NHK『カーネーション』第141回

The Beatles の “She loves you” が脳内iPodでヘビロテ中の当方が、NHK朝の連続テレビ小説『カーネーション』の第141回目の放送を見ましたよ。

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第25週「奇跡」

奈津(江波杏子)が入院していると聞いた糸子(夏木マリ)は、すぐに病室を訪ねた。
奈津は昔から変わらずツンケンとした態度だったが、ポツリポツリと自分の来し方を語った。結婚後しばらくして、夫(ラサール石井)の故郷である四国に引っ越した。しかし、その夫に先立たれ、一人になってしまったため11年前に岸和田へ帰ってきたのだという。糸子は、奈津が音信不通になっていたことを責めるが、奈津はのらりくらりとしていた。その様子に糸子は呆れ返ってしまった。
しかし、糸子は嬉しかった。生きているうちに、再会できたことを奇跡だと思って喜ぶのだった。

奈津が帰ってきた時期というのは、ちょうど日本のバブルが崩壊した時期だ。それを境に、景気が悪くなってしまった。岸和田に大きなショッピングセンターができたことで、オハラ洋装店のある商店街もすっかり寂れてしまった。糸子の商売も芳しくない。店を訪れる客がめっきり減った。オハライトコ・ブランドも、シルバー向け市場の競争が激化して苦戦していた。
それでも、糸子がデザイナーとして有名であることに変わりはなかった。新聞社のインタビューを受けるなど、まだまだ活躍の場は多かった。

後日、糸子は再び病院を訪れた。奈津の病室を覗くものの、彼女の顔を見るだけで、声もかけずに立ち去った。奈津の方も、糸子に興味のなさそうな素振りをするだけだった。それで互いに不満はないようだった。

糸子が病院に来たのは、依頼されていた病院ファッションショーの打ち合わせのためだ。
しかし、打ち合わせは険悪な雰囲気で始まった。総婦長の相川(山田スミ子)は、仕事の合間に簡単にできる範囲で行うことを希望した。一方の糸子は、自分が引き受けるからには片手間では納得できないし、きっちりしたファッションショーにしたいと言うのだ。

特に、モデルの選出について大きく意見がわかれた。
糸子は、モデルについては、当初難しい注文はつけなかった。年齢・体型を問わず、15人いれば良いという。しかし、そのうち半分は入院患者から選ぶことを提案した。けれども、相川総婦長は入院患者をモデルにすることには反対であった。万が一のことがあったら病院として責任が取れないので、モデルはあくまで看護婦から選ぶべきだと主張した。
ますます雰囲気が悪化した。

糸子は、洋服の力を信じているといって説得を試みた。
病院スタッフが医療の力を信じて治療や看護に当たっているのと同様に、自分は洋服の力を信じているのだという。洋服は、人を慰め、勇気づけ、元気を与える力がある。だから、洋服で患者に力を与えたいのだという。患者が自身で洋服を着ること、またその姿を他の患者に見せることで、大きな力が生まれると信じているのだ。

半分が無理なら1人でも良いといって、糸子は頭を下げて真剣に頼んだ。
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昨日は、糸子と奈津が音信不通になっているのはおかしいと突っ込んだわけですが、奈津があえて連絡を取らずにいたことが判明。判明しただけで、納得したわけではないが。

ファッションショー絡みは、ヒロインが周囲(今回は総婦長)と意見の対立の下、強引に話を進めるという展開。周囲が渋々付き合い、ちょっとしたトラブルはあるものの、最終的には大成功。みんながヒロインに感謝して丸く収まる・・・という、2流ドラマによくある展開になる空気が漂っていて、萎える。

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