪特急の4人がけボックスの窓際だった。

僕と前後して乗り込んだのは、男女3人ずつの若いグループだった。合同デート(デート?デートなのか!?)のような感じで楽しそうだった。彼らはまとまった座席を確保することはできなかったが、男女組みになって分散することで全員座ることができたようだ。

僕の座る4人がけボックスにも、その中の1組がやって来た。年の頃は、高校生か大学生くらいに見えた。男の子は少々うつむき加減で、他のメンバーに比べてあまり楽んでいるようには見えなかった。グループの中のリーダー格っぽい快活な女の子が、別の女の子を呼び寄せて彼のそばに座らせた。

この女の子は、色白ベビーファイスでかわいらしい夏服を来ていた。はっきり言って、僕好みの女の子だった。目が釘付けになった。暗い雰囲気の彼に代わって、俺が彼女のお相手をしたい、強くそう思った。
そういう思いもあって、根暗の彼とベビフェの彼女を横目で観察しまくった。彼らと目が合うと、空々しく外を眺めたりしたが、耳だけは常にそばだてていた。
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せんべろ初心者が大井町を訪問し、ついでに平和島競艇場デビューもする予定

少し前、小堀純・中島らも『せんべろ探偵が行く』を読んだ。「せんべろ」とは、千円でべろべろになれる店の意。

読んでいた当時、会社のランチタイムの話題としてその本の話をした。そして、「なんとなくそういうのに憧れる。せんべろに行ってみたい」というような話をした。

人の記憶や印象とは、やはり不確かなものだ。
僕は「中島らもみたいな退廃的な雰囲気に、ちょっとだけ憧れますね」みたいな軽い話をしたつもりだった。

しかし、会社の人たちは
木公は、場末にある小汚くて怪しい雰囲気があり客層もあまり上品ではない店を探している
という風に思い込んでしまったようだ。
以来、とにかく小汚くて怪しいお店の目撃情報がいろいろと寄せられた。
#周囲には、ホルモンも苦手にするようなお上品な人々が多いので、実地検分をしてきたという人は皆無だ。

* * *


ここには書いてなかったかもしれないが、今月末まで当方の勤務先は水曜日と木曜日が休みである。そのかわり土日に勤務する。企業の電力需要ピークを分散させるためだ。
#7月には2週間の一斉休業があった。京都まで自転車旅行をした時だ。

そんなわけで明日、明後日は休みである。

休みだからといって、特に何か用事があるわけでもない。あえて用事を作るでもなく、まぁ寝て過ごそうかと思っていた。それはそれで、無為な時間を過ごしているようでなんとなく気まずさも感じるが、何にも用事がないものは仕方ないので、あるがままを受け入れようと思っていた。
#いろいろ片付けなきゃいけない仕事はあるような気がするが、それには気づかないフリをする。

休みの日に用事がないなどということは、別に他人に話すべきことでもない。
たった一つ前のパラグラフで「明日は用事がない」と言った舌の根も乾かぬうちに、「他人に話す必要もない」などと書くのは、自分自身でいかがなものかと思うわけだが、話の展開上やむを得ない。

用事がないことを公表する必要はないので、用事がないことを僕は黙っていた。黙っていたし、隠していた。
しかし、そういうことはなんとなく雰囲気に出てしまうのだろうか。

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