alm-oreの傾向と対策

いいかー,次の試験に出るからなー.特に,下線部は重要語句だぞー.

【シャア・アズナブル】
本名:キャスバル・レム・ダイクン
父は,偉い思想家(ジオン・ズム・ダイクン),妹はセイラ・マス(本名:アルテイシア・ソム・ダイクン)と名乗っている
赤い彗星」の異名を持ち,全身赤ずくめの衣装.彼の乗るメカは赤い塗装がしてあり,通常のメカの3倍の速度で動くことができる.転じて,赤い品物もしくは何かの3倍であることを「シャア専用」と形容する.
妹がかわいくて,かわいくて仕方がない.

ガキっぽい男が失敗したときは「坊やだからさ」と失笑する.
相手の実力がわからないときは「見せてもらおうか,連邦軍のモビルスーツの性能とやらを」とつぶやく.
相手の実力が予想以上だったときは「連邦のモビルスーツは化け物か!?
あるはずのものが無いのに気づいたときは「足はついていないのか?」と部下に詰問する(そして,部下に「あんなの飾りです.偉い人にはそれがわからんのです!」と返される).
しくじったときは「認めたくないものだな,自分の若さゆえの過ちというものを」とキザに決める.
誰かの頭のよさを褒めるときは「ララァは賢いなぁ」.
負け惜しみは「まだだ,まだ終わらんよ」「残念だったな,貴様らのがんばりすぎだ」など.

【セイラ・マス】
金髪,美人,聡明.
シャアの生き別れの妹.
気丈で,上品なキツイ言葉を飛ばす.それにしびれちゃうマゾ男性多数.

ビンタをはる時は「軟弱者!
だけど,若い男の子を励ますときは「アムロ,あなたならできるわ(にっこり)」(これに対する模範回答は「おだてないでください」)
想像していた以上の物理的な衝撃を受けたときは「Gがこんなに凄いなんて」(以下,18禁自慰がこんなに凄いなんて」という有名なパロディセリフがある)
物事が上達したときは「慣れていくのね.自分でもわかるわ」.

【その他,試験に良く出るセリフ】
命令したことが実行されていないとき.もしくは,他に言うべきことが無いとき「弾幕薄いぞ!なにやってんの?」(by ブライト・ノア)
仲間が焦って,性急にことを進めたとき「スレッガーさんかい?早い,早いよ.・・・こういう時,焦ったほうが負けなのよねぇ」(by カイ・シデン)
理不尽な事が起きたとき,理不尽なことをするとき「悲しいけど,これ,戦争なのよねぇ」(by スレッガー・ロウ)
下品な笑い方をしたいとき「ニヒヒヒヒ」(by カイ・シデン) これに対してはセイラ風に「嫌な笑い方」と返すのがマナー.
新しい品物を披露するとき「ザクとは違うのだよ,ザクとは!」(by ランバ・ラル)
お気に入りの品物を紹介するとき「あのツボは,良いものだ~」(by マ・クベ)
客観的な根拠のない品物の良さを主張するとき「白いモビルスーツが勝つわ」(by ララァ・スン) これに対しては,上で紹介したシャアの「ララァは賢いなぁ」で返すのが鉄則.
青い品物を形容するとき「青い巨星」(ランバ・ラルの通称)
黒い品物が3つあるとき「黒い三連星」(ガイア・オルデガ・マッシュのトリプル・ドム小隊の通称)
何か隠してしまいたい品物があるときは「ミノフスキー粒子,戦闘濃度散布!」(by ブライト・ノア)

以上を暗記すれば,alm-ore を通常の3倍楽しめるようになります.
偉い人にはそれがわからんのです.

メトロセクシャル

今日,「メトロセクシャル」という言葉を習った.

まるで,学校で「ガリ勉クン」,「ハカセ」と陰口を叩かれるような中学生が,その日の英語の授業で習った “Whose hat is that? — That’s Tom’s hat.” というフレーズを家でマジメに復習しているかのように,何度も口に出して発声練習をしたり,WEBで意味を再確認したりしてみた.

なお,当方,中・高生の頃は家で復習など一切しない人間だった.
その代わりといっちゃぁなんだが,学校の授業中は一度も居眠りをしたことがなく,授業の内容を一字一句聞き漏らすことなく頭に叩き込んでいた.だから,復習など必要なかったのだ.(えへん)
さらに言うと,「化学の教科書」が愛読書で,教科書のどのページにどんな内容が載っているか全て把握しているという,世の中に出てから何の役にも立たない特技も持っていた.
例えば,「イオン化傾向の表が載っているのは?」なんて質問がされたら,さらっと「○○ページ」と答えることができた(ただし,最大10ページほどの誤差はあったが).
ただし,人のせいにするわけではないが,通っていた高校というのが受験対策にほとんど力を入れない学校だったせいか,大学受験には見事失敗した.
つまり,自分の通っている高校のカリキュラムにのみ,高度にチューニングされたスキルしか持っていない,応用の聞かない人間になっていたのだ.

そんなわけで,予備校に通うようになってから,「予習・復習」という作業を覚えた.
その副産物なのかなんなのか,授業中に居眠りするという能力も身につけた.
あとついでに,予備校は教室の中のどの席に座ってもいいわけだが,自然と毎日の低位置が決まってくるわけで,いつもボクの前に座っている女の子をボーっと眺めて「かわいい子だなぁ.こんな子と付き合えるんだったら,大学行かなくてもいいなぁ」なんてアホなことを考えて授業に身が入らなかったり.
予備校時代の1年間は,本当に予備校という世界しか知らず,大学に入ったらもっとかわいい女の子はたくさんいるし,大学生の方が女の子と知り合うチャンスも多いということに,ツユも気づいていなかった.
どうやら,高校のときから,「狭い世界にチューニングされた生き方」っつーのが直ってなかったようで.

さて,本日の脱線はこれくらいでいいでしょうか?
話を「メトロセクシャル」に戻しましょう.
辞書的な意味は,
http://dictionary.goo.ne.jp/search.php?MT=%A5%E1%A5%C8%A5%ED%A5%BB%A5%AF%A5%B7%A5%E3%A5%EB&kind=jn
にある.

木公クンって,メトロセクシャルだよね
とのことですが,メトロセクシャルの要素のうちの約66.7%はボクに当てはまらないんですケドー.
若くないし(すでに三十路),高収入じゃないし(ありがたいことに,自分の世代の中では平均的だとは思っています.だけど,借金が・・・),都市部に住んでないし(2km行ったら田んぼだもんなー),女性的ファッションセンスないし(Tシャツとジーパンしか持っていない).
とりあえず,女性的文化・趣味ってのと異性愛ってのはあってるかな.
こんなボクに向かって,「メトロセクシャル」はないでしょー.

でも最近,女性的趣味のセンスも著しく錆付いてきたなぁ.
今日だって,某”女の子女の子”した女の子(どんな日本語やねん)と,彼女の大好きな映画”キューティ・ブロンド“の話になったときにも,
「ごめん,あの映画,あんまり趣味じゃなくて,よく内容を覚えていない」
みたいな,実も蓋もない発言をしているし.

あ,だんだん「異性愛者」も怪しくなってきたぞ.
会社に,ブロンド女性のピンナップカレンダーでも貼ればいいものを(いや,セクハラで訴えられるおそれがあるな),Ozzy Osbourne のカレンダーを貼ってるし(オドロオドロしくて,評判が悪い).
Slash の厚い胸板を見て「むふぅ」と思ってみたり.

メトロセクシャルに値する人間になれればよいと思うが,それ以前に「最近,アタマ大丈夫?」と他人事のように自分の心配をしている今日この頃.

そうだ,どーせアタマの心配をするなら,まずは髪の毛の心配から始めよう.
あんまり悩むと,髪の毛がやばくなるから,悩まないことにしておこう.
今夜も北の土地に向かって
「ぐんぐんのびる 増毛団 くんぐんはえる 増毛団」
のおまじないを言ってから寝ましょう.