廣東料理・東亜食堂(六甲店)で，某大学の先生方と一緒に汚職辞お食事．
なんだか，「火鍋子」という鍋がうまかった．しゃぶしゃぶ用の鍋で炭がガンガン燃やされており，熱々の鶏ガラスープで煮たお野菜やら鶏肉やらが美味かった．4,000円だったかな？
あと，コース料理．前菜・チンジャオロース・エビチリ・から揚げ・デザートなどなど．4人前11,500円だったかな？
後，水餃子も美味かった．
神戸市灘区深田町3-13-8
811-6332
「この店，昔から美味かったっスよ．以前はすげぇ小汚い店で，その分値段は安かったけれど．;-p 震災で店を建て替えたんです．」
とは，お店に連れて行ってくれた先生の弁．
ああ，そうだね．今日は阪神・淡路大震災からちょうど10年だね．
当時，北海道に住んでいて，TVや新聞などで街が壊れた様子は見ていたけれど，どこか「遠い世界のお話」という感じで，映画やおとぎ話を見聞きしているような感じだった．
それから10年．
今や，え？本当にここがあのTVで見た場所？ってくらい，ずーっと昔からそこにあった風景かのような復興を遂げている．すごいね．
たまたま用事があって神戸に出かけ，たまたまアノ日であることを思い出し，たまたま復興した街を歩いて．
震災の爪あとは発見できなかったけれど，この10年でもっとも震災を身近に感じた．
美味い中華料理を食べ，生ビールを飲み，オジサンたちが往年のプロレスラーの思い出話をしているのを横でニコニコと愛想良く聞きながらも，ボーっと考え事をしていた．
悲壮感なんてないね，現地の建物にも人々にも．
いや，あるのかもしれないけれど，じめっとしてないところがいいよね．
※写真と本文は関係ありません・・・．あんまり．
