NHK『ブギウギ』第59回

HDレコーダーに録画していた本作をBlu-rayディスクに移して保存しようとしたところ、どうやらうっかり誤って消してしまったようで51話だけが残っていないことが判明し、先週の月曜の放送回だから再放送を録画することもできず、ものすごくショックを受けている当方が、NHK朝の連続テレビ小説『ブギウギ』の第59回めの放送を見ましたよ。

* * *
第12週『あなたのスズ子』

鈴子(趣里)と愛助(水上恒司)を別れさせる引き換えとして、マネージャー・五木(村上信悟)は村山興業の坂口(黒田有)から前金を受け取った。しかし、鈴子が承諾するはずもなく、五木は進退窮まった。

そのまま、鈴子たち一同は長野巡業へ出かけた。
公演前の控え室に、五木を訪ねて母子(香月ハル住田将太)が現れた。息子・三平は五木のことを父と呼び、たいへん仲が良い様子だった。
五木は以前から日本全国に彼女がいると豪語していた。しかし、地方の恋人が実際に訪ねてくるのは初めてのことで、楽団一同は驚いた。しかも、子どもまでいるとは初耳だった。

五木も楽しげに彼らを歓待していたが、しばらくすると二人を人目のつかないところへ連れ出した。鈴子は気になるところがあって、物陰から様子を伺った。
五木は、女・ナツに現金を渡していた。彼女によれば、夕方までに家賃を払うよう督促されていて困っていたという。金を受け取ると、親子は客席へ向かった。

頃合いを見て、鈴子は五木に声をかけた。
先ほどの子・三平は五木の本当の子どもではないという。女・ナツの元夫は、この辺りの地主の息子だったが、戦争で亡くなった。未亡人になってからは夫の実家にいじめられている。そのため、こっそり旅館の女中として働いており、そこで五木と知り合ったのだという。息子・三平は自分によく懐いているが、おそらく本当の父でないことは知っているだろうとのことだった。
出会った頃、五木は彼らのことを不憫に思い、なけなしの中から経済援助をしてやった。その関係が今でもズルズル続いているという。確かに全国に恋人がいたが、それらは全て縁を切り、今はナツと三平の親子とだけにしていると話した。

鈴子は、自分もいくらか金を援助すると申し出た。しかし、五木はそれを断った。日本国中が貧乏であり、それはナツ親子だけを助ければよい問題ではないからだ。それに、五木は自分が助けることに意味があると考えている。鈴子がどんなに言っても五木は断った。
五木は、自分が色恋に溺れていることを自嘲した。鈴子と愛助の恋愛沙汰を冷ややかに見ていたが、自分も同じようなものだと話した。

その後、鈴子の公演が始まった。
しかし、終演後、五木の姿がどこにも見えなくなった。団員たちは、開演直後に彼の姿を見たのが最後だと言っている。
すると、小夜(富田望生)がその日の宿の女将が預かっていたという手紙を持ってきた。
その手紙の中で五木は、鈴子と愛助の手切金として坂口から金をもらっていたことを白状した。その金の一部は楽団に残していくという。その上で、これからはナツと三平を幸せにするために生きていくと宣言されていた。
こうして、五木は逃げるようにマネージャーを辞職した。

東京に帰った鈴子は、愛助に一部始終を報告した。
すると愛助は、新しいマネージャーを紹介したいと言い出した。五木が出奔したのは坂口から手切金を受け取ったせいであり、その手切金のそもそもは自分に責任の一端があると思うからだ。

愛助は、新しいマネージャーとして山下(近藤芳正)を連れてきた。彼は村山興業の元社員だが、今は引退して孫と遊んでいるだけだと言う。
元々、山下は愛助の子守り役であり、父親がわりだった。早くに父を亡くした愛助のために、映画館や芝居などに連れていってくれた。あまりに愛助を甘やかすものだから、愛助の母であり社長でもあるトミ(小雪)からは頻繁に叱られていたという。一方で、仕事には自信を持っており、全国に知り合いも多い。マネージャー業は任せて欲しいと豪語した。
山下は、社長・トミのことを少し心配した。自分が再び愛助に近づいたと知れたらいい顔はしないだろうと言うのだ。ましてや、鈴子まで絡んでいるとなれば逆鱗に触れるのは間違い無い。しかし、山下は、昔からトミに隠れて愛助を遊びに連れ出していた。その時と同じだと言って笑った。もしトミに露見したら、やり返せばいいとまで言った。

隠し事の嫌いな鈴子は、トミに隠し続けることが気にかかった。なぜ報告しないのか訪ねた。
山下によれば、トミは夫を早くに亡くし、愛助の兄弟も夭折した。一人だけ残った愛助へ引き継ぐため、トミは女手一つで会社を大きくしてきた。当然、愛助の交際相手は結婚を見据え、愛助や会社を支えられる者でなければならないと考えていると話した。
急に結婚と言われて、愛助は照れた。しかし、時期が来たら母にきちんと話すと約束した。それで鈴子も納得した。

その頃、トミが上京していた。
坂口に愛助を呼び出すように命令した。直接話をしたいという。

* * *

先日、友人のこもりんが、「福来スズ子とその楽団」の関係者は全員の名前に数字が入ってて、それが亡き弟・六郎(黒崎煌代)に繋がっている。つまり、
・一井(陰山泰); トランペット
・二村(えなりかずき); ピアノ
・三谷(国木田かっぱ); ギター
・四条(伊藤えん魔); ドラム
・五木(村上信悟); マネージャー
となっている。
僕も全員数字がついていることは気づいていたけれど、五木→六郎に繋がっていることには気づいてなくて、ぼんやりと見ていたことを恥じたんだけど。

そんな五木が退場し、新しいマネージャーは山下達夫(近藤芳正)になりました。数字がついてない。

なお、楽団関係者として小間使いの小林小夜(富田望生)もいるけれど、彼女は梅吉(柳葉敏郎)から六郎の婚約者として認められたり、六郎のカメの世話をしていたりしたから、そういう点で六郎と繋がりがあったかと。

あと、本文からは割愛しましたが、愛助(水上恒司)がへんな咳をしていました。昭和初期の虚弱体質の定番、結核ってことか?

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