NHK『あまちゃん』第58回

データ放送のスタンプラリーで6月分をコンプリートすべく、自宅からB-CASカードを持参してホテルに宿泊中なのだけれど、ホテルのテレビは家庭用とは何かが違うらしく、データ放送の画面は開くもののスタンプラリーへのボタンが表示されず、押すことができなくてがっかりした当方が、NHK朝の連続テレビ小説『あまちゃん』の第58回めの放送を見ましたよ。
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第10週「おら、スカウトされる!?」

ユイ(橋本愛)と水口(松田龍平)が密会しているらしいと知ったアキ(能年玲奈)は様子を探るために坑道へ忍び込んだ。こっそりと覗き見るつもりだったが、躓いた拍子に物音を立ててしまい、ふたりに存在がバレてしまった。

水口とユイは、アキの登場に慌てる様子もなく、真実を打ち明けた。予想通り、水口は芸能事務所のスカウトマンなのだという。有名プロデユーサーの荒巻(古田新太)は、47都道府県からアイドルの卵を東京に集め、「GMT47」という国民的アイドルグループを作る構想を抱いているという。東日本から集めた者は上野、西日本から集めた者は品川の劇場にそれぞれ所属させ、競い合わせて盛り上げる計画だという。岩手の地元アイドルとしてアキとユイに目をつけ、水口はそのスカウトのために派遣されたのだという。

水口がスカウトマンだと勘づいたユイは、自ら彼に相談した。それを受けて、水口はユイが地方ローカル番組にレギュラー出演して顔と名前を得るようアドバイスしたという。それでユイはグルメコーナーのリポーターとして積極的に売り出すようにしたのだという。

水口はユイだけではなく、アキもアイドルとしてスカウトするつもりだったという。しかし、春子(小泉今日子)が猛反対していることを知って、慎重に事を進めることにしていたという。様子を探っているうちに、アキ本人もアイドルに興味が無いらしいことがわかり、アキのことは諦めることにしたという。それで、ユイだけを東京に連れて行くことに決めたと打ち明けた。

アキは一瞬迷った。夏(宮本信子)から、何かを始める前にあれこれ迷っても仕方がない、実際にやってみてから考えればいいと言われたことを思い出した。その言葉がアイドルになることにも当てはまるかもしれないと思ったのだ。その言葉にしたがって、思い切って海女をやってみて成功した。アイドルになることも同じかもしれないと思ったのだ。しかし、アキは自分がアイドルになることよりも、北三陸市で今の暮らしを続けることの方が大事だと思い直した。北三陸市の景色や人々が大好きなアキは、ここを離れることは無理だと強く思った。

その頃、春子と大吉(杉本哲太)はスナック梨明日で話し込んでいた。海女カフェのオープンで観光客が増加したため、夏の間は列車を大幅に増発することが決めたという。しばらく前までは廃線の危機だったのに、大きく助けられたと大吉は言うのだ。しかも、それは春子が帰郷してくれたおかげだという。春子が帰ってきたことをきっかけに、町が大きく変化したと言うのだ。

春子は、全てはアキとユイの働きだと謙遜した。一方で、自分も帰郷したおかげで大きく変化したことを認めた。ちょうど1年前に帰ってきた時は、故郷が嫌いで仕方がなかった。ここで育ったダサい自分を嫌悪し、そんな自分の生まれ育った町を嫌悪していた。地元の景色や人々の良さも理解することができず、自分の居場所がないように感じていた。しかし、最近は毎日いろいろな出来事がある。おかげで、自分の居場所が見つけられたし、地元の景色や人々の良さがわかってきたのだという。それというのもアキのおかげであり、アキを導いてくれた夏(宮本信子)のおかげだと、感謝を述べるのだった。

春子が帰宅すると、アキと夏は居間で眠り込んでいた。夏は目を開けたまま眠る癖があるが、アキもそれと同じようにして眠っていた。春子はふたりの奇妙な一致をおかしく思いながら眺めた。

春子が帰宅した物音で目を覚ましたアキは、春子の荷物の中に映画『潮騒のメモリー』のビデオテープがあることに気づいた。春子が入浴している間、アキはそれをこっそり見ようとした。

ところが、いざ再生しようとした途端、ユイから電話がかかってきた。アキに大事な話があるから、海女カフェまで会いに来て欲しいというのだった。
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これまで写真のみの登場だった荒巻(古田新太)がしゃべりました。取材を受けて「GMT47」(ジモト47)の構想を語る回想シーンだったので、メインの登場人物と絡むシーンではありませんでしたが。荒巻はちょっとだけおかしな横文字を駆使し、アクティブで独創的なアイディアを持つ人物として描かれていました。カリカチュアライズされた敏腕プロデューサーという感じです。岩手ローカルテレビ局のディレクター・池田(野間口徹)をさらに怪しくした感じです。古田新太にぴったりな役柄でした。

『あまちゃん』ヒストリー(時系列表)
『あまちゃん』 つづく

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