遅れたクリスマスプレゼント

26日(昨日)に社内の他部署(府外)の女子からお菓子が贈られてきて美味しく頂いた。27日(今日)には上司からありがた迷惑な役割を拝命し、同僚から「遅れてきたクリプレおめでとう!」とからかわれたりした。
しかし、ここで言いたいことはそれとは別の話である。

先日、ネットオークションで商品を落札した。出品者から商品代金と送料が請求されたので、粛々と支払いを行った。普通郵便で送ることのできるサイズだったので、送料は90円だった。
ここまでは、まぁ普通の手続きだ。

発送の段になり、先方から
「送料は念のため90円を請求しましたが、郵便局で調べてもらったら80円で済みました。余った10円分は切手を同封してお返します」
と連絡があった。

正直、10円切手なんか貰っても、ほとんど使い道が無い。はっきり言っていらない。
辞退することも考えたのだけれど、いちいちメッセージを送り返すのも面倒だったし、相手がすでに封をしてしまっていたのだとしたら開けさせるのも手間だ。「もうめんどくさいから、90円切手を貼って送っちゃってくれ」って言おうかととも思ったけれど、相手の親切を無下にするのもはばかられた。
届いたらゴミ箱に直行させるつもりで、何も言わずに受け取ることにした。

そして、封書で商品が届いた。
丁寧に梱包がしてあって、商品も説明通りのものだった。よい取引をしたと満足した。

ただし、相手の言っていた10円切手が同封されていなかった。念入りに3回くらい点検したけれど見つからない。
先にも書いた通り、全く欲しいとは思わない10円切手なので、特に腹は立たなかった。人間誰しもミスがあるものだし、うっかりしていたのだろうと思って気にしないことにした。
10円切手のことには触れず、相手へ受領の報告を行い、取引評価も「最高」を付けた。

以上が、4-5日前の出来事。

さて、今日になって、相手から突然メッセージが届いた。僕は、完全に円満に取引が終わったと思っていたので、にわかに緊張した。
メッセージには
「10円切手を同封し忘れたので、改めて送りました」
とある。

そんな馬鹿な、と思った。
10円切手を送るのに、80円かかるじゃないか。その料金は、商品を送るのと同じ額だ。それなら、はじめから送料無料にせーよ、と。

とは言え、せっかくの相手の親切に対して罵倒するのも大人げないので、
「10円ぽっちはいらない。まだ投函していないなら、そっちの懐にしまっとけ。ていうか、10円切手が同封されてないことには気付いてた。商品が届いたときに指摘して辞退しておけば余計な手間をかけさせなかったに、すまん」
という内容を、実際にはもっと丁寧な文面で返事をした。

すると相手は、
「すでに投函してしまったから回収できません。それに、こちらのミスですから、お送りするのが当然です」
と言ってよこした。

そもそも、1週間近く経った今、どうして切手の入れ忘れに気付き、再送する気になったのか、僕には少々不思議である。
普通なら、商品を送ってすぐに気付きそうなものなのに。今頃、いったいどこから切手が出てきたのか?年末の大掃除でもしていて、思わぬところからポロリと切手が出てきて、しばし思案の後、「あっ!あの人に入れ忘れた!」と思ったのか。
通常なら、入れ忘れたかどうかなんて確信がもてないだろうに、どうして僕に渡しそびれたと判断できたんだろうか。僕は何もクレームしなかったのだから、まさか送り忘れたとは思わないのではないか。
ていうか、切手を送る準備をする前に、僕に念のため確認しなかったのはなんでだ?

しかし、もうこれ以上話し合っても(言葉は悪いが)時間の無駄だと思い、素直に受け取ることにした。送っちゃったと言ってるんだし。

つーか、僕はちょっと感激している。
相手は、すごく正直で親切でまじめな人だ(切手を同封し忘れるおっちょこちょうだけど)。
そういう人と、やりとりできるってことは、なんだかちょっと嬉しい。
そういう正直な人が世の中にはまだまだいるんだな、と思えたことが何よりのクリスマスプレゼントです。
ありがとうございます。

10円切手が届いたら、ゴミ箱直行は取りやめて、記念に取っておこうと思います。

ただし、封筒だけ届いて、またしても切手を入れ忘れてるんじゃないかと少々心配はしている。

黒木華とフォウ・ムラサメの「ばーん!」: 似てるもの愛好家としての俺

甲乙つけがたい女教師

黒木華主演『リップヴァンウィンクルの花嫁』のBlu-rayを見ていたら、とあるシーンに既視感があった。
映画館で1度見ているから既に見たことのあるシーンであることには間違いはないのだが。

岩井俊二 (2016) 『リップヴァンウィンクルの花嫁』

岩井俊二 (2016) 『リップヴァンウィンクルの花嫁』


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2016年4月2日7:30 『サワコの朝』 vs 『あさが来た』

月曜から土曜日の朝7:30といえば、NHK BSプレミアムで朝ドラを見ている当方なわけで。
寝坊して見逃すことも頻繁なので、この時間はレコーダーの予約録画をしているわけで。

そして、来る4月2日(土)は現在放送中の『あさが来た』の最終回なわけで。
当ブログにおけるまとめ記事連載は2月下旬にやめてしまったけれど、このドラマの最終回がどうなるかには関心があるわけで。
当然、4月2日の最終回はリアルタイムで見るつもりだったわけで。

しかし、今日ゲットした情報によれば、TBS系列の番組『サワコの朝』4月2(土)7:30放送分のゲストは我が最愛の山瀬まみ様だと言うではないですか!

『サワコの朝』2016年4月2日予告

これはもう、『あさが来た』のリアルタイム視聴もレコーダー録画もキャンセルして、『サワコの朝』を見るしかない。
同番組のサイトに掲載された写真を見ると、山瀬まみと阿川佐和子がピンク・レディーの振りまねしてるようだし、これはもう激烈に萌える。びっくりぽんや!
絶対にリアルタイムで見るしかない。放送終了後(8:00)からは録画を見返すくらいの勢いかもしれない。

今期の朝ドラが『ちりとてちん』か『あまちゃん』だったならば、『サワコの朝』とどちらをリアルタイム視聴するか悩んで毛が抜ける思いだったかもしれないけれど、今期が『あさが来た』でよかった。なんの迷いもなく山瀬を見れる。

まとめ記事も断念しておいてよかった。朝ドラまとめ記事は、一刻も早く掲載することに命をかけていたので、山瀬が裏番組となると本当に困ったことになっていたはずなのだ。

ご清聴ありがとうございました。

山瀬歌手デビュー30周年月間

我が最愛の山瀬まみが「メロンのためいき」で歌手デビューしたのは1986年3月21日のことである。
すでにデビュー30周年記念日まで10日を切っている。

それなのに、それなのに。
公式サイトには25周年の記念ベストアルバムの情報が出たままだというのはどういうことだ。

山瀬まみ公式サイト 2016年3月12日 23:50

山瀬まみ公式サイト 2016年3月12日 23:50

2つの点でがっかりしている当方である。
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NHK『あさが来た』第122回

2016年4月15日(金)よりTBSラジオで「有馬隼人とらじおと山瀬まみと」(放送時間8:00-11:00)という新番組が始まるという情報をゲットした当方が、NHK朝の連続テレビ小説『あさが来た』の第122回めの放送を見ましたよ。

* * *
第21週『夢見る人』

あさ(波瑠)の回復ぶりは医者も驚くほどだった。生死の境をさまよったにもかかわらず、意識を取り戻したその日のうちに体を起こして食事が摂れるほどだった。

病院や銀行には多くの人々が見舞いに訪れた。
しかし、あさを刺した萬谷(ラサール石井)が捕まらないうちは大事を取って身内以外の面会を全て断った。見舞客への対応と説明は、九州から駆けつけてきた亀助(三宅弘城)があたった。

あさは病室に集まった見舞いの花を見て、まるでお通夜のようだと軽口を叩いた。まるで自分の葬式のようだというのだ。
あさの怪我のために千代(小芝風花)は長い間女学校を休んでいる。あさはもったいないことだと言い、自分の心配はせず、千代に京都の女学校へ戻るよう話した。

千代は、あさが悪い冗談を言ったり、心配して付き添っている自分が邪険にされることに腹を立てた。あさが眠っていた時はいつ死ぬかと取り乱していたが、今のあさの様子を見ていると気持ちがすっかり冷めてしまった。あさに対して以前のように喧嘩腰で話すようになった。
あさは無神経で無鉄砲であり、デリカシーが無いと罵った。刺されておとなしくなるくらいがちょうどいいと言い捨てて病室を出て行ってしまった。
あさは、全て冗談で、柔らかい心を持って笑って生きていくための方便だと弁解しても聞く耳を持たなかった。

病室を出た千代は、花瓶の水を変えるために給湯室へ向かった。そこには、リンゴを切っている大学生(工藤阿須加)がいた。
特に彼に対して関心のない千代であったが、彼が手にしている果物ナイフを見るとあさの事件を思い出して恐ろしくなった。手にした花瓶を落として割ってしまった。
騒ぎを聞きつけたよの(風吹ジュン)に助けられ、千代はその場を去った。

その日の夜、「アサキトク」とだけ電報で知らされたはつ(宮﨑あおい)と惣兵衛(柄本佑)が慌てて加野屋にやって来た。
はつはあさの様子を見てすぐに帰るつもりでいた。しかし、あさの命に別状はないと言うだけで、よのは話せば長くなると言って泊まっていくように勧めた。ちょうど加野銀行で働く息子・藍之助(森下大地)とも久しぶりに会えたことだし、話をするのにちょうどいいというのだ。
はつは、押し切られて泊まることにした。

その夜、病院では千代と新次郎(玉木宏)が付き添うことになった。
病室という状況ではあるが、久しぶりに親子3人の夜だった。
* * *

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NHK『あさが来た』第111回

2016年2月9日の日経新聞夕刊に「(それでも親子)タレント 山瀬まみさん 死ぬ夢見て単身赴任解消」という記事が掲載されており、山瀬まみが幼かった頃の父との思い出や現在の関係性についてインタビューに答えているわけだが、ちょっといい話で思わずうるっと来てわけだが、掲載されている写真もかわいらしいものでうおっと声を上げたりしたのだけれど、写真をクリックして拡大したら目尻の小じわが目立っていて思わずうぐぅと唸ってしまった当方が、NHK朝の連続テレビ小説『あさが来た』の第111回めの放送を見ましたよ。

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第19週『みかんの季節』

惣兵衛(柄本佑)はあさ(波瑠)とふたりきりで話をしたがった。
あさが応じると、話題は藍之助(森下大地)のことだった。藍之助は銀行員として成功しそうかどうか聞きたいのだという。

あさは偽りなく、藍之助と一緒に働けて楽しかったと答えた。
藍之助が家出して大阪に出てきた時、加野銀行で年下の丁稚たちと一緒に働かせた。親戚から不遇な扱いを受けたにも関わらず、藍之助はひとつも不満をいうことなくまじめに一生懸命働いていた。あさはそのことを評価しているのだという。
きっと、有田のみかん農家としても立派に成長するだろうと話した。そして、もし自分に藍之助を預けてくれるなら、立派な実業家に育てるだろうと約束した。

一方であさは、惣兵衛のことが羨ましいと話した。一家みんなで一緒に食事を取り、同じ畑で働く様子に憧れるのだという。
近頃のあさは、仕事が忙しく、家族で一緒に食事をする時間もない。そのせいで娘・千代(小芝風花)ともすれ違いばかりで喧嘩が絶えなくなった。
加えて、炭鉱と銀行の2つの会社が軌道に乗ってしまった現在は、新しく何をやればいいかわからず悩んでいると胸の内を明かした。

あさと話しているうちに、惣兵衛はある決意をした。
そこで、あさたち夫婦を除いて、一家6人で家族会議を開いた。

惣兵衛は、若いころの自分は親に言われるがままの人生を歩んできたと話した。自分にはそれ以外に生きる道がないと思っていたのだという。
しかし、経営状況が悪化し、山王寺屋が潰れてしまった時、自分の人生は自分で切り開かなくてはならないものだと初めて気づいたと打ち明けた。初めは暗中模索で何をしたらいいかわからなかったが、よく調べると以外にも多くの選択肢のあることがわかった。良いものも悪いものもあったが、どれも惣兵衛の目には新鮮で刺激的なものだった。
その中から、はつ(宮﨑あおい)と支えあって今の生き方を見つけた。だから、はつにはこれ以上のない感謝をしているし、今の生き方に誇りを持っているのだと話した。

惣兵衛にとっては、みかん農家としての今の生き方が最高のものである。だから、藍之助にも同じ誇りを共有してもらいたいと常々思っていた。
けれども、惣兵衛自身が親の決めた生き方とは違う行き方を切り拓いたのと同じように、藍之助が自分で自分の人生を切り拓きたいという気持ちもわかるし、それを応援すべきだと悟ったと話した。

それまで黙っていた藍之助だったが、あらためて自分の希望に火がついた。
みかん農家であることも、この村で暮らすことも嫌いなのではない。自分にはそれよりももっと好きなものができてしまったのだと話した。一度でいいので、日本一の商業の町で働き、自分の実力を発揮してみたいと訴えた。

藍之助の大阪行きに反対していたはつであったが、惣兵衛や藍之助の話を聞いた後では反対することができなかった。藍之助の大阪行きを許した。
ただし、3年間で芽が出なければ帰ってくることを約束させた。惣兵衛とはつが有田でみかん栽培を始め、初めて実がなるのに3年かかったのだという。それと同じ3年間を期限と決めたのだ。
こうして藍之助の大阪行きが認められた。


惣兵衛たちが一家で話し合っている間、あさと新次郎(玉木宏)はみかん畑で時間を潰していた。
あさは千代のことを思い出していた。千代にも親の意見を押し付けるのではなく、千代本人に好きな生き方を決めさせるのが良いと思うのだった。
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NHK『あさが来た』第103回

今夜の『痛快TVスカッとジャパン』に山瀬まみが出演するという情報をゲットした当方が、NHK朝の連続テレビ小説『あさが来た』の第103回めの放送を見ましたよ。

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第18週『ようこそ!銀行へ』

1891年(明治24年)、加野銀行開業から3年が経った。
堺や神戸に支店を増やし、銀行業は順調に発展していた。

この頃の大阪は、様々な工業が盛んとなり「東洋のマンチェスター」と呼ばれるほど目覚ましい成長を遂げていた。
新次郎(玉木宏)が社長を務める紡績工場も順調である。あさ(波瑠)は、石炭を扱う加野商店で綿花の取り扱いも始め紡績業の強化に務めた。
あさの目覚まし活躍は世間からもますます注目を集め、女性の大実業家として新聞でも取り上げられるほどであった。また、洋装のあさと着物の新次郎が連れ立って街を歩く姿は、大阪の名物の一つともなった。

順風満帆に見えたが、あさには頭痛の種があった。それは、娘・千代(小芝風花)との関係である。

千代は、家を守る古風な女性になることを夢見ていた。祖母・よの(風吹ジュン)や、おばのはつ(宮﨑あおい)やさち(柳生みゆ)のように、良き妻、良き母になることを目標としていた。
ゆえに、家のことは他人に任せきりで、男勝りに働くあさのことを全く尊敬できなかった。事あるごとにあさの悪口ばかり言っていた。

あさと顔を合わせれば、睨み合って言い争うばかりだった。
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NHK『あさが来た』第100回

三宅裕司の最も優れた仕事は『テレビ探偵団』の司会者であり、同番組のアシスタントをしていた駆け出し時代の山瀬まみをイジって彼女の魅力を最大限に引き出してバラドルへ導いたことであると思っている当方が、NHK朝の連続テレビ小説『あさが来た』の第100回めの放送を見ましたよ。

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第17週『最後のご奉公』

加野銀行設立の準備が着々と進められていた。
連日会議が開かれ、現在の使用人たちを銀行の従業員として雇うための住居の問題や給金など、相談することは山積みだった。

そんな中、新次郎(玉木宏)だけは謡の会に出ていた。あさ(波瑠)は新次郎が遊んでばかりいるのだと思って腹を立てた。
しかし、話を聞いてみると、新次郎は謡の会で単に遊んでいるだけではなく、商人仲間たちと仕事の話をまとめてきたのだという。

近年、日本製の綿糸の品質が向上し、国際貿易でもてはやされてる。その流れに乗るため、大阪商人たちが尼崎に紡績工場を建設する話が持ち上がっている。新次郎もその発起人に名を連ねることになったというのだ。
あさは、新次郎にも時流を読む才覚のあることを喜んだ。あさは紡績工場に出資することに大賛成した。

その一方で、あさはうめ(友近)のことが心配になった。
色恋に疎いあさだが、うめが雁助(山内圭哉)に思いを寄せていることだけは気付いていた。加野屋が銀行になると雁助は店を出て行く可能性が高く、その時にうめも雁助に付いて行くと予感しているのだ。

あさはうめに声をかけた。
うめには幼い頃から色々なことを教えてもらったり、失敗を叱ってもらったり、言い尽くせないほどの世話になっている。今もまだ未熟なので、うめにはそばに居て支えて欲しいと思っている。その一方で、あさはなんでも自分のやりたいようにやって来たのに、うめには我慢を強いてきたことを申し訳なく思うのだ。

それであさは、断腸の思いで、これからはうめの好きなように生きて欲しいと話した。雁助とともに店を出て行くならそれで構わないと伝えた。

うめは断った。
うめは、元の雇い主であるあさの父母の命令で仕えているのではないと話した。うめ本人は、あさと一緒にいるのが幸せだと思うから仕えているのだと説明した。おてんば娘だったあさが、立派な女性になっていく様子を見ているのが楽しいのだという。それに、あさには料理や作法など、まだまだたくさん教えなくてはならないこともある。最近では、千代(鈴木梨央)もわがままになってきたので躾が必要である。
あさを置いていなくなることなどできないと話した。むしろ、自分をそばに置かせて欲しいと懇願した。

ふたりは抱き合って涙ぐんだ。

その翌日、東京の渋沢栄一(三宅裕司)手紙が届いた。銀行の神様と呼ばれる彼から指導を受けるべく、あさが面会申し込みの手紙を出した返事が届いたのだ。
渋沢からの手紙には、生前の五代(ディーン・フジオカ)からあさの話をよく聞いており、是非会いたいのだという。近いうちに大阪に行く用事があるので、その時に会おうと書かれていた。

そして約束の日。
あさと新次郎は、大阪商法会議所で渋沢栄一にやっと会うことができた。
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NHK『あさが来た』第98回

gooランキングが「知らなかった!アニメ主題歌を歌っていたと知って驚く芸能人ランキング」という集計結果を発表しているのだけれど、我が最愛の山瀬まみが9位であることは人々の投票結果だからしかたないとしても、掲載されている写真はもっと他にあっただろ!とプンプン怒っている当方が、NHK朝の連続テレビ小説『あさが来た』の第98回めの放送を見ましたよ。

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第17週『最後のご奉公』

はつ(宮﨑あおい)が加野屋を訪ね、あさ(波瑠)と10年ぶりに再会した。話は尽きなかった

ふたりの母・梨江(寺島しのぶ)が和歌山のはつを訪ねてきたことがあったという。
そもそも和歌山の土地は、梨江がはつに譲ったものだ。はつはそれを借りた気でおり、いつか返済するつもりでコツコツと金を貯めていた。梨江が来た機会に返済しようとした。
しかし、梨江は受け取らなかったという。その金でみかんや息子たちを育てるために使えと言ったのだという。むしろ梨江は、はつが2人の息子をここまで立派に育ったことをはつの手柄だと言って大いに褒めたのだという。

はつは梨江から子育てを褒められたことに涙ぐんでしまったという。
あさも話を聞いただけで涙がこぼれた。ふたりは、互いに年をとって涙もろくなったと言い合った。
横で話を聞いていた うめ(友近)は、人が涙もろくなるのは歳のせいではないと話した。涙をながすほどの苦労を何度も経験し、それを乗り越えてきた者だけが涙もろくなるのだという。ふたりは苦労をしながら子供を育ててきたのだから、そのせいで涙もろくなったのだと説いた。
あさとはつは、その話に感じ入った。

けれども、あさは自分の子育てに不安を抱いていた。
仕事ばかりしていて、千代(鈴木梨央)に母親らしいことは何もできていないからだ。家族に育児を任せっきりにしているせいで、千代はあさにほとんどなつかない。姑・よの(風吹ジュン)や夫・新次郎(玉木宏)に甘えてばかりなのだと話した。
はつの子育ての秘訣を聞きたがった。

ところがはつは、あさが自分のようになることはできないと断言した。
小さい時、はつは母の化粧箱の紅に興味をもつような少女だった。一方のあさは、化粧箱の中に蛇の抜け殻を入れるような少女だった。小さい時からあさは、自分のやりたいことしかやらない娘だった。今さらその性根が変わるはずがないというのだ。
むしろ、あさは自分の信じた道で、自分らしく生きるしか無いのだと諭した。

それを聞いたあさは、はたと気がついた。確かにはつの言うとおりなのだ。それなのに、普通の母親のようになろうと無理に気を張っていた。
あさは、床に大の字になって寝転んだ。自分は昔から行儀の悪いやんちゃ娘だった。それは今でも変わっておらず、それこそが自分の生き方だと思い出した。自分は、知らず知らずのうちに商売人と母親の両方を完璧にこなそうとして、虚勢を張っていたのだと気付いた。
あさはは、くよくよと悩むのはやめようと決意した。大人になると誰もそういうことを気づかせてくれない。はつに会えて良かったと思うのだった。

ただし、あさは、千代が勉強嫌いなことだけはどうしても忘れることができなかった。
自分たちが子供の頃は、女に学問は必要が無いと言われ、学ぶ機会が全く無かった。現在では人々の考え方も代わり、学校なども整備されてきた。女子が勉強をする機会は開かれているのに、千代は全く興味を示さないのだ。立派に小学校を卒業したはつの息子・藍之助(森下大地)のようにならないものかとこぼした。

しかし、はつによれば、男の子であっても親の思い通りにならないところがあるのだという。
確かに、藍之助はあさの言うように勉強がすきな子になった。しかし、弟・養之助のことについては悩みがあるという。
養之助は、兵隊になりたがっているのだという。養之助は貧乏な農家の次男坊だが、兵隊になれば今より良い暮らしができそうだからだ。少なくとも、毎日白米を食べることができる。
はつは、自分たちの暮らし向きのせいで息子が兵隊になりたいと言っていることを不甲斐なく思っているのだ。

あさは戦争が嫌いだ。力で人をねじ伏せることなどできないということが身にしみてわかっているからだ。
養之助に会う機会があったら、説教をしたいと息巻いた。

その頃、千代は藍之助に遊んでもらっていた。
藍之助は、きれいな着物を着ておしとやかな千代のことを「お姫様」と呼んで持ち上げた。千代も悪い気はしなかった。

ふたりは石蹴りをして遊んだ。そのような遊びをしたことがなかった千代は、上手に石を蹴ることができなかった。藍之助に向かって、次回はきっと勝つと負け惜しみを言った。
新次郎が、負けず嫌いなところがあさにそっくりだと話すと、千代は機嫌を悪くした。自分が、粗暴なあさに似ているはずはないと言うのだ。

藍之助は、あさが男たちに混じって算盤で仕事をしていた姿を見て、強くてかっこいいと褒めた。粗暴なのではなく、巴御前のように素敵な女性だというのだ。

千代は激しく否定した。あさは鬼だというのだ。
先日、千代は虫歯で頬が腫れ上がった。それを見たあさは、糸で千代の歯を縛り付け、引っこ抜いてしまったのだ。その時の鬼のような形相が忘れられず、ますますあさのことが嫌いになったのだという。
いつもは仕事ばかりしているのに、千代が弱っている時だけ母親面するのもますます気に入らないというのだ。母親などいなくても平気だと話した。

それを聞いた藍之助は、羨ましがった。千代が文句を言っても、結局はあさのおかげで何不自由のない生活をしているからだ。
藍之助は、父・惣兵衛(柄本佑)が大阪から逃げ出して、みかん農家になってしまったことが少々不満だった。

そのようなことがあって、はつたちが帰る時刻となった。みかんの栽培は1日たりとも休むことができず、のんびりとしているわけにはいかないのだ。
あさはいつか和歌山に遊びに行くことを約束し、姉妹は別れた。
* * *

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