有友来於北海道来不亦楽乎 in 秋夜の京都

昨日、北海道から幼馴染が、紅葉見物のために京都に来た。
事前に何の予告もなく、当日空港に着いて初めてメールを送ってきやがった。

相手が♂だったり、顔に不自由のある女の子だったりしたら
「あ、そう。楽しんでね」
で終わるところなのだが、メールを送ってきた幼馴染ってのが、皆さんのご想像通り女の子で、しかもかなりキレイめな人なので、夕方からいそいそと京都(市内)に行ってきた。



京都駅付近に宿を取っていて、あまり遠くに出かける気がしないとのことだったので、駅から徒歩5分ほどの京豆腐創作 平林亭 かくれ庵という店をぐぐって見繕ってみた。
平日だし大丈夫だろうとタカをくくって、予約なしで行ったら見事に満席だった。
仕方なく、向かいにある居酒屋(店名忘れた)に向かってみるも、そこも満席だった。
軽く店の中を見回してみたけれど、仕事帰りの人々という感じではなかった。やはり観光シーズンで観光客が多いのだろうか。


ホテル付近を所望されていたけれど、せっかく京都に来たんだからってことで、先斗町にタクシーで向かってみた。
先斗町って京都以外の人にはあまりなじみがないんだろうか(僕のゲストも先斗町の存在を知らなかった)。先斗町界隈の人では少なかった。いくつか店を覗きながら歩いたのだが、どの店も空席が目立っていた。
結局、昨年の忘年会で連れて行ってもらった山とみに入った。


今にして思えば、昨日は朝から寒気がしてあんまり調子がよくなった気がする。
けれども、昔「お付き合いしたいかも」と密かに思っていた女の子からメールが来て、僕は随分舞い上がっていたらしい。
普段なら、絶対に持ち歩かないコンタクトケースを所持して出かけた。
コンタクトケースを持っていくってことは、泊まる気満々ということである。
話はややこしくなるが、当方は角膜にちょっと異常があるので、コンタクトレンズを装着したまま寝ると、しかもレム睡眠(眼球がグイグイ動くあれね)に入ると、まぶたの中でレンズが思いっきり外れる。そして、たいていとんでもない所にレンズがはまり込んで、痛いやら取れないやらで大変な思いをする。
ゆえに、寝る前には絶対にコンタクトレンズを外す。

コンタクトケースを持っていないときは、何があっても意地になって家に帰って来て、コンタクトレンズを外して寝る。
逆に、コンタクトケースを持ち歩くときは、かなり邪な思惑で、泊まる気満々なわけである。
それくらい、いつになく舞い上がっていたのである。


しかし、やる気というのは往々にして空回りするものである。
山とみで何を何杯飲んだのか分からなくなってしまっており、もともと体調がよくなかったせいもあるのだろうが、店を出たときには完全に千鳥足だった。
自分で自分が千鳥足だと分かるんだから、どこからみても完全な酔っ払いだったのだろう。
このあたりから、実は記憶が断片的である。

ただし、酔っ払いにもかかわらず、時刻の確認だけは怠らなかった。
ちょうど0時くらいだった。この時刻は、僕が乗るべき最終列車はすでに出発した後である。
まっすぐ歩けないくせに、気持ちはホテル泊に一直線である。


先斗町を北に向かって歩き三条に出た。
池田屋事件の跡地を案内しようと思ったのだが、きちんと案内できたのかどうかも覚えていない。
次に覚えているのは、どこかの居酒屋で何かを飲んでいるシーンだ。

そして、できれば忘れてしまいたいのだが、ケロッピしてしまたことだけははっきりと覚えている。
消えてしまいたいと思った。

後は、タクシーを拾ったことを覚えてる。乗ったかどうか分からないのだけれど、気づいたら京都新阪急ホテルのフロントにいた。
当初の予定では、女の子の部屋にしけこもうとかたくらんでいたはずなのだが、
「深夜チェックインの6,000円のプランありますよね?」
とか、自主的に別の部屋取ってるし。
#23時以降に空室があれば6,000円で京都駅徒歩3分に泊まれます。

どうしてそこで、わざわざ別の部屋に泊まるのかと、自分を小1時間問い詰めたい。
問い詰めたいんだけどさ、いろいろあるじゃない。
ケロッピした情けなさとか、彼女に恋人がいると聞かされたプチショックとか、こんだけグデグデに酔っ払っていたらナニが役に勃たねーんじゃないかとか。

ていうか、話は単純で、彼女らは女ふたり旅だったので、さすがにレディの部屋に僕みたいなオッサンが乱入してはいけないよな、という常識的な判断が働いただけだけど。
京都来るならひとりで来いよ、と言いたかったとか、言わなくてよかったとか。

ラストチャンスで、女の子がひとりで僕の部屋に尋ねてくる(もしくは呼ぶ)という可能性もあったのかもしれないが、僕は洗面所でコンタクトレンズを外した後の記憶がない。

朝起きたら、息がものすごく酒臭かった。
いつもなら絶対に外す腕時計が付いたままだった。
ジャンバーとジーンズがありえない配置で脱ぎ捨てられていた。
断片的な前夜の醜態を思い出して、死にたくなった。
今日は生涯で3回目か4回目くらいの二日酔いだった。

なんだか最悪なんだけど。
でも、それだけめちゃめちゃになるくらい飲んだのは久しぶりで、ある意味爽快といえば爽快。
後先考えずに、バカみたいに遊んだのも久しぶりだし。

たのしからずや。


追記:
僕が二日酔いで苦しんでいる間、彼女らは金閣寺と銀閣寺に行ってきたそうです。
写真を送ってくれた。
金閣寺銀閣寺

コメント (2)

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