NHK『ブギウギ』第41回

今朝も寒くてなかなか布団から出られず、朝ドラ見れない危機に遭遇したんだけれど、なんとか乗り切った当方が、NHK朝の連続テレビ小説『ブギウギ』の第41回めの放送を見ましたよ。

* * *
第9週『カカシみたいなワテ』

1940年(昭和15年)、ツヤ(水川あさみ)が亡くなり、鈴子(趣里)がが父・梅吉(柳葉敏郎)と東京の下宿で暮らし始めて1年が経った。
初めの頃こそ梅吉は映画の脚本で一旗上げるのだと張り切っていたが、今ではそれも放り投げ、酒浸りの日々になってしまった。日が暮れるのを待ち構えるように伝蔵(坂田聡)のおでん屋台に出かけて行き、しこたま飲んで酔っ払って帰ってくる。部屋に戻ることができず、玄関前の路上で夜を明かすこともしばしばだった。朝、鈴子が劇場に出かける時に見つかるといった始末である。鈴子は心配はするものの、すぐにどうすることもできなかった。

梅丸楽劇団にも大きな変化が訪れていた。
戦争が激しくなるにつれ国内は軍事優先となり、贅沢が禁じられる法律も布告された。梅丸楽劇団は公演を続けていたものの、より大きな制限を受けるようになった。
警察が舞台演出の監督をするようになり、より愛国精神に則った公演をするよう指導された。派手な演出や演奏は全て取りやめる他、楽器の名称など専門用語にも外来語を使うことが禁じられた。団員たちは反発したが、警察官に一喝されると大人しくなった。

鈴子は派手な動きを禁じられた。舞台の上に3尺(約90cm)四方の目印が付けられ、その中から出ずに歌うことを命じられた。鈴子は全身を大きく動かし、動き回ることで拍子をとる癖がついていた。それが禁じられたので難儀した。

鈴子のダイナミックな歌と踊りを楽しみにしていた客たちも、ほとんど動かない鈴子を見てガッカリした。その様子を舞台で感じ取った鈴子は、目印を超えていつも通りに歌い出した。客は一気に盛り上がった。
しかし、監視していた警察官がすぐさま警笛を吹き、即座に公演が中止させられた。客は中途半端に終わった不満を口にしながら帰って行った。

鈴子は警察署に連れて行かれ、取り調べと説教を受けた。
鈴子は大きな動きが自分の持ち味だと弁明したが、一切受け入れられなかった。それどころか、3cmあるつけまつ毛の使用も禁じられた。改めなければ、今後の公演も差し止めると脅された。鈴子は渋々受け入れ、やっと帰宅する許可が出た。

警察署内を歩いていると、茨田りつ子(菊地凛子)が警察官に連れられて歩いてきた。彼女は何度指導されても派手な化粧や衣装を改めないという。そればかりか、自分は客に夢を与える歌手だから帰るつもりはないと口答えばかりしているという。鈴子は、警察官からあのようにはなるなと釘を刺された。

* * *


贅沢が禁止されて、鈴子(趣里)たち梅丸楽劇団の舞台が今後どうなるのか、ってのが今週のテーマのようです。
それと同時に、酒浸りで退廃的になった梅吉(柳葉敏郎)の今後も絡められるようです。

このエントリーをはてなブックマークに追加

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です