昔,親しかった女の子が言っていた言葉.
ていうか「親しかった」と過去形なのがポイントです.今は全く「親しい」などと思っていません.それどころか,本気で口も利きたくないし,顔も見たくないくらい.多分,「世の中で嫌いな人間3本指」にランキングされると言っても過言ではない感じ.
不穏な話ですが.
その人がある男性に対して,どうやら今の僕が彼女に対して持っているのと同じ心境であったらしい.つまり,「どうも許せない」と.
ある日,彼女はこんなことを僕に打ち明けた.
「最近,ある男の人と出会った.その人と話をしていたら,私の気持ちが”ストンと落ちた”.今までずっと許せないと思っていた人(前述の男性)のことを許せるように思えてきた.モヤモヤしていてはっきりとは言えないけれど,とにかく,この前出会った人と一緒にいたり,話をしたりすると,とても平穏な気持ちになれる.」
なんのこっちゃよくわからん話だった.
その話を聞いた直後,何度か心の中で反芻したり,彼女を取り巻く環境などを勘案していろいろ考えてみたんだけれど,意味が全くわからなかった.